9月9日(木)より日生劇場にて上演されるミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』のナンバーを出演者が歌う様子を収めた歌唱動画が完成。Gray ver. とRed ver.に分かれ、それぞれ3曲ずつ、キャストが楽曲の一部を歌う様子がメドレー形式で収録されている。
ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』は、19世紀末に英国ロンドンで発生した世界的に有名な未解決事件をモチーフにした作品であり、チェコで創作され、韓国で独自のアレンジを加えられ2009年の初演以来多くの観客に愛される大ヒット作品。ついに、日本演出版が9月9日(木)に初演を迎える。
そんな、今秋注目のミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』から、厳選されたナンバーの一部をキャストが歌う様子を収めた動画が公開された。Gray ver.と Red ver.に分かれており、歌唱だけでなく、メイキングや公演に向けた意気込みコメントも含むスペシャルムービー。
Gray ver.は、現実に苦悩しもがく心情を歌い上げる3曲。一方、Red ver.は、希望や野心を抱きつつ前進する姿を描いた3曲が、それぞれメドレー形式で収録されている。
【Gray ver.】
―灰色の都市
加藤和樹・松下優也(共にアンダーソン役)
―捨てられたこの街に
エリアンナ(ポリー役)
―久しぶり
小野賢章(ダニエル役)&堂珍嘉邦(ジャック役)
【Red ver.】
―もしかしたら
木村達成(ダニエル役)&May‘n(グロリア役)
―狩りに出かけよう
加藤和樹・堂珍嘉邦(共にジャック役)
―特ダネ
田代万里生(モンロー役)
日本初演の幕開けまで、あと1ヶ月。
多くのファンを生んだ多彩で魅惑的な音楽を、いち早く体感できる映像となっており、ますます日本初演への期待が高まる。それぞれのナンバーがどのようなシーンに登場するのか、ぜひ想像を膨らませながら楽しんでほしい。
東京公演は9月9日(木)~29日(水)まで日生劇場にて、その後10月8日(金)~10日(日)で大阪・フェニーチェ堺にて上演。チケット好評発売中。
アーカイブ配信中
はまったら抜け出せない?!魅惑のミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』の世界へ
田代万里生×韓国エンタメナビゲーター田代親世 対談 ほか
https://horipro-stage.jp/event/jack20210729/
STORY
1888年ロンドン。
刑事のアンダーソン(加藤和樹・松下優也)は娼婦だけを狙う、“ジャック・ザ・リッパー”と呼ばれる殺人鬼(加藤和樹・堂珍嘉邦)を追っていた。残忍な犯行で解決の糸口も見えないため、マスコミを排除し非公開で捜査を進めようとする。 しかしロンドンタイムズ紙の記者、モンロー(田代万里生)はスクープ記事のネタを狙って アンダーソンに近づく。 モンローは、麻薬中毒者で金が必要なアンダーソンの弱みにつけこみ、情報提供の取引に応じさせてしまう。
4度目の殺人現場で、アンダーソンの前に男が現れ「犯人を知っている」と告白する。「そいつの名前はジャックだ」と。 彼は、7年振りにアメリカからロンドンにやってきた外科医ダニエル(木村達成・小野賢章)。 7年前、ダニエルと元娼婦のグロリア(May’n)はジャックと出会っていた。
犯行が重ねられ事件は混迷を極めていく一方。 アンダーソンはダニエルの告発に基づき、おとり捜査を計画するが、ロンドンタイムズ紙は “ジャック・ザ・リッパー”の殺人予告記事の号外を出してしまう。 そして、アンダーソンと彼のかつての恋人だったポリー(エリアンナ)までもが事件に巻き込まれる。
果たして、殺人鬼“ジャック・ザ・リッパー”の正体とは…?
そして、本当の目的とは…?