世界最高峰のクリエイター陣が再び集結!ミュージカル『オリバー!』第二弾キャスト発表!

2021年9月下旬、東急シアターオーブで開幕するミュージカル『オリバー!』。これまでに子どもだけのスリ集団を束ねる元締め・フェイギン役で主演の【市村正親】の出演が発表されていたが、今回、オリバー少年を取り巻く新たなキャストが決定。濱田めぐみ、ソニン、spi、原慎一郎ら日本の演劇・ミュージカル界で活躍する実力派俳優陣が、世界中で愛される名作を彩る!

左から、市村正親、濱田めぐみ、ソニン、spi、原慎一郎。

上段左からコング桑田、小浦一優(芋洗坂係長)、浦嶋りんこ、鈴木ほのか、下段左から鈴木壮麻、KENTARO、北村岳子、伊東えり、小野寺昭、目黒祐樹。

ミュージカル『オリバー!』は、英国の文豪:チャールズ・ディケンズの傑作小説「オリバー・ツイスト」を原作に、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』、『メリー・ポピンズ』を生み出したキャメロン・マッキントッシュ率いるクリエイティブチームが贈る、豪華絢爛で荘厳な超大作ミュージカル。1960年に英ウエストエンドで初演。トニー賞最優秀オリジナル楽曲賞を含む数々の賞に輝き、1968年に映画化されるとアカデミー賞で6冠を獲得した。日本では帝国劇場にて、1968年に招聘版、90年に日本キャスト版が上演され、30年を経た2021年に装いも新たに「オリバー少年の愛と感動の冒険物語」を上演する。

主演は、国内のみならず海外でも評価の高い名優、市村正親。プロデューサーであるキャメロン・マッキントッシュ直々の指名で出演が決定した市村は、本作で自身にとって101作目となる大舞台に臨む。オリバー少年をはじめとする子どもたちは、現在も海外演出家による厳正なキャストオーディションが進行中。続報が楽しみだ。

キャストコメント

市村正親 <フェイギン>
世界的プロデューサー、マッキントッシュのご指名に感動していると同時に、その期待に答えるべく今からトレーニングを重ねて、最高のフェイギンをお見せしたいと思っています。大勢の子どもたちに出会えることにも、今からわくわくしています。

濱田めぐみ <ナンシー、Wキャスト>
全世界で愛されている『オリバー!』。とても楽しみです。どんな素敵な世界が繰り広げられるか、そしてどんな素敵な化学反応が舞台で起こるかワクワクしています!精一杯『オリバー!』の世界を堪能したいと思います!

ソニン <ナンシー、Wキャスト>
13年前『ミス・サイゴン』ぶりのキャメロン・マッキントッシュさん作品に喜びで胸が高鳴っています。オーディションの時に、ナンシーは強いだけでなく、愛に溢れ子どもたちの母親代りのような温かみもある女性と言われ、この歳でその、新たな役へのチャレンジが益々楽しみです。30年ぶりにこの名作が復活上演される事、この時期だからこそ伝えるべきものを見出し、7年ぶりの共演、市村正親さんはじめ、豪華キャストの皆様と力を合わせて、素敵な作品にしていきたいです。

spi <ビル・サイクス、Wキャスト>
この度、ミュージカル『オリバー!』にビル・サイクス役で出演させていただくことになりました。トニー賞他数々の賞を受賞した名作に出演させていただける事光栄に思います。Sir .Cameron Mackintoshさんをはじめとする最高峰のスタッフの皆様と魅力的な作品を作り上げるために精一杯努力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。このような状況下ではございますが、皆様に人心地ついた作品となりますように。劇場でお会いできることを今から楽しみにしております。

原慎一郎 <ビル・サイクス、Wキャスト>
『オリバー!』という作品、そしてビル・サイクスに出会えたこと、とても幸せです。ダブルキャストのspiさんと共にビル・サイクスという人物の奥の奥まで存分に堪能させていただきます。当たり前だと思っていた事がどれだけ貴重で素晴らしい事だったのか気づかされた今、初日に皆様にこの作品をお届けできるよう全力で頑張ります!

コング桑田 <ミスター・バンブル、Wキャスト>
やったぜ!嬉しい!初のディケンズ作品!『メリー・ポピンズ』に続いてのキャメロンチーム作品!そして、市村正親さんと初めてご一緒させていただく!やったぜ!どうか幕が無事に開き、千穐楽までこの愛と勇気のミュージカルをコロナに負けずに、沢山のみなさんに楽しんでもらえますように祈念いたします!

小浦一優(芋洗坂係長) <ミスター・バンブル、Wキャスト>
この度、名作『オリバー』に出演させていただく事になり大変光栄に感じています。市村正親さんはじめ諸先輩方の足を引っ張らないよう全力で挑みたいと思います。子どもたちに怖がられながらも、ちょっぴりお茶目なバンブル氏を演じられたらと思っております。

浦嶋りんこ <ミセス・コーニー、Wキャスト>
歴史ある作品『オリバー!』、2021年版の『オリバー!』がどのような演出で作り上げられるのか?豪華なキャスト陣の皆様と共に!そう思うと、とてもワクワクします!!そして、どれほどの子どもたちが出演されるのでしょう?個性豊かな舞台になるのでしょう!きっと!皆様にお会いできる日を楽しみしています!!

鈴木ほのか <ミセス・コーニー、Wキャスト>
『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『回転木馬』『メリー・ポピンズ』『CATS』に引き続き、サー・キャメロン・マッキントッシュプロデュースの話題の名作に参加させて頂ける事を、心から光栄に思います。コーニー未亡人役は、私にとって本当に難しい役どころですが、また試行錯誤しながら苦悩しながら七転八倒しながら、頑張りたいと思います。厳しいオーディションで選ばれた最高のカンパニーの皆様と作品創りが出来る日を、今から楽しみにしています。

鈴木壮麻 <ミスター・サワベリー/ミスター・グリムウィグ(2役)、Wキャスト>
数々の名曲、名場面に彩られたこの作品にご縁を頂けたことに深く感謝致します。19世紀のロンドンを必死に生き抜こうとする人々の様を、弱者への慈愛に満ちたディケンズの視点で緻密に描いた『オリバー!』の世界。才能豊かなクリエイティブ・スタッフのもと、素晴らしいキャストの方々と共にこの名作を創り上げて行くこと、そして客席の皆様へお届けできることを心より楽しみにしております。是非、劇場でお会いしましょう!

KENTARO <ミスター・サワベリー/ミスター・グリムウィグ(2役)、Wキャスト>
普通に舞台に立つ事が難しくなってきている状況の中、選んで頂いたからには、必ずや良い作品になるよう精一杯やらせて頂きます!

北村岳子 <ミセス・サワベリー/ミセス・ベドウィン(2役)、Wキャスト>
ミュージカルの王道とも言える『オリバー!』の一員として、さてどんな葬儀屋のおかみで居ようかと、今からワクワクしております。ディケンズの作品は脇役たちが個性豊かで、それぞれに痛みや歪みを抱えていて、とんでもない仕打ちをしたりするけれど、何故かそれもまた魅力的。純粋でタフなオリバーが大人たちを巻き込んでいくのも面白いですね。葬儀屋は咳くしゃみ大歓迎という歌を歌いますが、作中のこととてどうかお許しください。

伊東えり <ミセス・サワベリー/ミセス・ベドウィン(2役)、Wキャスト>
数十年ぶりに、再びキャメロン・マッキントッシュ氏プロデュースの作品に出演できるなんて!当時の共演者、市村正親様、鈴木ほのか様、北村岳子様と再共演させていただけるなんて!大好きな楽曲が詰まったミュージカル『オリバー!』の登場人物になれるなんて!もう今からドキドキとワクワクが止まりません。ミセス・サワベリー、ミセス・ベドウィン、二役を心を込めて演じます。どうぞご期待下さい!皆様、劇場でお待ちしております。

小野寺昭 <ミスター・ブラウンロウ、Wキャスト>
2600回以上のロングラン公演を行ってきたイギリスを代表する、愛と感動のミュージカル『オリバー!』に出演させて頂けるのはとても光栄です。英国と日本をリモートで繋いで、オンラインオーディションを受けましたが、まさか合格するとは、とても嬉しいです。今からわくわくしています。皆様どうぞ劇場にお越しください。お待ちしております。。

目黒祐樹 <ミスター・ブラウンロウ、Wキャスト>
『オリバー!』への出演オファーを頂いて、興奮しています。人の心の奥底に潜む光と闇を炙り出すような、ディケンズの名作。多彩な登場人物の中でも、「善」の部分の代表とも言えるブラウンロウ氏の役が巡って来るとは!この作品、この役に出会えたことに、感謝の気持ちを抱きながら、身の引き締まる思いで、稽古、本番に臨みます。

あらすじ

物語の舞台はヴィクトリア朝イングランド。

救貧院で食に満たされることのない暮らしを続けていた孤児のオリバーは、
下働きに出された葬儀屋でひどい仕打ちを受ける。

逃げ出したオリバーがたどりついたのはロンドンの街。

彼はそこでフェイギンという老人が元締めを務める
コソ泥とスリの集団に取り込まれる。

スリの濡れ衣を着せられ、捕らえられたオリバーは、
その被害者である親切な紳士ブラウンロウ氏に引き取られた。

アジトを知られることを恐れたフェイギンは、
冷酷なビル・サイクスと心優しいナンシーを使って
オリバーを力ずくで連れ戻そうとたくらむ。

オリバーは本当の家族の愛を見つけることができるのだろうか―。