世界を熱狂させたニナガワの代表作、新しい豪華キャストを得て17 年振りの上演
世界にただひとつだけの痛いほど美しいマクベス
―幾度となく世界で、日本で上演されてきたこの名作を
今年80 歳のNINAGAWA が挑む伝説の作品―
『NINAGAWA・マクベス』
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【演出】 蜷川幸雄
【作】 ウィリアム・シェイクスピア
2015 年9月7日(月)~10月3日(土)
Bunkamura シアターコクーン
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台詞と人物設定はそのままに、時代を日本の安土桃山時代に移し替え、
血塗られた野望と運命の悲劇をあざやかにうつし出す。
巨大な仏壇の中、現在・過去・未来が交錯する、
豪華絢爛・桜の森のNINAGAWAマクベス。
日本文化とシェイクスピアを結びつけ、その普遍性を鮮やかに示した、日本のシェイクスピア上演史に燦然と名を残す本作が満を持して上演される。NINAGAWAの幻の名作が復活する!!
シェイクスピア悲劇の代表作品であるこの作品に挑むのは、マクベス役に市村正親、マクベス夫人役に田中裕子。シェイクスピア史上、愛を超え、同志ともいえる間柄を結ぶ稀有な存在の二人を、日本を代表する役者の二人がどう表現するのか、期待が高まる。二人の共演はニナガワシェイクスピア「ペリクリーズ」以来、12年振り。
二人で殺人の罪を犯し、一国の頂点へと昇りつめ、そして、堕ちていく…。魔女の予言に惑わされ、向かっていく先に見たものは、夢かうつつか幻か、果たして何だったのだろうか・・・。
その他にNINAGAWAとは縁が深い役者が揃った。ストレートプレイからミュージカル、テレビドラマまで、縦横無尽に活躍している橋本さとし、「海辺のカフカ」カフカ少年役で舞台デビュー、最近、映像界での活躍が著しい柳楽優弥、蜷川作品には欠かせない重鎮 瑳川哲朗、そして蜷川シェイクスピアといえば、この人なしでは語れない 吉田鋼太郎。
これを観ない理由が見つからない。
・・・NINAGAWAマクベス 上演にあたってのコメント
演出 蜷川幸雄
この作品は、ヨーロッパデビューした作品で僕にとってとても印象深い作品です。
いつか再演をしたいと思っていたので嬉しいです。
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主演 市村正親
「リチャード三世」でニーナこと蜷川幸雄氏と初仕事。その三年後には「ハムレット」、そしてついに「NINAGAWAマクベス」。 驚き!そして歓喜!シェイクスピアが蜷川さんの為に書き下ろしたのではないかと思われる位の「マクベス」だから「NINAGAWAマクベス」と名がついたんだ。 その作品に稀有な女優田中裕子さんと共演、それも夫婦役。この奇跡と言える出会いを与えてくれた芝居の神様に、そしてお客様に最高の「マクベス」をお見せしたいと思っております。
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