新橋演舞場にて好評上演中の『舟木一夫特別公演』通算15回目となる座長公演となる今回は、幕末の英雄・勝海舟の父・勝小吉をモチーフにした『―巷談・勝小吉―気ままにてござ候』、第二部は「高校三年生」などの大ヒット曲を中心にした『シアターコンサート』を上演する。
第一部の新作芝居「気ままにてござ候」について「去年上演した『―天一坊秘聞―「八百万石に挑む男」』のいわゆる型物とは真裏の芝居ですね。(何でもありだから)気をつけないといけない。コメディでもないし、ヤクザ物でもない、侍として見せないといけないですから。」と語り、その内容にも「最初、斎藤さん(脚本家)から渡された台本は、150ページくらい。それを110ページまで削ぎ落とした。それだけに中身がつまった納得のいくものになっている。」と自信を覗かせた。
また、初共演となる水谷八重子の事を「とにかく声がすばらしい。一言、二言喋っても魅力的な声。最近はそこまでの魅力的な声の人には、なかなかお目にかかれない。」と絶賛した。
第二部のシアターコンサートの構成について聞くと「(コンサートの時間は)一時間くらいしかない。あれ唄って、これ唄ってと考えるとそんなには変えられないよね。(笑)」と大ヒット曲を堪能できることは間違いなさそう。コンサートは昼夜で構成が変わるほか、おなじみの企画「みんなde舟木」や、舟木一夫バースデースペシャルイベントなども予定されているのでお楽しみに!
公演は、12/23(水・祝)まで行われる。
新橋演舞場12月公演 松竹創業120周年
『舟木一夫特別公演』
一、『―巷談・勝小吉―気ままにてござ候』
二、『シアターコンサート』
出演:舟木一夫 水谷八重子 林与一 英太郎 葉山葉子 曽我廼家文童 ほか
日程・会場:12/1~23◎新橋演舞場
料金(税込):一等席13,000円 二等席8,500円 三階A席4,500円 三階B席3,000円 桟敷席14,000円