今年で44年目を迎える青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。去年に引き続きピーター・パンとフック船長を演じる山﨑玲奈、小野田龍之介のほか、ウェンディ役に鈴木梨央が決定した。
世界中で愛され続けているブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。1981年新宿コマ劇場に榊原郁恵(※榊はキヘンに神)演じるピーター・パンが舞い降りて以来、今年44年目の公演を迎える。ピーター・パン役に山﨑玲奈、フック船長役に小野田龍之介が続投。昨年に引き続き翻訳・訳詞に福田響志、演出・振付に長谷川 寧。心温まる物語と音楽はそのままに、華やかなダンスや大迫力のアクション、パルクールが見どころの長谷川版『ピーター・パン』が、ウェンディ役に新たに鈴木梨央を迎え、さらにパワーアップして私たちの元へ帰ってくる。
ピーター・パンを演じるのは、昨年に引き続き山﨑玲奈。第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得後、ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』やミュージカル『聲の形』等にて高い歌唱力を発揮し注目を浴びる逸材。持前の歌唱力を武器に軽やかでアクロバティックなフライングなど好演した山﨑が再びネバーランドに帰ってくる。
宿敵のフック船長役は、圧倒的な歌唱力を武器に、近年『マチルダ』のミス・ トランチブル役や『ミス・サイゴン』のクリス役など次々と大役を射止めている小野田龍之介が昨年に引き続き務める。
新キャストとなるウェンディ役には、NHK大河ドラマ「八重の桜」で、主演を務める綾瀬はるかの幼少期を演じ、一躍注目を集めた鈴木梨央が決定。舞台『奇跡の人』ヘレン・ケラー役、ミュージカル『ダーウィン・ヤング 悪の起源』ルミ・ハンター役など舞台でも大活躍中の鈴木が大人と子どもの狭間を生きる等身大の少女ウェンディを演じる。
昨年に引き続き演出・振付を担当するのは、長谷川 寧。国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーで、その才能は各地で高い評価を得ている。近年では他ジャンルとのコラボレーションを通じて作品の本質を見詰め直す「疑・ジャンル」をテーマとし、上海・ロンドン・サンパウロ・ジャカルタ公演等国内外で精力的に活動中。
劇場を訪れる観客を一気に夢の世界へと連れていってくれるミュージカル『ピーター・パン』。今年もまた、美しい音楽と感動のストーリーはそのままに、私たちに新たな出会いを届けてくれることでしょう。
さあ、今年の夏は、劇場へ集まろう!
キャストからのコメントはこちら。
■山﨑玲奈(ピーター・パン役)
今年も長谷川寧さん、小野田龍之介さんとご一緒できることがとても嬉しいです。
そして、ウェンディ役に鈴木梨央さん!
先日ワークショップでご一緒しましたが、お芝居が本当に刺激的で、今からウェンディとのシーンがとても楽しみです。
昨年は無我夢中で全公演を駆け抜けましたが、今年はピーター・パンならではの無邪気さを楽しみながらより一層全公演をキャスト、スタッフ、客席の皆さんとともに、丁寧に作り上げていきたいと思います。
昨年よりも更にパワーアップしたピーター・パンを皆さんにおみせできるように頑張ります!劇場でお会いしましょう!!
■小野田龍之介(フック船長役)
この世で一番汚らわしいのは誰だ?!
この世で一番暴悪なのは?!
この世で一番卑劣なのは?!
そう、それがこの私”キャプテン・フック”だ。
皆と盛大な熱い日々を過ごした昨年の夏が忘れられず、再び舞い戻ってきちまったぜ!!
一年の眠りから覚めてまた皆と過ごせるのを楽しみにしている。
今年はピーターではなく、この私フックとパイレーツを応援してくれ!!
それでは、、、ヨォーホォー!!
■鈴木梨央(ウェンディ役)
世界中から愛され語り継がれている作品に携わることができてとても嬉しいです。
演出の長谷川寧さんをはじめ、山﨑玲奈さんや他のキャストの方々、スタッフの皆さんとともに、どんな舞台を築き上げていけるのか今からとてもワクワクしています。そして自分らしく新しいウェンディを表現できるよう挑戦していきたいと思います。