©nilz boehme
ただいま渋谷・東急シアターオーブにて上演中の、ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」のバックステージに潜入しました!
普段は見ることのできない舞台の裏側をレポートいたします!
まずこちらがバックステージへの入り口、グリーンルーム!
舞台のセットは鉄製とアルミ製があり、こちらはアルミのセット!
電源のように地元で供給するもの以外、ほとんどのものはツアーで持ってきているそうですよ!
こちらはキュー出しのオートメーション。
その他、音響設備もこちらに集約されており、役者1人1人がここにマイクを取りにきます。
ちなみに・・・マイクはこんなに小さいのです!
日本は電源の形式が海外と異なるため、変換ボックスが必要だったり、
マイクの周波数を合わせたり、公演前の準備も相当大変だったみたいですよ・・!
続いては小道具!
こちらのフェンスは4人掛かりで舞台に出していて、運んでいる人が見えないようにセットするのが大変みたいですよ!
ジュークボックス
ドックの店のバー!
細かい小道具は、このテーブルに並べられます!!
こちらは効果音を出す機械。
国に銃を持ち込むのが難しくなり、録音に切り替えたそうです。こんなところにも世界情勢の影響が出てくるのですね・・・
続いては衣装!
衣装は270着以上あり、全部で138ケース分にもなるそうです!
マリアの白いドレス!
「アメリカ」のドレス
シャークス!
ジェッツ!
セットの下に潜入!
この床にもこだわりが!
ただし今回はセットもかなりの重量のため、ダンサーが踊りやすく、かつセットの重量に耐えられる床を選定したそうです!
この床もセットと一緒にツアーを回っていると考えると、なんだか感慨深いですね・・・!
こちらは舞台の様子。
「ウエスト・サイド・ストーリー」のカンパニーメンバーは全部で70人
そこに現地の人が40人~60人加わって設営します。劇場の東急シアターオーブは、エレベーターで13Fまですべてを運ぶため、特に苦労したそうですよ・・!
※最後にオーケストラピットをチラ見せ!
縦からだと・・・劇場での生演奏も、ミュージカルの醍醐味ですね!!
以上、バックステージレポートでした!
少しでも舞台の裏側が伝わっていれば幸いです。
ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」はいよいよ今月30日(日)まで!
本場の圧倒的な迫力とクオリティーをぜひ劇場でお楽しみください!
【公演情報】
ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」
日程:2017/7/12(水)~30(日)
会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
料金(税込):S席¥13,000 A席¥11,000 B席¥9,000
※未就学児入場不可
※生演奏・英語上演・日本語字幕あり
原案:ジェローム・ロビンス
脚本:アーサー・ロレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
オリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス
音楽監督・指揮:ドナルド・ウイング・チャン
演出・振付:ジョーイ・マクニーリー