『川井郁子デビュー20周年音楽舞台&コンサート』公開フォトコール&取材会レポート

川井郁子デビュー20周年の集大成!!コロナによる延期を乗り越え遂に開幕
芸術分野の枠を超え音楽・言葉・最先端映像技術が織りなす壮大な音楽ファンタジー

ヴァイオリニスト川井郁子が、デビュー20周年を記念して『川井郁子デビュー20周年音楽舞台&コンサート』を12月10日(金)~12日(日)に東京・新国立劇場 中劇場、28日(火)に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演いたします。
本公演は、第一部と第二部に分かれており、第一部は音楽家・川井郁子ならではの視点から、波乱万丈の人生を歩んだガラシャの心理に迫り、音楽とダンス、そして立体ホログラムやCGを駆使した最先端の映像技術との豪華コラボレーション“Unframed(アンフレームド/枠にとらわれない)”というアイデンティティを見つめ直し、芸術分野が越境して化学反応を生み出す、ドラマティックな新芸術の舞台を物語仕立ての音楽劇をお届けします。
第二部は<小西真奈美、咲妃みゆ、紫吹淳、中川晃教、秋川雅史>と、それぞれのジャンルで活躍するゲストを毎回迎え、楽曲や歌、舞踊など多種多様なコンサートを行います。

川井郁子の音楽の世界が無限に広がる新しい舞台芸術の可能性にどうぞご期待ください。

初日を目前に控えた12月8日(水)に行われた公開フォトコールと取材会から川井郁子、川井花音のコメントと写真が到着しましたので掲載いたします。

川井郁子 コメント

私は言葉のない音楽が持つ無限に広がる想像力を活かした舞台を作りたいと常々考えていて、今回、ビジュアルの持つ要素や身体表現など、様々な要素が結集した舞台を作りました。第二幕は日替わりゲストをお呼びしてのコンサートです。咲妃みゆさん、紫吹淳さん、中川晃教さんとの共演は初めてですが、皆さん気持ちのいい方ばかりでした。今回出演いただく5人の方は個性の強いオーラのある方ばかりで、それぞれ個性ある魅力がバイオリンの違う顔を見せてくれると思います。きっと驚くような音楽ファンタジーをお見せできると思いますし、これから、音楽やいろんなジャンルの表現を学ぶ方にヒントになるような作品になると思います。細川ガラシャという人のイメージを皆さんの心に刻めるような、クラシックや音楽に馴染みのない方も楽しめるような舞台になっておりますので、ぜひ見に来てください。

〈お気に入りのクリスマスソングは?〉
「きよしこの夜」です。私の父が「きよし」という名前で、子供のころは不思議な気持ちで歌っていました(笑)

 

川井花音〈15歳〉 コメント

母が舞台に立つところは何度か見ているのですが、今回は全く新しい音楽舞台になると思います。私にとっては、はじめての舞台出演で、今回の出演をきっかけに、日舞を習い始めました。緊張もありますが、皆さんにお見せできるワクワクが大きいです。私は幼少期のガラシャを演じます。ガラシャが1人の女性として、その瞬間にどんな感情を抱いていたのかを大切に演じました。来年は高校生になるので、勉強もそうですが資格取得に向けて、目標に向かって頑張れたらと思います。

〈お気に入りのクリスマスソングは?〉
マライアキャリーの「All I Want for Christmas Is You」です。夏にも聞くほどお気に入りの曲です。

 

公開フォトコール

■STORY■
1793年、パリ。牢獄に囚われたマリー・アントワネットは、少女の頃に観たオペラを回想している。
それは遠い異国の「強き貴婦人ガラシャ」の物語。
「ガラシャのように、私は誇り高く最期を迎えられるのだろうか」
すると、不思議な鳥が王妃をガラシャの物語に誘う。
導かれた先には、夫から幽閉された山奥で、不信に塗れ、絶望するガラシャの姿があった…。

撮影: 瀬戸秀美