ミュージカル『ヒーロー』初日前囲み取材の様子をお届け!

「October Sky」のミュージカル化を手掛けたコンビが贈る、心温まる感動のオリジナルミュージカル『HERO』。いよいよ明日、シアタークリエで開幕する。
開幕に先立ち行われた囲み取材では主演の有澤樟太郎とヒロインの山下リオ、青山なぎさが登壇。

意気込みを聞かれた有澤は「場当たり、リハーサルを全て終えてゲネプロ前ですがやっと実感が湧いてきました。緊張しているのですが稽古場でしっかり稽古場出来ました。」率直な思いを口にし、「ミルウォーキーの話なので、あまり馴染みが無いことも多かったのですが、稽古場で(演出・上田)一豪さんは、言葉や体を使って全身全霊で伝えてくれて、不安だったところも楽しみに変えていただきました。」「何よりも沢山の方に観ていただきたい作品に仕上がりました。ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。」と自信を見せた。

続く山下は「ミュージカルは3度目の出演になりますが、今まではファンタジーが多く、等身大の作品は今回が初めてだったので、難しいと感じる部分が多かったです。ですが稽古場で一豪さんがいい雰囲気を作ってくださり、稽古場期間の2か月があっという間でした。」「良い作品になりますので、とにかく楽しみつつ頑張ります!」と意欲を見せた。
そして青山は「今回が初ヒロインだったので、最初は緊張でガチガチでした。ですがカンパニーのみなさまが優しくて、積極的に話しかけてくださり、一豪さんも面白い動きをしながら教えてくださったので、心がほぐれて楽しく稽古する事が出来ました」と稽古場でのエピソードを語った。

また青山から「横に並ぶと分かるのですが、わたし身長が足りなくて…(笑)」と高身長のキャストが揃った事に触れ「身長大丈夫かなと思っていたら、稽古場で有澤さんに”ちっちゃいね、ちっちゃいね!”と毎回のように…」「あ~良くないなそれ(有澤)」「言っちゃったか~(山下)」「いじっていただいたんです!(青山)」と報道陣の笑いを誘い、エピソードからカンパニーの仲の良さが伝わる。

囲み取材の最後に主演の有澤から「本当に自信作になりました。個性的なキャラクターも多いですが、みんな自然体で、役として生きていけるように稽古を重ねてきました。」「前に進みたくても進めない方もいると思いますが、観ていただいたら前向きになれる作品です。ぜひ沢山のご来場をお待ちしております。」とお客様へメッセージを届けた。

本作は2月6日(木)~3月2日(日)まで、東京・シアタークリエにて上演される。過去にトラウマを持ちながらアメコミ漫画を目指す主人公のヒーローが、周囲の人々との別れや交流を通して奇跡に気づいていく、心に響くハートウォーミングなオリジナルミュージカル。ぜひ劇場でご覧いただきたい。