★絶賛上演中★「新生!熱血ブラバン少女。」初日取材会レポート&舞台写真公開!!

2024.04.15

2017年3月に行われた博多座オリジナル舞台『熱血!ブラバン少女。』が、2024年4月『新生!熱血ブラバン少女。』として帰ってきた!

博多華丸の熱血コーチぶりと福岡が誇る吹奏楽部の名門校・精華女子高等学校との見事なハーモニーが評判を呼び大絶賛のうちに幕を閉じた前作から7年、博多座25周年記念作品として新たな物語となって、ただいま絶賛上演中。今回も引き続き、精華女子高等学校の現役吹奏楽部の生徒たちが、前作よりも長く舞台上で演奏を披露してくれている。

4月6日(土)に福岡・博多座にて開幕した本作だが、初日前日に行われた囲み取材会には華丸をはじめ、浅野ゆう子、紅ゆずる、鈴木梨央、星野真里、宇梶剛士ほか出演者たち、精華女子高等学校吹奏楽部から吹奏楽部の部長と顧問の先生も取材会に登壇した。ここでは、到着した本公演の舞台写真と共に、初日囲み取材会の様子を振り返る。

前作以上に力の入った舞台になりそうな本作だが、取材会では今作について「『新生』ということで、スケールもさらに大きくなったと思います」と語るのは主演を務める博多華丸。

そして、「待ちに待った博多座公演、ブラバン少女の一員として活躍できるよう頑張ります」と紅ゆずるの挨拶に続いて星野が「前回にも増して、今回も飛び道具的な役割を任されていると自覚しています(笑)。最後まで元気いっぱい頑張ります」と笑顔を見せた。また、星野と同じく前作でも出演した宇梶は「華丸さんと今作でも火花を散らします。皆さんに見て頂きたい心温まる物語、皆さんに聴いていただきたい素晴らしい音楽。知らないうちに心の蓋が開いて、涙があふれて参ります。よろしくお願いいたします」と挨拶。

続いて、今作が博多座初となる鈴木梨央は「博多座は初舞台となりますが、舞台稽古の時から素敵な劇場に初めて立たせて頂くことに興奮が止まりませんでした。精華女子高等学校吹奏楽部の皆さん、カンパニーの皆さんとハーモニーを奏でさせていただきます」と笑顔で語ると、精華女子高等学校吹奏楽部の佐々木部長も「はじめは緊張していましたが、役者さんたちの舞台に対する熱い思いを自分たちも吸収してやってこれました。熱い気持ちと新しく生まれ変わった姿を皆さまにお届けできたらと思います」と本舞台への意気込みを見せた。また、生徒が通う高校の校長役を演じる浅野ゆう子は「座長の元で毎日稽古に励んでまいりました。精華女子高等学校のみなさんの演奏が素晴らしく、毎日感動を頂戴しています。その素晴らしい演奏を存分に楽しめて、感動の涙でいっぱいの作品となるに違いないと思います。そして、最後の最後には華丸さんの素晴らしい姿をご覧いただけます」と話した。

また、この期待高まる舞台で、吹奏楽部の部員たちの精神面、メンタルをケアするメンタルコーチという役柄を演じる華丸は「普段は、(博多の名産)明太子を全国で有名にするための“メンタイコーチ”を務めていますが(笑)、今回は“メンタルコーチ”という役柄です(笑)」と、芸人として笑いを取ることを忘れず会場に笑いを振りまいた。

そんな華丸だが、芸人としての彼と役者としての違いがあるのか共演者たちに尋ねると、浅野ゆう子は「以前からTVで拝見していて注目していた方なんです。今回、華丸組へ初参加となる私ですが、“俳優・博多華丸”さんはとても真摯に向き合った芝居を投げてくださるので、ご一緒していて楽しいですし、とても安心してこちらも演じさせて頂いています」と明かした。
そして、紅ゆずるからも「私の役柄的に…どんなに大きな…ビックリするお芝居をしても(笑)、動じずにいてくださるんです。芸人の華丸さんは『アタックチャンス!』(児玉清のモノマネ)と言われている姿が強く印象に残っていましたが(笑)、実際にお会いしてお芝居やお話をさせていただいて、今はとても目がお美しい方だなという印象です。このキラキラした大きな目に吸い込まれそうになりながら、演じていますが(笑)、お芝居を大きく受け止めてくださる大きな方です」と高評価。

また、7年前の前作からの続投である宇梶からは「お芝居では演じきれない澄んだものをお持ちで、そこが7年前から変わらずにいらっしゃるので、嬉しいです。それがずっと真ん中に立ち続けられる所以だろうなと改めて思いました」と、ここでも高く評価されたかと思ったが、星野からは「う~ん…そんなに変わってないなぁというか…」という答えが。その答えに華丸が慌てて星野に顔を向けると、「違う違う(笑)!」と星野も慌てて笑いつつ、「今回の作品、私たちは前回よりも難しいことをやろうとしていたんだな…ということを舞台稽古で発見したんです。でも、それがちゃんとした形になれて初日を迎えられる。そこには、華丸さんが座長として変わらないというか、これみよがしに『スゴイでしょ?』と見せつけられるのではなく、変わらない様子で私たちを引っぱってくださっていたからなんだなぁと、改めて感じています」と誤解が解かれ、安堵の表情と共演者からの称賛を浴びて照れくさそうに耳を傾ける華丸だった。

そして最後に華丸が「博多座”25″周年ということで…。「25」といえば『アタック25!』の児玉さんのモノマネで私も今日に至るので、「25」とはとても縁があるなと感じつつ今日という日を迎えています(笑)。本作に自信を持っています。観に来たことに後悔させるのではなく、観に行かなかったことを後悔させる…そんな舞台になっておりますので、是非、劇場にお越しください!お待ちしています!」と熱い言葉で締めた。

本公演は、4月21日(日)までの福岡・博多座での公演を終えると、4月26日(金)~28日(日)まで大阪・新歌舞伎座でも上演される。