
3/10(月)~4/17(木)に東京・シアタークリエで開幕するミュージカル『ボニー&クライド』。開幕に先立ち製作会見が行われた。
登壇したのは柿澤勇人、矢崎広、桜井玲香、海乃美月と、本作の上演台本・演出を務める瀬戸山美咲。まず初めにWキャスト4名で2曲の歌唱を披露した。
歌唱披露
披露楽曲「ピクチャー・ショー」「残すのさ名前を」






質疑応答
まず演出の瀬戸山は「映画の「俺たちに明日はない」が本当に大好きでした。 物語の乾いた雰囲気だったり、ボニーとクライドの 焦燥感のある刹那的な生き方というものにすごく惹かれるものがあったので、このお話をいただいた時はとても嬉しかったです。」と喜びを語り「ミュージカル版では現実や映画とはまた違った、夢と現実のコントラストを色濃く描かれています」「疾走感のある、エネルギーに満ちた作品にしたいと思っています。」と意気込みを語った。
続いて主演の柿澤は「疾走感あるストーリーで、抜け出したい、飛び出したい、世の中をひっくり返したい、と爆発力のあるクライドとポーニーを中心に、カンパニー一同で素敵な作品に仕上げようと努力しています。期待していてください!」と話し、
Wキャストの矢崎は「「ボニー&クライド」という2人のドラマに全力で皆でぶつかって稽古している毎日です」「今日は取材の他に、潜入捜査(抽選で選ばれた一般のオーディエンス)のみなさまもいて。史実のボニーとクライドは沢山の方に応援してもらった2人なので、ぜひ今日はたくさんの同士になっていただき、ここから色々広めてもらい、この作品も沢山の方に応援していただけるようなミュージカルになっていければいいなと思います。」と史実の2人になぞらえて作品をアピールした。


作品のヒロインを務める桜井は「歌唱披露では初披露だったのですごく緊張しました。 聴いていただいたようにとても疾走感がある作品になっています。」「ボニーとクライドは、世界中で熱狂的なファンが沢山いるカップルですので、見に来てくださった皆様にもこのカップルの大ファンになってもらえるような、2人を演じられたらいいなと思っております。よろしくお願いします。」と意欲的に話した。
そして桜井とWキャストと務め、宝塚歌劇団を卒業して最初の作品参加となる海乃は「この作品が宝塚を卒業して初めての作品になるんですけれども、皆様とっても温かいカンパニーで、毎日エネルギッシュな稽古をさせていただいております。」 と笑顔で話し「『ボニー&クライド』は、世界恐慌の時代にアンチヒーローとして有名になった2人の作品ですが、私は愛と信念が混ざり合い、進みきった2人の人生の話だと感じています。ですので私も全力でボニーの人生を生き抜きたいなと思いますし、他のキャストの皆様もとっても魅力的な方々が沢山いらっしゃるので、楽しみにお客様に見に来ていただけたら嬉しいなと思います。」と力強く語った。


ミュージカル『ボニー&クライド』PV
本作は3/10(月)~4/17(木)に東京・シアタークリエで開幕し、大阪・森ノ宮ピロティホール、福岡・博多座、愛知・東海市芸術劇場 大ホールと全国ツアーで上演される。世界中で愛された2人の物語をぜひ劇場で体感してほしい。