ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』日本公演通算300回突破!&吉田鋼太郎がカーテンコールに登壇!

【撮影:田中亜紀】

10月26日(土)まで東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演、その後、11月9日(土)から24日(日)まで大阪・SkyシアターMBSにて上演されるDaiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』。
10月19日(土)昼公演では、日本公演通算300回突破ならびに10月19日は「父ちゃん(とうちゃん)育児(いくじ)の日」ということで、俳優の吉田鋼太郎がスペシャルカーテンコールに登壇!2017年初演時に益岡徹とともにお父さん役を演じた吉田鋼太郎が『ビリー・エリオット』にちなんだ“パンジーの花かご”を持って現れた。花かごの中には日本公演通算300回突破を祝した、ロゴやチュチュ、ボクシンググローブをかたどった300枚のクッキーが入っており、出演者が舞台上から客席にクッキーを投げ振る舞う一幕も。
東京公演残り一週間、ますます団結して盛り上がりをみせるカンパニーにご注目!
本記事では、スタンディングオベーションの中、楽しいひと時となったカーテンコールの様子をお届けする。

吉田鋼太郎(2017年初演時お父さん役) のコメント

初演に出演していましたが、改めて観劇してみると、最初から最後まで全てが初めての体験のようで新鮮に感じました。とてつもない才能を持った人たちが集まり、長い時間をかけて準備をし、厳しい稽古を重ねて出来上がる代表的な作品だと思います。これだけの時間、労力、人の血と汗の結晶を作品にかけられることが羨ましいです。
ビリーの奇跡のような演技も愛される要素の一つだと思います。1年以上かけてやってきたことが、完全にプロの仕事になっている。 だけど、彼らが持っている情熱や純粋さは、ただ「演劇をやりたい」「踊りたい」という楽しい気持ちです。それを観て心が洗われましたし、自分の本来の気持ちを思い出しました。
アンサンブルの方たちによる、あのダイナミックで繊細なお芝居もなかなかできることではありません。なんて素晴らしいんだという言葉しか出てきません!言いたいことは山ほどありますが、心が綺麗になるお芝居だと思います。
長い間芝居をやってきて自分も出演しましたが、この作品はNo.1です。観て絶対に損はしません。日々の生活の中で、悲しいこと、苦しいこと、いろいろなことがあるでしょう。もう立ち直れないと思うこともあるかもしれません。そういう方もぜひ観てください。もう一度頑張ろうと思えると思いますし、心の底からおすすめできる素晴らしい作品です。ぜひ劇場へ。

カーテンコール写真・舞台写真