東京芸術劇場 プレイハウスにて好評上演されたミュージカル『100万回生きたねこ』がいよいよ金沢、大阪公演へ。
成河(そんは)、深田恭子、そしてイスラエルの演出家インバル・ピント、アブシャロム・ポラックによって彩られたまさに“飛び出す絵本”のような世界を体感して欲しい。
東京芸術劇場プレイハウスにて好評上演されたミュージカル『100万回生きたねこ』。世界中で愛され続けるロングセラーの絵本の世界をイスラエルの演出家ユニット・インバル・ピント&アブシャロム・ポラックの手により歌とダンスを融合させた“幻想的な世界”を生み出している。「こういう舞台もあるのね」「新しい世界に出会えた」「ラストが泣ける」とその世界に魅了され2度、3度と劇場に足を運ぶ人も。
「台詞で物語を説明するような作品ではなくて、逆に台詞が少なくて、動きで全ての感情を表現しなければならないので本当に大変です。自分は身体表現と音声表現では身体を使って表現する方が得意だと思っていましたが全然違いましたね(笑)。言葉を封印した状態で同じことを身体で表現する難しさを痛感しました。台詞が多い方が芝居はやりやすいんだなとあらためて実感しました(笑)」と成河(そんは)。
舞台を観た方はそれぞれのシーンが目に浮かぶと思うが、感情を表現するその動きはコンテンポラリーダンスを軸にした繊細かつ大胆なパフォーマンスで構成。歌と芝居が融合した独特の表現だからこそ“猫の世界”そして“時を越えて蘇る”という異空間を見事に作り上げている。俊敏かつしなやかに動く成河(そんは)だが、ここに至るまでには長い時間をかけてレッスンを行ってきた努力がある。
「この役が決まってからすぐ、稽古が始まるまでの約半年間はコンテンポラリーダンスの基礎的なレッスンをコツコツ始めていました。普通のダンスとは違って音の拍子に合わせてリズムを取るわけじゃなく、体を縦横無尽に使って内面にある感性というか感情表現と直結させなければならなくて。本当に初めての経験でしたし、未知との遭遇でした(笑)。でもレッスンして下さる先生が僕のこと、そして深田恭子さんはもちろんキャストのことをとても理解してくれて、僕らしい部分、僕だからできることをいろんな角度から模索して下さって。本当に素晴らしいチームに巡り合うことができて幸せです。」(成河・そんは)
100万回生まれ変わり、100万人の人と暮らしてきたにも関わらず一度も飼い主を好きになることが無かったとらねこが、のらねこになって初めて出会った白いねこと家族になり、ずっと一緒に過ごしたいと思うようになる。年月を重ね、白いねこが死んでしまった時とらねこもそこから生まれ変わることはなかった――。
東京公演も大好評のうちに終演。そしていよいよ9月には金沢公演、10月には大阪・シアターBRAVA !が控えている。成河(そんは)そして深田恭子渾身の「100万回生きたねこ」をまだ観ていないという方、もう一度観たいという方はこの貴重なチャンスを逃さないようチェックを!(当日券情報はオフィシャルサイトで確認を)
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【公演情報】
ミュージカル「100万回生きたねこ」
日程・会場:
2015/8/15[土] ~30[日] 東京芸術劇場 プレイハウス※公演終了
2015/9/4[金] 本多の森ホール
2015/10/2[金]~4[日] シアターBRAVA !
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