ミュージカル『太平洋序曲』|廣瀬友祐&立石俊樹が黒船来航の地、久里浜「ペリー記念館」で、横須賀市長を表敬訪問!

写真左から)立石俊樹 、上地克明・横須賀市長、廣瀬友祐

3月8日(水)~3月29日(水)東京・日生劇場、4月8日(土)~4月16日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演されるミュージカル『太平洋序曲』。
香山弥左衛門役・廣瀬友祐とジョン万次郎役・立石俊樹が、3月3日(金)に横須賀市久里浜の「ペリー記念館」にて、上地克明横須賀市長を表敬訪問した。

ミュージカル『太平洋序曲』は、近代日本の夜明けを題材に、ミュージカルの巨匠とよばれたスティーヴン・ソンドハイムの作詞・作曲、ジョン・ワイドマン脚本により、1976年のブロードウェイで初演された名作ミュージカル。今回、英国で活躍する演出家マシュー・ホワイト&屈指のクリエイティブスタッフによる新演出、日本を代表する実力派キャストが集結した。西洋のクリエイターによって描かれた「日本」という点で唯一無二の作品を、日本と英国の感性を融合させたアプローチで新たに創り上げる。

上地克明・横須賀市長ほか出演者からのコメントをお届けする。

上地克明・横須賀市長 コメント

ペリー来航という史実が、太平洋序曲という新しい視点で、ミュージカルで演じていただけることが、大変ありがたく嬉しく思います。時代が大きく変わろうとしている時に、ペリーが来たという史実に対して、新たな視点で、改めて歴史的な検証をしていただくことに対して横須賀市長として大変嬉しく思います。歴史が失われつつある現代において、合理的な世界だけではなく、歴史を検証することによって、その時代にどういう皆さんが思いを持っていて、現在に至っているのかというところが大切だと思います。とにかくいい男たちなので感動しています。囲まれて幸せですね。
こういうご縁をいただいて、人生の先輩として、お二人には本当に素敵な人生を送っていただきたい。ますます充実して素敵に輝いてもらうようにお祈りをしたいと思います。

廣瀬友祐(香山弥左衛門役) コメント

はじめて横須賀に来させていただきました。市長からも横須賀への愛と、この地の歴史の魅力に至るまで、すごく貴重な話を伺いました。僕が演じる、モデルとなった香山栄左衛門さんが生きた実際の景色を共有でき、まもなく開幕のタイミングで、経験させていただけてすごくよかったです。それを血に通わせて、作品に活かせたらと思っています。横須賀の歴史、今に至るまでの市長の想いなど、貴重なお話を熱を持って受け止めさせていただきました。我々が、今の時代の『太平洋序曲』という作品をやれることに感謝をしながら、観に来てくださるお客様に、現在の日本に対してどういったメッセージをステージ上から届けられるかを日々模索しながら、命をかけてステージに立ちたいと改めて思わせていただきました。

立石俊樹(ジョン万次郎役) コメント

たくさんお話をさせていただき、改めて市長の想いを聞くことによって、この作品に対する使命感がとても高まりました。作品に活かしていきたいと思います。建物から外に出るたびに、本当気持ちよく感じるぐらいに空気が澄んでいて、海も近いので海風も肌で感じて、本当に作品にこういうところも活かせるなと思いました。市長は目力がすごくて、エネルギッシュな方だと感じました。その強い想いをもっと汲み取って舞台に立ちたいと思います。こんな短時間では、まだまだ足りないくらいですが、すごく責任を感じて頑張ろうという気持ちになっています。

撮影:岩村美佳