2016年日本初演時、小池徹平 / 三浦春馬 のダブル主演で全日完売、連日スタンディングオーベーション!
日本中を熱狂の渦に巻き込んだブロードウェイミュージカルが、2019年春、再び帰ってくる!!
2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞(ビリー・ポーター:ローラ役)、オリジナル楽曲賞(シンディ・ローパー)、振付賞(ジェリー・ミッチェル)、編曲賞、衣装デザイン賞の6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」。
本作は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた2005 年に公開された同名イギリス映画をミュージカル化。シンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、今もなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品です。
日本では、2016年に初演。音楽・演出・振付はブロードウェイ版そのままに、主演に小池徹平・三浦春馬を迎えました。全日、即日完売、連日大盛り上がりで、スタンディングオべーションの嵐!日本中を熱狂の渦へと巻きこみました。本作で小池徹平は、チャーリー・プライス役で第42回 菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞。また、三浦春馬は、ドラァグクイーンのローラ役で第24回 読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞。そして2019年、再び小池徹平・三浦春馬の強力タッグが実現!他、主要キャスト続投で再演致します。
経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役を小池徹平、ドラァグクイーンのローラ役は三浦春馬が演じます。共演者には、初演に続き靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、 チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢が、工場長ジョージ役をひのあらたが演じます。
キャストそれぞれがパワーアップし再集結する本作。歌唱力に踊りと様々なエンターテインメントで観客を魅了し、見たこともない世界へ引き込むこと間違いなし!!困難な中でも自分らしく生きることの大切さを教えてくれる、笑いと感動に溢れたブロードウェイミュージカルの最高傑作、日本版「Kinky Boots」が2019年再び大旋風を巻き起こします!!どうぞご期待ください!!
今回公開となったヴィジュアルは、スーツ姿の初演時の公演ヴィジュアルとは異なり、実際に舞台のクライマックスでの衣裳を着用。
2年ぶりに小池は“チャーリー”に、三浦はドラッグクイーンの“ローラ”へと変身しました。
カメラマンはファッション誌のカバーや広告などを手掛け、多くの女優やアーティストに支持されている写真家の下村一喜氏。
そしてクリエイティブ・コンサルタントとしてディーン・フジオカ等のスタイリングを手掛けるカワダイソン氏といったファッション界でも超一流のスタッフが参加致しました。
小池は赤いブーツと共に撮影、下村氏のディレクションによってまるでファッション誌の表紙のようなスタイリッシュなヴィジュアルが完成しました。そして三浦の“ローラ”に関しても下村氏とカワダ氏による “本物”のドラァグクイーンを追及したメイク監修が行われ、細かなポージングのディレクションによって、よりリアルで美しくパワーアップしたローラのヴィジュアルが完成しました。
【キャストコメント】
<チャーリー役・小池徹平>
─初演時の感想は?
初演時はとにかく必死でした。チャーリーもローラも別のパワーではありますが、とてもエネルギッシュな役なので。大変な役でしたが、楽しく、そしてやりがいもありました。初演時は、お客様の盛り上がりが素晴らしくて、ラストでは一緒に立って踊ったりしてくださって、今回の再演も同じ景色が見えるのかなと楽しみです。初演が終わってしまう頃から、もし再演があるなら絶対やりたいと思っていましたので、再演をやると聞いたときは嬉しかったです。ヴィジュアル撮影で、久しぶりに春馬くんのローラに会って、ついに帰ってきたなと。
今でも、「キンキーブーツ」のナンバー聞くと、ひとりでに歌ってしまうし、勝手に体が動いてしまいます(笑)
─「キンキーブーツ」の作品としての魅力は?
まずは見た目。「キンキーブーツ」は映像で見るのと生で観るのでは、全然違うと思います。
実際にローラがブーツを履いた時のインパクトは、会場でしか味わえないこと。そんなローラの姿は皆、目に焼き付けてほしいので、ぜひ劇場まで観に来てください!
<ローラ役・三浦春馬>
─ヴィジュアル撮影でローラに再び扮した感想は?
一言につきます。めちゃくちゃ嬉しい!!
─初演時の感想は?
ローラは、台風の目にならなきゃいけないと稽古中教えていただき、チャーリーは、この作品の完全なる屋台骨だから、いつでもみんなの中心になり、皆を支え続けなければならない。そういうキャラクターなので、ストーリー上だけでなく、楽屋裏でもそういう関係性は、お互い自然とやろうやろうとしていました。当時、(小池さんに)たくさん助けられました。
─「キンキーブーツ」の作品としての魅力は?
「キンキーブーツ」の音楽は、まだ観たことがない方も聞いたことがない方も、絶対刺さるナンバーだし、ストーリーも老若男女絶対に好きになってくれると思います。作品のテーマは、皆、馴染みのあることで、「受け入れることの大切さ」。その奥深さを、すごくストレートに教えてくれる作品です。劇場に来て、観て頂くのが一番伝わると思いますので、ぜひ観て頂きたいですね。
<ローレン役・ソニン>
2016年公演 舞台写真
─初演時の感想は?また、再演が決まったときの率直なお気持ちもお聞かせください。
B’wayを観た時からやりたかった役と作品で、オーディション受けてのプロセスもあり、とにかく参加できる喜びで心満ちていました。実際舞台立ってみては更にこの作品の良さを噛み締める毎日でした。
再演を必ずやるだろうと、やらねばならんと初演時から強く感じていたので歓天喜地でございます。
─「キンキーブーツ」の作品としての魅力は?
全ての役柄が個々に育ちと立場とプライドがある中で、最後には全役が救われる。それを観てお客様もそして、演じている役者も心が救われてとてもハッピーになる、なかなかない特殊な魔法を持った作品だと思います。それをシンディ・ローパーのポップな曲が絶妙に持ち上げて運んでくれる。近年B’wayの絶品ミュージカル。
<ニコラ役・玉置成実>
2016年公演 舞台写真
─初演時の感想は?また、再演が決まったときの率直なお気持ちもお聞かせください。
まさか自分がこの作品に出演できるなんて夢のようでした。そして素晴らしいカンパニーの皆さんと作り上げ、素敵なお客様にご観劇頂けて毎日幸せでした。
そして再演!まさかまたあの世界にニコラとして生きられるなんて…これもまた夢のようです。さらにパワーアップした日本版KinkyBootsをお届けできるよう頑張ります!
─「キンキーブーツ」の作品としての魅力は?
人が抱える様々な葛藤が、それぞれの人物でしっかりと描かれていて、そして夢を掴んでいく姿がとても魅力的です。
シンディの楽曲がこの作品をさらに素敵に彩っている所も魅力です!
あとは…皆のブーツ姿!!
<ドン役・勝矢>
2016年公演 舞台写真
─初演時の感想は?また、再演が決まったときの率直なお気持ちもお聞かせください。
初演の時はワケもわからず始まって、気がついたら「キンキーブーツ」のパワーに巻き込まれてて、お客様の前に出たらさらにパワーアップして、そこからはスーパーパーティーですね。
でも楽しい瞬間に深みを出すシーンもあるし、その奥に隠れてる深みがはじける時の助走のような、あれ、も〜う決められた文字数じゃ語れないですね。
再演が決まった時は、「最高だぜ〜」って思いました。
─「キンキーブーツ」の作品としての魅力は?
この作品はめまぐるしく変わる素晴らしいセットの転換、衣装やメイクの対比や美しさ、シンディ・ローパーの心を掴まれる楽曲、芝居の心地よいテンポと感情の流れ、まだまだありますが色々な意味で総合芸術として素晴らしいと思います。
でも1番はお客様と一緒に盛り上がれる作品だって事ですね
皆さん、また一緒に盛り上がりましょう!
<ジョージ役・ひのあらた>
2016年公演 舞台写真
─初演時の感想は?また、再演が決まったときの率直なお気持ちもお聞かせください。
再演の朗報は電車の中、マネージャーさんからのメールでした。「キター!!キンキーブーーーーツ!!!!」と、ガッツポーズ(人は嬉しいと確かにガッツポーズをする事もある。)、声はかろうじて出しませんでしたが、無言のガッツポーズもそれなりに目立ったようでした。(^^)
2年前の日本初演、最高のスタッフ陣と、最高の共演者、何より最高のお客さまに恵まれ、千穐楽まで駆け抜ける事が叶いました。そして待望の再演!!より深くジョージさんを理解し、Price and Sonを、キンキーブーツを盛り立てていきたいです。
─「キンキーブーツ」の作品としての魅力は?
多様性を認め他者を受け入れる大切さ、「自分が変われば世界が変わる」というシンプルで大切なキーワードを、シンディ・ローパーさんの最高にハッピーでパワフルな楽曲と、演出・振付のジェリー・ミッチェルさんをはじめとする世界最高峰のスタッフが心を込めて紡いでくれた、観る側も演じる側も、みんながハッピーになる最高のミュージカルです!!さぁ、Everybody Say Yeah!!
【ストーリー】
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先に父親が急死、
工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。
型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…