明治座にて2021年8月に上演されるブロードウェイ・ミュージカル『エニシング・ゴーズ』のメインビジュアルを解禁
華やかなダンスと煌めく楽曲に彩られた“なんでもあり”のハッピーミュージカル!
楽しく陽気なストーリーをジャズのメロディーとダンスで魅せるミュージカル・コメディの傑作『エニシング・ゴーズ』は、数々のミュージカルや映画作品で名曲を残した巨匠コール・ポーター最大のヒット作と呼ばれている。1934年にブロードウェイで初演された後、1988年に第42回トニー賞で3部門を獲得し、更に2011年、第65回トニー賞において再び3冠に輝くという快挙を成し遂げた。初演から80年以上経つ今も世界各国で上演され、多くの観客を魅了、日本では、1989年に初演され大好評を博した。
以降、再演を重ねてきたこの作品、今回は8年ぶりの上演で演出、キャストを一新。演出には宝塚歌劇団の新鋭原田 諒を迎え、ニューヨークで一番のナイトクラブの大スター「リノ・スウィーニー」役に、宝塚歌劇団で星組トップスターを務め、2019年の退団後も女優として幅広く活躍をする紅 ゆずるが挑む。ビリー役に大野拓朗、オークリー卿役に廣瀬友祐、ホープ役に愛加あゆ、ハーコート夫人役に一路真輝、アーマ役に平野 綾、ホイットニー役に市川猿弥、そしてムーンフェイス役には陣内孝則が顔を揃え、このミュージカルを華やかに彩る。明治座初のブロードウェイ・ミュージカルに期待!
豪華客船を舞台に多彩な登場人物が巻き起こす大騒動は、ひたすら楽しく、そしてゴージャス!
《STORY》 大恐慌からようやく落ち着きを取り戻した1930年代半ばのニューヨーク。ナイトクラブの大スター、リノ・スウィーニー(紅ゆずる)はウォール街で働くビジネスマン、ビリー(大野拓朗)に首ったけ。彼女は折からのロンドン行きにビリーを誘うが、つれない返事しか返ってこない。それもそのはず、ビリーは社交界の華、ホープ(愛加あゆ)にゾッコンなのだ。出航の日、ビリーは偶然にもリノと同じ船でロンドンへと旅立つ上司のホイットニー社長(市川猿弥)を見送るため港へやってくる。そして、あろうことか母親のハーコート夫人(一路真輝)に連れられたホープが、英国紳士オークリー卿(廣瀬友祐)と船上で結婚式を挙げることを知るのだった。なんとか阻止しようと慌てて船に飛び乗るビリー。そこへグラマラスなショーガールを連れたリノ一行と、神父に変装した指名手配中のギャング、ムーンフェイス(陣内孝則)が情婦のアーマ(平野綾)を連れて乗り込んできたから、さあ大変!それぞれの想いと思惑を乗せた豪華客船S・S・アメリカン号。リノをはじめ、個性豊かな乗客たちの恋の行方は……?一筋縄ではいかない、何でもあり(エニシング・ゴーズ)な船旅が今始まる!!
紅ゆずるコメント
宝塚歌劇団ではずっと男役で出演していたこともあり、オファーが来た時は驚きましたが、挑戦して思いっきり振り切ることができれば、演技の幅が広がるのではないかと今から楽しみにしています!華やかなドレスを着たビジュアルを撮影して、改めて新鮮な気持ちになっています。演じる際にも、私ならではの表現が出来るよう取り組んでいきたいです。
楽しく華やかなミュージカル『エニシング・ゴーズ』を今、この時代にお届けできることはとても意味のあることだと思っています。劇場に足を運んで良かったと皆様に思っていただけるようなパフォーマンスができるように頑張りますので、是非楽しみにしていてください!