2024年9月28日(土)、国内演劇・単独主演記録1位!前人未踏の2100回公演を博多座で達成!!
2000年11月の初演以来、毎年上演し続け、全日程即日完売を積み重ねてきた堂本光一主演の『SHOCK』シリーズ。ラストイヤーとなる2024年は4・5月の東京・帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)公演を皮切りに、7月・8月は大阪・梅田芸術劇場を経て、9月1日(日)~9月29日(日)まで福岡・博多座で上演された。11月にはラストを飾る帝国劇場にて上演される。
今年4月22日の帝国劇場公演では、堂本光一が国内ミュージカル単独主演記録となる大台2000回を達成。5月9日(木)には、森光子のライフワークの舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し単独1位となったが、9月28日(土)の博多座昼公演(13時開演)にて、前人未到である単独主演記録2100回を達成した。
この日本演劇史に残る大偉業のカーテンコールの模様をお届けする。
2100回達成記念カーテンコール レポート@博多座
9月28日(土)夕方4時過ぎ――。記念すべき2100回公演のカーテンコールを迎えた堂本光一。拍手が鳴りやまない中、三方礼を終えた堂本光一から開口一番「今日は2100回目の公演ということですが、しかし夜公演(18時開演)があるので、セレモニーは…スグに終わりたいと思います…マジでほんとに(笑)」との発言に、セレモニーの司会進行を任されていたふぉ~ゆ~の福田悠太と辰巳雄大が笑いつつも慌てて進行表を開いていると、「いや、マジで…4時半を超えたら…夜公演やらないからね」と、半分本気・半分いたずら気味な表情でさらに二人を焦らせる堂本。そんな彼を見て「ヤバイヤバイ!」と笑いながら辰巳が「堂本光一君が2100回公演を達成しました!」と改めて挨拶。すると、ステージ奥のパネルには、みずほPayPayドーム福岡とその上空に花火が打ちあがるデジタル映像と共に「SHOCK 上演回数2100回達成!ご声援ありがとうございました」の文字が映し出された。
拍手が鳴り響くなか「はい、次!次!」と急ぐ堂本は、続いて登場予定のくす玉が舞台中央に移動してくる前に、くす玉に駆け寄りジャンプして割るというおちゃめな荒技を見せ、「待ちきれない(笑)!早いよ!早い!光一くん!!(笑)」とふぉ~ゆ~の二人もたじたじ。
続いては『Endless SHOCK』博多座初演の年、2012年に生まれた2名の子どもたちと福岡市のゆるキャラたちが登場。花束と博多座からのお祝いのケーキを持ってステージに。それまで進行を急かしていた堂本だったが、子どもたちからの花束贈呈には、自ら子どもたちにかけより「花、いただいちゃっていいのかな?有難うね」と嬉しそうな笑みを浮かべ受け取っていた。そして「SHOCKが生んだと言っても過言ではない子どもたちです!」(辰巳)、「SHOCKが生んだ子でございます」(福田)とコメントするふぉ~ゆ~の二人に、「そんなことはない(笑)」と笑いながらツッコむ堂本に会場からも笑いが起きた。
夜公演まで2時間も無いなかセレモニーはさらに進行し、続いてメディアからのインタビューの時間へ。それについても「じゃあ…2問まで」と、ここでも変わらず時間に追われ急ぐ姿勢の堂本だが、レポーターから記念回への祝福の言葉に「有り難いです。今年は東京で2000回公演、2018回公演でセレモニーしていただいたので、そこからもう100回も公演やったんだなと思うと不思議な感覚になっていますね」と丁寧に答えるも、思い出も増えているのではとの質問に関しては「そうですねぇ…とにかく…次の(夜)公演が迫っていて、頭がそっちでいっぱいになっているので、そちらに懸けたいと思っています(笑)」と、再び時間が気になる様子を見せて笑わせていた。
続く質問では偉業を達成している堂本に、同じく偉業を達成しているメジャーリーガーの大谷翔平選手がこの日54本のホームラン記録を更新したことを告げられ感想を求められると「大谷さん、僕なんか眼中にないと思いますよ(笑)。日本を盛り上げてくださっている偉大な方なんで本当にすごいなと思って見ています」と答えつつ、何か考えるようにみせた直後に「とにかく(自分は)夜公演に懸けたいと思います!」と、終始“急ぎ”の姿勢を見せて笑いに変える堂本に「いや~スゴイ!大谷さんも次の一本に懸けてらっしゃいますからね」と辰巳からすかさずうまいフォローが入りまたもや笑いが起きていた。
博多座での初演からは12年。博多の思い出について聞かれた際、今回は以前と同じくバスを貸し切って温泉に行ったことも明かされたが、そのほかに幾度となく上演された博多座について「毎回思うけど素晴らしい劇場なんですよ。「SHOCK」が上演できる劇場は帝国劇場、梅田芸術劇場、博多座だけなので…」と答えていた最中に思わぬハプニングが!
帰りを急ぐ観客2名がそっと退席をしている姿が目に入った堂本が「オイッ!先に帰るのかよ~!」とファンに声をかける場面が。それに対して「いやっ、時間があるんですよ~」と辰巳がフォローをするも、「俺だって!時間が…あるんだよ~!!」と一歩前に乗り出す堂本。そんな彼を制するかのように詰め寄るふぉ~ゆ~。
そんな堂本をよそ目に「お気をつけて~!またお会いしましょ~」と立ち去る観客2名に手を振る福田と、「新幹線の時間とか、あるんですよ~」と堂本をなだめる辰巳。それでもなお「俺にだって、次の公演が有るんだよー!」と、わざと文句を言い続けつつどこか半笑いの堂本と彼をなだめようとするふぉ~ゆ~の掛け合いにキャストも客席からも笑いが起きた。
そして、改めて先ほどの質問の続きで堂本は「ここでパフォーマンスが出来るのは幸せなんですよねぇ。博多座のスタッフの方々も最高のパフォーマンスが出来るように支えてくださっていますので、今回も素晴らしい一ヵ月でした。12年間ずっと幸せを頂いていました」と振り返った。
階段には『SHOCK』のロゴ、外にはのぼりが設置されていた
また、11月の大千穐楽まで残り公演数も僅かとなり、いまだに公演を観られないファンもいることについて質問されると、またもや冗談まじりに「仕様がないですねぇ」と言う堂本。それに対し「カッコいい~!言ってみて~(笑)。そんなカッコいいこと言えるくらいになってみて~(笑)」と言う辰巳に、「仕様がなくない?」と笑いつつも「自分が辞めると決めたのでね…。でも、なんらかの形で多くの方に観ていただけるようなことがあったり…なかったり…」と、一転してファンのことを考えてくれている堂本の気になる発言に会場からは大きな拍手が沸き起っていた。
そして最後に、ファンへのメッセージを求められた堂本が残した言葉は…
「そうですねぇ……夜公演のために、頑張ります!」と、わざとオーバー気味のガッツポーズをしてみせ、最後まで次の夜公演に向けて急ぐ姿勢を崩すことなくオチがついたところで、堂本が指揮者へ最後の演奏を促しセレモニーが締めくくられた。
11月29日(金)全国の映画館で大千穐楽公演のライブビューイングが決定!
今回のセレモニーの最後に堂本光一が「なんらかの形で多くの方に観ていただけるようなことを…」と語ったように、それが現実に!このセレモニーの翌日、大千穐楽となる東京・帝国劇場での11月29日(金)公演を、全国の映画館でライブビューイングすることが発表された!!11月に大千穐楽を迎える帝劇公演も、残す一般発売ではチケット争奪戦となることが予想されるが、このライブビューイングもファンクラブ先行や一般での発売が予定されており、入場者プレゼントは「 『Endless SHOCK』2024年オリジナルカード」に決定。
24年間の締めくくりとなる『Endless SHOCK』大千穐楽公演を大迫力のスクリーンで、そして生中継で、その最後の瞬間がより多くのファンの目に焼き付けられることを願わずにいられない。
★11月29日(金)大千穐楽公演/映画館ライブビューイング詳細★
■上映日時:
2024年11月29日(金)13:00上映開始(予定)
■上映時間(予定):
・第一幕 13:00~14:15(75分) 休憩 30分
・第二幕 14:45~16:15(90分)
・特別カーテンコール 16:15~
※特別カーテンコールの最後までお楽しみください
■出演者:
堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃、前田美波里 ほか
【一般発売】2024年11月16日(土)10:00~ ※なくなり次第終了
【劇場販売(先着)】2024年11月27日(水)0:00~(=2024年11月26日(火)24:00~)
※劇場販売は、それ以前の各種販売にて満席になった場合は販売無し
※チケット発売、料金、上映館の詳細は、後日『Endless SHOCK』公式サイトにてご案内致します
■入場者プレゼント: 『Endless SHOCK』2024年オリジナルカード
※帝国劇場11月29日(金)13時公演でも入場者に配布