ミュージカル『ジキル&ハイド』製作発表レポート

左より)山田和也、Dream Ami、真彩希帆、柿澤勇人、佐藤隆紀、和希そら、唯月ふうか

2001年の日本初演以来、上演を重ねてきたミュージカル『ジキル&ハイド』。この度、新演出版で2026年3月に東京・東京国際フォーラム ホールCにて再演決定!公演に先立ち、1月12日(月・祝)に劇中楽曲披露を含む製作発表イベントが行われた。3月29日(日)の東京千穐楽を迎えた後は、大阪、福岡、愛知、山形公演と、全国ツアーを予定している。

2026年3月、新演出版で再演決定!
柿澤勇人、闇の境地へ×佐藤隆紀、狂気覚醒!

本イベントでは、演出の山田和也をはじめ、柿澤勇人、佐藤隆紀、真彩希帆、和希そら、Dream Ami、唯月ふうかの計7名が登壇。柿澤勇人、佐藤隆紀のジキル役2名による「時が来た」が製作発表特別バージョンで披露され、それぞれが本作への思いを語った。

〈披露曲〉
♪「時が来た」
歌唱:柿澤勇人、佐藤隆紀

会見コメント

演出:山田和也
自分でもびっくりしているのですが、2001年の初演から25年本作の演出を続けていました。感覚としては全然そんなことはなく、4~5年前に始めたような感覚です。
この作品がなぜ人気があるかという一番の理由は、音楽が圧倒的に力を持っていることで、そして“官能的”であるという表現がぴったりだと感じています。どの瞬間の音楽もすごく力があり、この音楽が作り手やキャストの皆さん、お客様をどこかへ連れていくのかなと思います。また、崇高な目的で始まった実験が暴走して悲劇的な結末を迎えるという、ドラマティックなストーリーであったり、愛情・信頼・友情という美しいものが織り込まれていたり、世の中の腐敗や権力者の横柄さなどもあり、人生の清濁が全て入っている作品だと思います。なので、ご覧いただく方それぞれにとって、どこか必ず引っかかるような奥深い作品だなと感じています。
日本で9度目になる『ジキル&ハイド』です。また新しく生まれ変わりますので、ぜひ劇場に足をお運びください。

ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド(Wキャスト):柿澤勇人
前回、1人の人物ではありますがある意味で二役やるということもあり、体力的にも精神的にも、そして喉もギリギリの状態で千穐楽までなんとか終えて生還した思い出があります。
今回の上演が決まった際には、またあの大変な日々が始まるのかと思いました(苦笑)。
ですが、表現できる幅が深く大きい作品だと思うので、役者として再びトライできる喜びと幸せも感じています。
前回よりも少し余裕を持ちたいなとは思いますが、おそらく無理で…それくらい楽には臨めない役だと思っています。ですので、シュガー(佐藤隆紀)さん、新しいカンパニーの皆さんと共に心して稽古をして、切磋琢磨頑張ります。
この作品は諸先輩方が紡いできた名作ですが、今回から新演出版になるとのことで、演出の山田和也さんのもと、魅力的で新しい『ジキル&ハイド』として生まれ変わります。それがこのメンバーでなら出来ると思っています。
ぜひお楽しみに開幕をお待ちいただけたらと思います。

ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド(Wキャスト):佐藤隆紀(LE VELVETS)
ミュージカル作品に出演するようになり、今年で11年目になるのですが、たくさん成長させていただきました。その中でミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役を演じた際に、この後やってみたい役はあるかなと自分の中に浮かんだのがジキル/ハイド役でした。そして、いつかこの役をやりたいと思ってから、様々なイベントやコンサートで「時が来た」を歌ってアピールしてきました。その願いが叶ったということで、まさに今“時が来た”という想いでいっぱいです。二面性のある役というのを、優しく穏やかだと思われがちなシュガーが、どれだけしょっぱく、苦っぽく演じられるのかをぜひ観ていただきたいなと思います。
お客様に「本当に感動した、歴史に残る作品を観た」と思っていただけるような舞台をお届けいたします。東京だけでなく、全国各地ツアーをまわりますので、皆さまぜひ劇場に足を運んでいただきたいと思います。

ルーシー・ハリス(Wキャスト):真彩希帆
今回再びルーシーの音楽に触れて、ミュージカル『ジキル&ハイド』という世界の中でどのようなことを私自身が思うのかなというのを楽しみに稽古をしていきたいと思います。
出産などを経験したことにより、色々な考え方が変わり、新たなものを受け取ることができるのかなとも思いますので、ぜひお客様も楽しみに劇場へいらしていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ルーシー・ハリス(Wキャスト):和希そら
このような重厚感のある、クラシカルな世界観が私自身大好きで。ダークな世界の中でうごめく人間模様や心情の変化などを観るのも好きですが、やはり演じることはもっと好きなので、この作品が決まった時は本当に嬉しかったです。ルーシー役はいつか挑戦してみたいと思う役の一つでしたので、今回こうして新たに『ジキル&ハイド』の世界に携わることが出来ることを光栄に思っております。
今まで数回歌稽古をしたのですが、再演を重ねてきた中で、スタッフの皆さまもずっと携わってこられた方が多く、これまで上演されてきた際のお話をお聞きした時に、美しい伝統のようなものがある作品だなと感じました。その中で自分のルーシーを見つけ、全身全霊で生き、お客様に素敵な時間をお届けできますように精進を重ねてまいりたいと思います。

エマ・カルー(Wキャスト):Dream Ami
同じ役を二度やらせていただくことが初めてなので、2回目はどのようになるのだろう、どう感じるのだろう、どこまで自分ができるのだろうと、すごく不安もありますが、楽しみでワクワクしています。前回はグランドミュージカル初出演だったので、全てが初めての経験で全ての瞬間に「こんな感じなんだ!大丈夫かな?」とずっと緊張しており、緊張が解けたのはツアー公演くらいでした。前回の山形公演の時にキャストの皆さんとプリクラを撮っていて、その頃にやっと緊張が解けていました。今回はこのメンバー全員で東京公演中に撮りに行きましょう(笑)。今回は二度目ということで、早く緊張をほぐしつつ、これから本格的に始まる稽古を皆さんと和気あいあいと一緒に楽しみながら、よりパワーアップした『ジキル&ハイド』をお届け出来るように頑張りたいなと思います。ぜひ皆さま劇場にお越しください。

エマ・カルー(Wキャスト):唯月ふうか
以前よりこの『ジキル&ハイド』という作品を認識しており、いつか自分も演じたいと思っていたのですが、ずっと自分にはまだ早いのではないかと感じ、なかなか口に出して言えずにいました。ですが、やっとこの夢が叶い、歴史ある多くの方から愛されているこの作品に、自分が出演できることが本当に嬉しかったです。そして、嬉しさ半面しっかり責任を持ってこの世界に飛び込んでいきたいという身の引き締まる気持ちでいっぱいです。
エマ役の楽曲は美しい音色で綺麗な高音を響かせる曲が多いので、ちゃんとお届けできるように稽古をしていきたいと思いますし、自分らしいエマ像を見つけられたらと思います。
色々な先輩方が演じてきたエマ役をしっかり皆さまにお届け出来るように、先輩の背中についていけるように、そして私もプリクラのメンバーに入れるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

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