「幻の城~戦国の美しき狂気~」制作発表レポート

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7月14日[火]アメスタ(東京・渋谷)にて、今秋上演される舞台「幻の城~戦国の美しき狂気~」の制作発表会が行われた。この日は、主演の鈴木拡樹を筆頭に、細貝圭、山本匠馬、新垣里沙、染谷俊之、風間由次郎、井深克彦、北代高士、寿里、石井智也、山崎樹範、今回テーマソングを担当することとなった天月-あまつき-、演出の大関真、座間隆司プロデューサーが出席。

 

豊臣と徳川による戦国最後の戦い“大坂夏の陣”を大胆な発想で描いた風野真知雄の長編歴史小説「幻の城 大坂夏の陣異聞」(祥伝社文庫刊)を原作とし、昨年大成功を収めた「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」待望の第二弾として上演される今回の作品。

制作発表会では、出演者それぞれが作品にかける思いを語った。今回主演を務める鈴木は、「シリーズ第二弾ということで期待されている部分もあるかと思いますが、“挑戦”という気持ちを持って取り組んでいきたいです」とコメント。細貝は、「早くカンパニーの皆さんと仲良くなって、成功させたいです。」と、熱く語った。また、今回シリーズ初参加となる新垣は「今回シリーズ初参加となりますが、しっかり頑張ります。また、男性が多い中ですが、負けないようについていきたいです!」と意気込みを語った。

 

今作はEXシアター六本木(東京・六本木)にて、10月9日[金]から18日[日]までの期間、全13公演上演される。

◆「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」とは
教科書には載らないような歴史上の出来事を興味深く面白くエンターテインメントとして表現するシリーズ企画。
◆歴史小説「幻の城 大坂夏の陣異聞」
~真田幸村が放った必勝の奇策とは!?密命を受け、根津甚八・海野六郎らは八丈島へと向かった!~
慶長十九年(一六一四)、徳川家康との戦さの気運が高まる中、豊臣方の武将が続々と大坂城へ入城していた。大坂の陣の幕開けである。だが真田幸村は、一抹の不安を覚えていた。大坂城には総大将にふさわしい器を備えた人物がいないのだ。「あの方しかいない」幸村は密かに根津甚八らを流人の島・八丈島に向かわせる!狂気の総大将を描く、もう一つの「大坂の陣」。

著者:風野真知雄(かぜのまちお)
一九五一年、福島県生まれ。九二年『黒牛と妖怪』で、第一七回歴史文学賞を受賞しデビュー。九七年『西郷盗撮』で、斬新な発想で歴史をとらえ、一躍、時代小説の旗手となる。また「妻は、くノ一」シリーズがNHKのBS時代劇の原作となり、好評を博している。主な著書に『水の城』、「喧嘩旗本 勝小吉事件帖」シリーズ、「占い同心 鬼堂民斎」シリーズ(以上、祥伝社文庫)、「耳袋秘帖」シリーズ、「大名やくざ」シリーズなど多数。

 

★「幻の城~戦国の美しき狂気~」鈴木拡樹&細貝 圭 インタビューはこちら!

【公演情報】

「幻の城~戦国の美しき狂気~」
公演日程・会場:2015/10/9[金]~18[日] 東京・EXシアター六本木

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