ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」日本キャスト版Season1ついに開幕!

ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」日本キャスト版Season1
IHIステージアラウンド東京でついに開幕!!

世界中で再演を重ねているミュージカルの⾦字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season1がIHI ステージアラウンド東京(豊洲)で開幕した。主役のトニーを演じる宮野真守は11月6日に、ダブルキャストで同じく主役のトニーを演じる蒼井翔太は11月8日に、それぞれ初日を迎え、万雷の拍⼿を浴びた。今月から2020年5月まで7ヶ月にわたるロングラン公演を3シーズンに分けて上演する本公演。そのトップバッターとなったSeason1 キャストたちは、演出のデイヴィッド・セイントをはじめとするアメリカスタッフたちとステージアラウンドバージョン「ウエスト・サイド・ストーリー」を創り上げてきた。始まった公演では運命の⼈に会えた喜び、⼤切な⼈への想い、社会で⽣きる切なさややるせなさといった様々な感情を抱えた登場⼈物たちを⽣き⽣きと演じ、客席では涙をおさえきれない⼈も。全く新しい「ウエスト・サイド・ストーリー」を⾒に、ぜひ劇場へ⾜をお運びください!

 

【トニー役・宮野真守コメント(W キャスト)】
本当に素晴らしいカンパニーと出会えたなと感じています。みんなのエネルギーや⼒がすごくて、こんなにいい初⽇を迎えられることができて満⾜していますし、お客様が⼊ってくださったことによって本当にこの作品が完成したなと、舞台上でも感じました。素晴らしい「ウエスト・サイド・ストーリー」になったんじゃないかなと思っています。この作品に携わることになった当初はブロードウェイ・ミュージカルやその最⾼峰の「ウエスト・サイド・ストーリー」に対してプレッシャーがあって、このチャンスはありがたいけれど⾃分がそれを表現できるのか、未知数で怖かったんです。でもカンパニーに恵まれて、⼀緒に演じてくれる仲間やスタッフの皆さん、演出部の皆さんが「ウエスト・サイド・ストーリー」というものがどういうものなのか、成り⽴ちや意味合いや⽂化を、稽古のときから僕に根付かせてくれたんです。今は最初に持っていた悩みが全くなくて。ですからこの作品のどこを⾒てほしいかと聞かれたら、僕⾃⾝が本当にトニーとして迷いなくそこに存在しているんだ、という部分ですね。まだまだ課題はたくさんありますが、こういう思いでステージに⽴てているのはうれしい発⾒です。確実に今までに⾒たことのない宮野真守だと⾃分でも実感しているので、ぜひそんな僕に会いに来てほしいなと思います。きっとびっくりするんじゃないかな。ぜひこの感動を⼀緒に味わってほしいです。


【トニー役・蒼井翔太コメント(W キャスト)】

これまで60年以上紡がれてきた⼤きな作品を、皆さんの前でやっとお披露⽬できたなと感じています。出演者そして⾒る⽅、みなさんの運命が変わる作品だと思うんです。この作品を広めていくんだという決意が今⽇⼀⼈⼀⼈からにじみ出ていて、それをみなさんに⾒ていただけて、いい初⽇だったなと思います。視覚的にセットもものすごくて、僕たちセットに負けないようにやってるんですよ(笑)その中で⾃分たちの役、その⼈を⽣きているんだというところをみなさんに⾒ていただきたいですね。もちろん曲も演奏も、素晴らしいものがいっぱい詰め込まれているので、僕たちがもっともっと輝かせてみなさんの⼼に訴えかけていきたいです。今までに演じてこなかった役なので、そこは新しい蒼井翔太としての幅ももしかしたら感じていただけるかもしれません。⾒てくださった⽅から「蒼井くんが演じているとは思わなかった。そこにトニーがいると思った」と⾔っていただけたことがすごく嬉しくて。僕の⽬標としている“トニーとして⽣きる”という、それが実⾏できているならそれほど幸せなことはないなと思います。現代にもつながっている様々な問題を僕たちも役を通して命がけで演じていますので、この作品を通じて訴えかけたいメッセージをぜひ感じていただけたら嬉しいです。僕たちも最後の⽇まで伝え続けていくことを誓います。歌もダンスもお芝居も最⾼のミュージカルなので、ぜひ⾜をお運びください︕【ストーリー】
舞台は、1950 年代後半のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。セントラルパークを挟んで、イーストサイドが⾼級住宅街で、ウエストサイドには多くの移⺠が住んでいた時代の物語。この頃のニューヨークは、世界中から多くの移⺠が夢と富を求めて集まってきた時代だった。彼らはそれぞれギャング集団を作り、お互いに敵対し合う。しかし、ポーランド系移⺠のトニーと、プエルトリコ系移⺠のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。禁断の愛は多くの⼈を巻き込み、悲劇の連鎖を⽣む…。シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得た作品。偏⾒、暴⼒の世界で⽣き抜いていくために恋にもがく作品であると、この作品の脚本家、アーサー・ローレンツは⾔う。