©海の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」製作委員会
昨年8月好評を博した初演からさらなる進化を遂げ、「人魚の王子」と「伝説の国の王女」による愛と冒険の物語を描く、「海の音楽劇 『プリンス・オブ・マーメイド2022』~海からの2000年後のおくりもの~」が、 昨日8月5日(金)よりこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて開幕した。
主演カイ役に、2018年ブロードウェイミュージカル『ロジャース/ハート』にて単独初主演するなど、様々な舞台で活躍中の林翔太、ルナ役を、『美少女戦士セーラームーン』シリーズでセーラーマーズ役を演じ話題を呼んだ七木奏音が演じる。そのほか、元宝塚歌劇団の彩乃かなみ、『アナと雪の女王』でハンス王子役を務めた津田英佑、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の13人のひとり安達盛長役に抜擢された野添義弘らが作品を彩る。脚本は、映画ドラえもんシリーズの他、アニメ・ドラマ・舞台など幅広いジャンルで活躍する清水東、音楽監督には、『Endless SHOCK』など数多くのミュージカル作品を手掛ける長谷川雅大、そして、舞台空間をダイナミックに彩る日本初女性アクロバットダンス・カンパニーG-Rocketsをはじめ、エンターテインメント界の第一線で活躍するスタッフ・出演者が集結。海の魅力が存分に味わえる上質な舞台を創り上げる。
林 翔太(カイ…人魚の王子)
セットや映像など、どんどんパワーアップしていて、毎年のように続けていきたい作品だなとすごく感じています。そのために自分自身もパワーアップしていかないといけないと思っていて、なんでもやりますという覚悟で頑張っています!無事に千秋楽を迎えられるように、一丸となって頑張っていきます。
七木奏音(ルナ…ティヤム王国の王女)
昨年よりも、さらにパワーアップしています!新たな試みとしてお客様にペンライトを振ってもらうシーンがあり、会場と一体感を感じながら演じることができて楽しみです。
最後まで応援してくださったら嬉しいです。
彩乃かなみ(セイレーン…海の魔女)
初の敵役となるのですが、楽しんでいます(笑)大人も子供も海のことについて学べるミュージカルです。ぜひ幅広い方に見ていただけたら嬉しいです。初日を迎えられたことが奇跡だと思うので、千秋楽まで駆け抜けます!
津田英佑(バッカーナ…海賊王)
セットから映像から音響・照明など全てが昨年からパワーアップしています!本格的なアクションや演技でストーリーを引っ張っていってくれるからこそ、自分のような色物担当は自由に暴れられるので、とても楽しいです!多くのお子様たちに見てもらえたら嬉しいです。
野添義弘(ベニクラゲ…海の道先案内人)
いやーほんとに、久しぶりにこんなにメイクをして、派手な衣装を着て!とっても楽しいです!先日まで大河ドラマの撮影をしていて、現場でプリンス・オブ・マーメイドに出演しますと報告をしたら「なんという振り幅!」と驚かれました。コメディが大好物なので、頑張っていきたいです。
2000年前、人魚と人間はティヤム王国で仲良く暮していた。
だが争いが起き、王国は海に沈み、人魚と人間は離れて暮すようになった。
ある日、人魚の王子カイは、海の底から響く鐘の音に導かれ、海賊王バッカーナに囚われていたティヤム王国の末裔ルナと出会う。ルナをバッカーナから救い出すカイ。二人は恋に落ち、カイはルナを神秘的で美しい深海の世界へと案内する。海底のマグマが重なり合って出来た幻想的な宮殿。海のオアシスと呼ばれるチムニー。そして深海の底を流れる大河。二人は、海のロマンを語り合う。だが、海を穢した人間を憎む魔女セイレーンによって引き裂かれてしまう。それでもあきらめずに闘うカイとルナの愛の強さに心を打たれ、セイレーンは二人を許す。その時、海の神秘の力によって2000年の時を超え、海の底から鐘の音が鳴り響いた…。