ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT 』featuring SPAM®囲み取材レポート

SPAMALOT20150216囲みオフィシャルOK

2012年、話題が話題を呼び大爆笑の中幕を閉じた、ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』。

2月16日(月)、待望の再演が幕を開けた。そして、開幕に先駆け、囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

 

同ミュージカルは、イギリスの代表的なコメディ・グループ“モンティ・パイソン”の映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』をブロードウェイミュージカル化した作品だ。本作は、アーサー王が、騎士団と共に聖杯を求めて旅をする様子が面白可笑しく描かれた、傑作ギャグミュージカルである。

 

囲み取材では、ユースケ・サンタマリア、平野綾、ムロツヨシ、松下優也、貴水博之、マギー、皆川猿時、池田成志、演出家の福田雄一が登壇。ボケ続けるユースケに対し、マギーや他のメンバーが、時にツッコミ、時に受け流しながら笑い溢れる和やかな雰囲気で進行した。

ユースケは、初日に関して、

「今のところは緊張してないですね。緊張するのは直前だと思うので、いつものように酒をあおってステージに飛び出していく」とコメントすると、マギーが「一滴も飲めないですけどね」と舞台さながらの鋭いツッコミを入れ、取材陣を沸かせた。さらに、ユースケは「当日ゲネがあると、実質2公演するようなもので、ゲネ後の初日公演の時には、すでにボロボロですよ!前日ゲネがありがたかったです…」と冗談を交えつつちょっとした不満を口にした。

 

その後、公演に対する意気込みを出演者それぞれが語った。

ムロは、「みんな歌って踊ってる楽しいミュージカルです。私も、初演の時より格段に歌のレベルが上がってますよ!」と話した。

 

そして、皆川が「プレッシャーを感じてます!」と発言すると、出演者から、「まったく見えないよ!」と総ツッコミが入った。

 

平野は「私はこの再演からの参加なので、皆さんに支えていただきつつ紅一点頑張っていけたらなと思います」と意気込んだが、福田から「パットは何枚入っているか言わなくていいの?」と振られると、焦りつつも「6枚です!」と明言。これにユースケが「本当は8枚です。最初12枚入れようとしていた」と口を挟むと、平野は「やめてください。ネットが荒れるので」とタジタジになり、会場は、この日一番の笑いに包まれた。

 

そして、改めて公演の見どころを聞かれたユースケは、

「ムロ君の歌ですかね…スパマロットの” 歌 ”はムロツヨシ!」と声高らかに宣言。

 

最後に本公演のPRを求められ、

ユースケは、「ここはPRのプロに!」と平野を指名し、福田も「アニメ声で!」とユースケの発言に便乗した。

そして、平野の「スパマロット観に来てね(アニメ声)」に続いて、全員が「待ってるよ~」と声を合わせ、何とも言えない空気に苦笑いを浮かべながら囲み取材を締めくくった。

 

 

ゲネプロレポートに続く…