★いよいよ明日、博多座で開幕!『二月花形歌舞伎』★
中村勘九郎・中村七之助・尾上松也ほか、豪華メンバー勢揃い!
熱気に満ち溢れた“お練り”を直撃!
福岡市の川端商店街が5,000人の熱気にあふれた。明日から始まる博多座『二月花形歌舞伎』の公演に先立ち、1月29日、出演俳優によるお練りが行われた。今回は中村勘九郎、中村七之助、尾上松也ら、花形といわれる若手が中心で、その脇を中村扇雀や市川門之助といったベテランの布陣が固める。
スタート地点の櫛田神社前にスーツ姿の10人が現れると、商店街は歓声に一気に包まれた。時折、花吹雪が舞う中、観客の声援に笑顔で答えながら歩く姿はさながら花道のよう。特に中村勘九郎・七之助は5年ぶり、松也は3年ぶりの博多座とあって、「待ってました!」というファンの声にもいつも以上の熱がこもっていた。
そして、博多座前に到着した一行は、正面玄関で挨拶を行った。
中村勘九郎「5年ぶりに博多座に出演します。若手を中心にして扇雀さん、門之助さんという先輩に引き締めていただきながら、熱い、熱い舞台を毎日、繰り広げたいと思いますので、ぜひ劇場へお足を御運びください」
中村七之助「この大好きな博多座に5年ぶりに来ることができました。ずっとずっと博多座に出たいと申しておりました。その5年分のストレスを一気に、この2月ではきだして、寒い博多をあったかくして帰りたいと思います」
尾上松也「博多座が大好きで、今年は秋にも戻って来られます。今年はいい1年になりそうですが、まずは2月をこの座組のメンバーと熱くお送りします。みなさんから今日いただいた情熱に負けないよう、思いきり舞台を勤めます」
市川門之助「寒い毎日ですが、熱い舞台をご覧に入れることができると思います。皆様方、お友達をお誘いになりまして、一度ならず、二度三度、何度でも起こしいただければ幸いにございます」
中村扇雀「ここに揃っている博多座に出ている歌舞伎役者は、選び抜かれて博多にやってきました。少人数ですけど最高の歌舞伎をお見せしますので、ぜひ劇場に足を御運びください。よろしくお願いいたします」
最後は中村勘九郎による博多手一本で、締めくくった。
歌舞伎界を牽引する若いながらも実力のある役者が揃う、2月の博多座。フレッシュなエネルギーがほとばしる、またとない舞台をお見逃しなく!
気になる本公演のチケットは、ただいまローソンチケットにて発売中。良いお席はお早目に!
取材・文=山本陽子
<公演情報>
『二月花形歌舞伎』
<発売中>
【公演日時】2/2(金)~25(日) 昼の部11:00/夜の部16:00
※2/10(土)・11(日)の夜の部は貸切公演
【会場】博多座
【料金】A席15,000円 B席9,000円 C席5,000円 ※特B席の取扱いなし
【Lコード】<昼の部>85607 <夜の部>85608
【出演】中村勘九郎、中村七之助、尾上松也
坂東新悟、中村児太郎、中村橋之助、中村福之助、 中村鶴松、
市川門之助、片岡亀蔵、中村扇雀
【演目】<昼の部>『磯異人館』、『お染の七役』
<夜の部>義経千本桜『渡海屋・大物浦』、『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ) 』