ふぉ~ゆ~越岡 ミュージカル単独初主演でラップに挑戦!ミュージカル『RUN TO YOU』

左から 遥海・越岡・寺西・吉高

8月31日(土)、愛知・ウインクあいちにて韓国ミュージカル『RUN TO YOU』が作品初の日本版として開幕した。
ミュージカル『RUN TO YOU』は、韓国オリジナルミュージカル作家のソン・ジェジュンによる作品で、HIPHOPグループ「ストリートライフ」のメンバーが夢を追い、挫折や葛藤を乗り越えながらも、自分たちの音楽を貫こうとする姿を描く青春群像劇。人気アイドルグループ“ふぉ~ゆ~”の越岡裕貴が、ミュージカル単独初主演に挑む。
公開前日のリハーサル写真とキャストコメントが到着。

ライブ感覚!客席も一緒に、会場全体で盛り上がれるミュージカル!

今作は、ほぼ全編にわたってラップでストーリーが展開していく新しいスタイルのミュージカルとなっている。開幕を前に、主人公のジェミンを演じる越岡は「ラップで物語を紡ぐというのもチャレンジングな作品。ライブパフォーマンスとしても、会場全体で一緒に楽しめればと思っています。ステージ上から最大のエネルギーを持ってお届けするので、何も考えずに楽しんでいただけたらと思います」と意気ごみを見せた。「ストリートライフ」メンバーの一人、スチョンを演じる寺西拓人は、「ラップのミュージカルは聞きなじみがないかもしれませんが、とにかくみんなで一緒に盛り上がりたいですね」とコメント。同じく「ストリートライフ」メンバーのジョンフンを演じる吉高志音は「ラップという新しいスタイルのミュージカルで、“ライム(=韻を踏む)”や“フロウ(ライムを音楽に乗せていく)”といったところから勉強しました。演じていてもすごく楽しいです」と話し、ヒロインであるセヒ役の遥海は「セリフも歌もパフォーマンスのようなステージは初めてですが、この作品はお客様が入って初めて完成するな、と思っています。ぜひ、“ウェイウェイ”“ワイワイ”一緒に楽しんでいただけたらと思います」と語った。

3人が客席から登場するシーンもあるといい、会場の一体感や空気感は日々変わっていくに違いない。

誰しもが共感できる人生の葛藤も描く

ジョンフンを演じる吉高志音

明るいHIP-HOPで彩られる作品だが、「夢を追うためにすべき選択とは何かー」「目標のために何かを犠牲にせざるを得ないのかー」といった誰もが経験したことがあるような心が揺らぐシーンも。「人の“生き様”が見どころです。みんなのエネルギー感がすごくいいなと思う」と越岡。吉高は「恋人に対する思いや、様々な人間関係の中で揺らぐ心にも注目してほしい」と語った。

ジェミンを演じる越岡裕貴
スチャンを演じる寺西拓人

稽古期間中もまるで本物のグループのように作品に向き合っていた3人

約1か月にわたるリハーサルでは、カンパニー全体が明るく、仲が良かったという。越岡は「リハーサルが終わってから、3人でお好み焼きを食べに行ったんです。それが良かったなと」振り返り、寺西は「『いったん、今日は作品のことを忘れて美味しいものを食べよう』って言ってたのに、2秒後には、次の稽古でどうするかを話していました(笑)」というエピソードを明かした。3人で事前に「ここでこうしよう」話し合い、ステージを創りあげていく過程は、まるで本物の「ストリートライフ」のようだったという。そんなコミュニケーションがあるからこその息ぴったりな3人のライブステージは必見だ。

「なにも考えずにただ楽しみに来てほしい」

名古屋・大阪・東京と3都市を回る本公演。越岡は「1か月稽古をしてきて、いい作品になったと思います。みなさんと一緒に楽しみたい。そのために僕らは日々努力して、さらにいいステージにしていきます。なにも難しいことを考えずにお越しください!」とメッセージを送った。

名古屋公演は9月1日(日)に閉幕し、次回は9月5日(木)~9月8日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、9月12日(木)~9月16日(月・祝)東京・品川プリンスホテル ステラボールにて開催。チケット詳細は公演概要下チケット情報はこちらをチェック!