ミュージカル「弥生、三月-君を愛した30年-」稽古場レポート

遊川和彦の同名映画原作、林翔太主演で贈るミュージカル「弥生、三月-君を愛した30年-」がいよいよ来週、4月21日(木)~東京、京都、名古屋、大阪で上演。開幕直前の稽古場に潜入!稽古場の雰囲気をお届けする。

 

出演は、とにかく周りを明るくしたいと真っ直ぐな山田太郎役の林翔太のほか、運命に翻弄されながらも自分らしさを貫こうと生きる結城弥生役の田村芽実、望まぬ未来にも最後まで強くいようと咲き誇るサクラ役の岡田奈々、そして、ストーリーテラーであり太郎の息子であるあゆむ役の神里優希に、2名のダンサーとピアニストの合計7名。

この日の稽古は前日からの復習でスタート。それぞれが発声練習をした後、歌唱稽古が始まった。オリジナルミュージカルということで、それぞれの人物たちの想いを綴る楽曲の数々が、作品を彩る。サッカー選手を夢見る、希望溢れる太郎の「おれはサンタ!」では、歌って踊る林翔太のスター性がきらりと光り、観ているこちらまで明るい気持ちが充満する。病室にいるサクラ(岡田奈々)と、彼女を21世紀まで連れて行きたい!と本気で願う弥生(田村芽実)による「奇跡の人」は、二人の深い友情が伝わる心温まる楽曲だ。あゆむが観客と作品を繋ぐ言葉を歌うとき、また一段と世界に惹かれていく。

▼全18曲の歌より、ほんの少しご紹介!(動画)
https://youtu.be/RrFF8bUbkTI

歌稽古を終えると、脚本・作詞・演出の菅野こうめいの元、作品後半部分の稽古がスタート。夢を追いかけていた太郎(林翔太)が挫折し、それでも諦めないよう弥生(田村芽実)が寄り添うシーン。サッカーボールを使うこのシーンでは、互いの想いが繋がるよう、タイミングや気持ちを合わせる稽古が何度も稽古が続く。必死に生きようとする太郎や弥生の姿に、一度でも挫折やうまく行かないことにぶつかったことがある人には、ぐっとくるものがあるだろう。

この作品の一人一人が自分の人生を自分らしく生き抜こうとする、誰かを、何かを信じて、困難にぶつかっても生きていく。そんな姿を目の当たりにし、舞台に足を運んだあなたが、少しでもまた明日も頑張ろう!と思える作品になるだろう。

舞台は、いよいよ来週4月21日(木)東京・サンシャイン劇場にて開幕。その後、京都、名古屋、大阪を巡る。