2009年トニー賞11部門ノミネート、主演女優賞・楽曲賞・編曲賞の3部門を受賞、2010年にはピューリッツァー賞(戯曲部門)を受賞した、トム・キット音楽、ブライアン・ヨーキー脚本・歌詞のコンビによるミュージカル『 next to normal』。
日本では2013年にシアタークリエにて初演を迎え、今回、2022年の上演に引き続き、日本独自の演出・デザインでの再演が決定した。続投となる望海風斗、甲斐翔真、渡辺大輔に加え、『この世界の片隅に』での好演も記憶に新しい小向なる、現在出演中の『GIRLFRIEND』で歌唱力の高さを発揮している吉高志音、多くの作品で存在感が光る中河内雅貴が新キャストとして加わる。
一人の女性、一つの家族の姿を通して、現代社会が抱える家族間の絆やその崩壊・再生を中心に、心の病への向き合い方といった社会的なテーマを扱う本作。劇中で描かれる6人の登場人物それぞれに共感を覚えずにはいられない、魂を揺さぶるミュージカルをお届けする。
公演は12月6日(金)~12月30日(月)に東京・シアタークリエで上演され、続いて2025年1月に福岡・博多座と兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて公演が予定されている。
STORY
母、息子、娘、父親。普通に見える4人家族の朝の風景。
ダイアナの不自然な言動に、夫のダンは優しく愛情をもって接する。息子のゲイブとダイ
アナの会話は、ダンやナタリーの耳には届いていないように見える。ダイアナは長年、双
極性障害を患っていた。娘のナタリーは親に反抗的で、クラスメートのヘンリーには家庭
の悩みを打ち明けていた。
益々症状が悪化するダイアナのために、夫のダンは主治医を替えることにする。新任のド
クター・マッデンはダイアナの病に寄り添い治療を進めていくが…。
チケットに関する詳細は、決まり次第ローチケ(webサイト)内でお知らせいたします。