11月8日(金)~12月6日(金)東京・東急シアターオーブにて、ミュージカル『プロデューサーズ』の上演が決定した。
本作は、1968年の同名映画をもとに、2001年にメル・ブルックスが脚本・作詞・作曲を務めブロードウェイで大ヒットとなったミュージカル。その年のトニー賞において史上最多の12部門で最優秀賞を受賞し、その後ロンドンのウエストエンド、さらにカナダ、ドイツ、オーストラリア、韓国など世界各国に加え、日本でもこれまでに3度上演され、人気を博している。さらに、2005年にはブロードウェイ・オリジナル主要スタッフとオリジナル主演キャストによる映画も製作され大ヒットするなど、今なお世界中で愛され続けている。
今回は、スーザン・ストローマンのオリジナル演出・振付をベースに、多くのスーザン演出作品に出演し自身も演出・振付家として活躍するジェームス・グレイを日本に招き、翻訳・徐 賀世子と訳詞・森 雪之丞が新たな言葉を紡いで、新演出版として上演!落ち目のプロデューサーとプロデューサーを夢見る冴えない会計士がタッグを組み、“史上最低”なミュージカルを作って一獲千金を狙う顛末を華やか且つコミカルに描く本作に、乞うご期待!
落ちぶれた陽気なプロデューサーのマックスを演じるのは、本格ミュージカル初出演となるWEST.の濱田崇裕。気弱な会計士でマックスに振り回されるレオを演じるのは、約9年ぶりのミュージカル出演となる、同じくWEST.の神山智洋。高い歌唱力を誇る2人の息の合ったコンビに期待が高まる。
そして、希望に満ちた女優志望のウーラを演じるのは、バラエティ番組で活躍する一方、近年は映像作品で俳優としても注目を集める王林。本作が初舞台・初ミュージカルでヒロイン役に挑戦。
さらに、舞台演出家のロジャー・デ・ブリを演じるのは、舞台を中心に映像作品でも活躍し個性的な演技で注目を集める新納慎也。ロジャーのアシスタントのカルメン・ギアを演じるのは、多くのミュージカルなどの舞台作品に出演し存在感を放つ神里優希。劇作家のフランツ・リープキンを演じるのは、舞台のみならず映像作品にも多数出演し声優としても活躍する岸 祐二。投資家のホールドミー・タッチミーは、幅広い舞台作品に出演し国際的にも高い評価を得る一方で歌手として音楽活動も精力的に行い多岐にわたり活躍する島田歌穂と、ひとりコントのほかものまねを得意とし、バラエティのみならずドラマや演歌歌手の水谷千重子、中高年プロアルバイター西尾一男としても活動する友近がWキャストで演じる。
個性豊かな登場人物たちがユーモアたっぷりに繰り広げる極上のエンターテイメント。人気も実力も兼ね備えた豪華出演陣と共に、2024年秋、大爆笑コメディミュージカルをお届け!
キャストコメント
濱田崇裕 コメント
「自分がミュージカルを?!」と、とにかく驚きました。初ミュージカルなので、僕に務まるのかと不安もありますが、神ちゃんと一緒に出演ということで、とても安心していますし、精一杯演じさせていただきます!マックスの役は大きな見せ場があり、神ちゃん演じるレオ役はかわいいシーンや歌やダンスがあったり、他の共演者の皆さん含めてどんな仕上がりになっていくのか非常に楽しみです。僕は決断力があるわけでもないですし、マックスと自分は真逆の性格かもしれませんが、普段の自身がやらないことをやっていけばいいという点においては、演じやすいのかもしれないし、全力でぶつかっていきたい思います。みなさんを虜にできるようなマックスを演じたいですね!(笑)。
感動あり、笑いありで、観たら晴れやかな気持ちになれるような作品です。是非楽しみにしていてください!
神山智洋 コメント
ミュージカルは約9年ぶりになるので、率直にドキドキしています。海外作品でコメディを演じることもほぼ初めてですし、どこまでできるか不安もありますが、歌で感情を表現するという点は本業と通じるところもあるので、楽しんでいただけるように頑張ります!僕もレオと同じく「気弱」なところもありますし、メンバーにも「真面目」と言われることもあるので、その点は似ているかもしれません。でも会計士のような頭の良さはないですね…(笑)。ダンスも多いと聞いていますので、舞台を大きく使って、レオの心情の変化や彼の成長をしっかり演じていきたいなと思います。
お芝居、歌、ダンス、多方面で皆さんに楽しんでいただける作品にしたいですし、そうなると思っています!マックスとレオのでこぼこ感を、是非、会場でお楽しみ下さい!
王林 コメント
ミュージカルを観ることはとても好きなのですが、だからこそ喜びよりも「え、ミュージカル!?私に務まるのかな…」という不安が真っ先に来ました。これまでの歌やダンスの経験をしっかり活かしつつ、私が演じる意味をしっかりお見せできればと思っています。この作品の「期待されていないものが評価されていく」という内容にすごく惹かれましたし、とても勇気をもらいました!私が演じるウーラは夢を追ってスウェーデンからアメリカにきて、私自身も青森から東京に上京してと、境遇が似ていて、歌とダンスが好きなところもすごく似ているなと思っています。共通点も多く、親近感もわいているので、私だからこそできるウーラを演じていけたらいいなと思っています!
キャストの皆さんの力を合わせて、素敵な作品を作り上げていけたらと思っていますので、是非楽しみにしていてください!
※「濱」は正式には異体字