主演・山田孝之、柿澤勇人で贈る、トニー賞6部門、オリヴィエ賞2部門受賞を誇る話題沸騰のサスペンス・コメディ・ミュージカル『シティ・オブ・エンジェルズ』が、9月1日(土)から新国立劇場にて開幕。このたび、豪華オールキャストが揃った最新ビジュアルが解禁となった。
本作は、1940年代後半のハリウッド、それは数々の名画が誕生したまさに映画最盛期の時代。当時のハリウッドではプロデューサーが最高権威者であり、今では作品の中核をなす作家もタイピスト的存在として軽くあしらわれるのが常だった。これは映画のシナリオライターとしての夢を叶えようとハリウッドに乗り込んだ新進作家と名?プロデューサーの葛藤が生み出したドラマである。作家スタイン(柿澤勇人)は、自分の小説「CITY OF ANGELS」の映画化に当たって、ヒーローの探偵ストーン(山田孝之)を彼の理想像として描こうとしている。彼は、ロマンとダンディズム、ニヒルで、セクシーで・・・といった、伝統的なハードボイルド映画の主人公として生きはじめる。
シティ・オブ・エンジェルズ(=天使たちの街=L.A.)を背景に、オールキャストがズラリと並ぶビジュアルは圧巻!それぞれ、映画の脚本家スタイン(柿澤勇人)のシナリオの世界に生きるキャラクター達。
L.A.の私立探偵ストーン(山田孝之)、社交界にデビューする女性マロリー・キングズリー(渡辺麻友)、謎の大富豪夫人アローラ・キングズリー(瀬奈じゅん)、ストーンの秘書ウーリー(木南晴夏)、ストーンと警官時代の同僚でライバルのムニョス警部補(勝矢)、ストーンのかつての恋人で歌手ボビー(山田 優)、プロデューサーのアーウィン・S・アーヴィング(佐藤二朗)。
【キャストコメント】
山田孝之
今から4年前に福田さんと「フル・モンティ」というミュージカルで初めて舞台に挑戦しました。舞台出演は、それ以来になるのですが、映像とは違う、その時のお客さんのテンションやリアクションを感じながら作るライブでの芝居をすごく楽しみにしています。歌や踊りが沢山あると思うので、頑張ろうと思います。上手い人達が、周りに多くいるので、刺激を受けて少しでもスキルアップ出来たらと思っています。
柿澤勇人
福田さんとは、舞台も映画もドラマもやらせて頂いています。福田さん演出の舞台に出演するのは久々なので、どのような福田節が出てくるのか凄く楽しみです。山田孝之君とは、ドラマ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」の以来の共演ですし、その他、舞台では初共演となる面白くて才能のあるすばらしい役者さんが集いましたので、楽しみに待っていただけたらなと思います。
渡辺麻友
私はミュージカルが大好きで、福田さんのミュージカル作品に出演することが夢でした。今回このような素晴らしいお話を頂けてとっても嬉しかったです。福田さんのミュージカルが本当に面白くて、華やかで素敵なのは、福田さんのミュージカル愛があちこちに詰まっているからだと思います。福田さんの愛がつまった素晴らしい作品に一輪でも花を添えられるよう精一杯頑張りたいです。
木南晴夏
福田さんが演出されたミュージカルは、何度も観させて頂いていて、どれもこれもお腹をかかえるほど笑っています。今回もどんな福田節が含まれたミュージカルになるのか、今から台本が出来上がるのをとても楽しみに待っています。今回、私がミュージカルに初めての挑戦ということで、まさか自分がミュージカルに立つ日が来るなんて想像もしていなかったので…でも子供の頃からの夢だったことを福田さんはいつも叶えてくれるので、私の中で足を向けて寝られないほど感謝しています。
山田優
今回はじめてのミュージカルに出演させていただきます。ミュージカルをやるという決断がなかなかできなかったのですが、福田さんのミュージカルなら楽しく、そして自分の違った一面を引き出せるんじゃないかということと、今まで培ってきたものを発揮できるんじゃないかと思って出演を決意しました。福田さんの舞台は、何度か観させていただいているのですが、毎回いつの間にか舞台が終わっていたと言うくらい面白いです。その舞台に出られるのをいまから楽しみにしていますし、嬉しく思っています。
勝矢
福田さんとまたミュージカルをやれること、山田孝之さんと「フル・モンティ」以来2度目のミュージカル共演、とても楽しみです。福田組は基本的に愛に溢れた現場です。その中でも一番楽しみにしているのは、福田さんの差し入れの米沢屋の焼肉弁当です。それを死ぬほど食うというのが僕の今回のテーマだと思っています。デブ友達なのに最近福田さん痩せちゃって、しかも色んな所に出て、僕より有名人になっちゃっているので、羨ましいですけど、僕も負けないように頑張っていきますので宜しくお願いします。
瀬奈じゅん
福田さんとご一緒するのは、2度目です。福田さんの作品は、大真面目に馬鹿をやるっていう普段できないことができるのが楽しいので、福田さんについてまた頑張っていきたいと思います。
佐藤二朗
「ヤング・フランケンシュタイン」で、歌や踊りを練習している小栗を見て、すごく楽しそうだったんです。勿論、歌ったり、踊ったり、出来ないんですけど、出来るわけがないと自分で決め付けて制限するよりも、福田の言う通りチャレンジしてみるかという気になりました。それでも、福田に258回ぐらい歌えないよ、踊れないよと言っています。福田は、笑って「大丈夫、大丈夫」と言うだけなんですけど。だから正直不安しかないです。ただ、何十年も歌や踊りを頑張っている人には適うわけないけど、僕なりに一生懸命やってみようかなと思います。