■Kawai Project Vol.シビウ国際演劇祭招聘作品『ウィルを待ちながら』
7/9(土)15:00 開演 会場:パルテノン多摩 小ホール
作・演出:河合祥一郎 出 演:田代隆秀、高山春夫
●5月7日(土) 一般発売
英文学者、翻訳家で東京大学教授の河合祥一郎がシェイクスピア全40作品から名台詞を集めて1作の演劇に仕立てた快挙!
ウィルとは何者か? ウィルを待ち続ける二人の役者が発する名台詞の数々を楽しく堪能できる本作。初演、再演共に大好評な作品だ。
ルーマニアのシビウ国際演劇祭に招聘されたが、昨年はコロナ禍で遠征できず・・・今年こそシビウ公演実現を祈るのみ!
出演の田代隆秀はシェイクスピア全作品上演を実現したシェイクスピアカンパニーの創立メンバーで劇団四季に所属。高山春夫は鈴木忠志氏率いるSCOTに所属していた気鋭の俳優。二人は共に蜷川幸雄氏演出のシェイクスピア作品やギリシャ悲劇にも参加していた。
この筋金入りの役者二人が丁々発止繰り出すシェイクスピアの台詞の数々に心打たれるはず。
パルテノン多摩公演は、シェイクスピア専門学者でもある河合祥一郎のプレトークを公演前に大ホールで行う希少な機会となるという(「ウィルを待ちながら」公演は小ホール)。公演も公演前のプレトークもお楽しみに!!
■リニューアルオープン企画 『夏を感じる珠玉の映画上映』
7/27(水)・28(木)会場:パルテノン多摩 小ホール
・7/27日(水)「椿の庭」11:00/17:00 「夏時間」14:15 ※開場は各上映の20分前(予告編上映無し)
・7/28日(木)「夏時間」11:00/17:00 「椿の庭」13:45 ※開場は各上映の20分前(予告編上映無し)
『椿の庭』(2020/日本/128分)
ⓒ2020 “A Garden of Camellias” Film Partners
監督・脚本・撮影:上田義彦
出演:富司純子、シム・ウンギョン、鈴木京香
『夏時間』(2019/韓国/105分)
ⓒ 2019 ONU FILM, ALL RIGHTS RESERVED
監督:ユン・ダンビ
出演:チェ・ジョンウン、パク・スンジュン、ヤン・フンジュ
■リニューアルオープン企画『お月さまへようこそ』
7/28(木)~31(日) 会場:パルテノン多摩 大ホール
作:ジョン・パトリック・シャンリィ 翻訳:鈴木小百合
演出:石丸さち子
出演:小日向星一、南沢奈央、大久保祥太郎、納谷 健、久保田秀敏、大空ゆうひ
●5月22日(日) 一般発売
リニューアルオープンの7月、そのメインメニューとして、ジョン・パトリック・シャンリィの短篇6篇から成る「お月さまへようこそ」を上演!今、心に響く作品を届けられる舞台俳優が集結する期待作が登場!!
6名の俳優が下記6篇の短篇の各役を複数演じる、詩情に満ちた心に響く作品。「赤いコート」「どん底」「星降る夜に出かけよう」「西部劇」「喜びの孤独な衝動」「お月さまへようこそ」。
演出は、昨年も渾身作「キオスク」、大作ミュージカル「マタ・ハリ」「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」などで注目され大好評を得た石丸さち子。熱き作品愛と指導力で俳優とスタッフからの信頼が厚く、長きにわたり蜷川幸雄氏の演出助手であった事でも知られる、優れた演出家だ。
出演は、舞台を中心に活動し、静謐な表現も大胆な演技も担える頼もしい俳優陣が顔を揃える。今年早々にも白井晃氏演出「マーキュリー・ファー」での鮮烈な演技で注目された小日向星一、舞台、映像作品共に清新で繊細な表現力に定評がある南沢奈央、「ヴェラキッカ」「next to normal」など話題作への出演が続き、劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」団員でもある大久保祥太郎、近作「毒薬と老嬢」(演出:錦織一清氏)では軽快な関西弁と演技が注目された納谷健、ミュージカル「テニスの王子様」で注目され、石丸演出作は「スカーレット・ピンパーネル」出演がある久保田秀敏、そして、元宝塚歌劇団トップスターで実力派舞台女優として進境著しい大空ゆうひ。表現力豊かなキャストが集結!
■リニューアルオープン企画『夏の雲は忘れない -1945年 ヒロシマ・ナガサキ- 特別編』
8/6(土) 13:00開演/16:00開演 会場:パルテノン多摩 小ホール
演出:城田美樹
出演:渡辺美佐子、川口敦子、高田敏江、長内美那子
●5月7日(土) 一般発売
忘れてはならない原爆と戦争の体験を伝える朗読公演。
第2次世界大戦時、広島と長崎に落とされた原子爆弾で父母を亡くした子供、子供を亡くした母たちの手記を、戦争を肌身で知る世代の女優たちが平和への祈りを込めて朗読してきた。長年にわたり全国各地を巡演した作品の特別編をパルテノン多摩で初上演。反戦を声高に訴えることなく、心に響く朗読公演として、一部分は小中学生と一緒に語り継いでいく。家族や友人、もちろん一人でも、ぜひ足を運んでみては?
■リニューアルオープン企画演劇集団 円 円・こどもステージ『河童の三平』
8/18(木) 11:30開演 会場:パルテノン多摩 小ホール
©水木プロダクション
作:水木しげる 脚本:京極夏彦 演出:内藤裕子
出演:中田翔真、古賀ありさ、丸岡奨詞、山崎健二、佐々木睦、上杉陽一、
馬渡亜樹、手塚祐介、相馬一貴、野上絵理、庄司悠希、中野風音
●5月7日(土) 一般発売
少年三平と河童が繰り広げる不思議な冒険の物語。水木しげる作品ファンもお観逃しなく!
「ゲゲゲの鬼太郎」と共に漫画界の巨匠 水木しげるの代表作である「河童の三平」。京極夏彦が脚本を手がけて初舞台化した昨年の大好評によって、今年はパルテノン多摩と鳥取県境港市で上演!演劇集団 円のパルテノン多摩登場は21年ぶりとなる。家族みんなで楽しめる約70分を!
■サンリオファミリーミュージカル『ピューロマスケティア ~3人のやさしい銃士たち~』
8/27(土) 11:00開演/14:00開演 会場:パルテノン多摩 大ホール
●6月26日(日) 一般発売
第一部はハローキティと仲間たちがお送りする名作「三銃士」をモチーフとした「愛」と「友情」を育む冒険の旅!の物語。第二部は歌って、踊って、映像と音楽のスペクタクルレビューショー!
■リニューアルオープン企画『小曽根 真 ソロコンサート』
8/28(日) 15:00開演 会場:パルテノン多摩 大ホール
ⓒKazuyoshi Shimomura(AGENCE HIRATA)
出演:小曽根 真
●6月4日(土) 一般発売
日本を代表するジャズピアニストで、近年は国内外クラシック界でも名指揮者、著名オーケストラと共演など多彩に活躍する小曽根真。リニューアルした大ホールで必聴のアーティストが登場する!
小曽根 真は1983年バークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業、同年米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。以来、ソロライヴをはじめゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリス、チック・コリアなど世界的なトッププレイヤーとの共演や自身が率いるビッグバンド「No Name Horses」など、ジャズ最前線で大活躍。次世代ジャズ演奏家の指導、育成にもあたる。2021年3月には還暦を迎え、「OZONE60 」と 題したプロジェクトを全国都道府県に向けて展開。作曲にも意欲的に取り組む小曽根真のソロコンサートは、自身作曲の楽曲を中心に期待大!
■リニューアルオープン企画 新国立劇場演劇研修所 朗読劇『ひめゆり』
9/3(土) 15:00開演 会場:パルテノン多摩 小ホール
脚本:瀬戸口郁『私のひめゆり戦記』(宮良ルリ著)『ひめゆりの塔 学徒隊長の手記』(西平英夫著)
『ひめゆりの塔をめぐる人々の手記』(仲宗根政善著)より
構成:道場禎一 構成・演出:西川信廣 出演:新国立劇場演劇研修所第16期生 ほか
●6月19日(日) 一般発売
新国立劇場演劇研修所が再演を重ね、好評を博す朗読劇。
その感動をパルテノン多摩でも!
新国立劇場演劇研修所では、過去の歴史に向き合い語り継ぐべき記憶を伝える朗読劇を毎年夏に上演。
沖縄師範学校女子部 沖縄県立第一高等女学校-通称「ひめゆり学園」の女生徒たちは活気に満ちた学園生活を送っていたが、昭和20年3月、太平洋戦争の大波が沖縄に押し寄せ、「ひめゆり学徒隊」として戦場に送られた。彼女たちは野戦病院で献身的な看護活動に励むが、やがて沖縄は苛烈な戦場と化していく…… 終演後に新国立劇場演劇研修所副所長 演出の西川信廣等によるアフタートークも行われる。
■リニューアルオープン企画 東京芸術劇場プロデュース『気づかいルーシー』
9/10(土) 15:00開演 会場:パルテノン多摩 大ホール
撮影:阿部章仁
原作:松尾スズキ(千倉書房「気づかいルーシー」)
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:岸井ゆきの 栗原類/川上友里 山口航太
ノゾエ征爾/大鶴佐助 小野寺修二
演奏:田中馨 森ゆに
●7月17日(日) 一般発売
歌と踊りで観客を巻き込み、子どももオトナも楽しめる音楽劇!松尾スズキの文/絵による絵本をノゾエ征爾の脚本・演出で!
“気づかい”とは日本人の特性を表すボキャブラリーとして定着した“忖度”。
「大人計画」主宰者であり、作家、演出家、俳優として活躍する松尾スズキが描いた絵本『気づかいルーシー』。そのオリジナル音楽劇は2015年に初演され大好評を得て、17年の再演でも各地で大盛況に終わった。 そして今年さらに充実の再々演がパルテノン多摩大ホールに初登場する! 主人公ルーシー役には、松尾スズキが「原作キャラに生き写し」と絶賛した岸井ゆきの。王子様役は特異な個性を発揮し印象的な演技を魅せる栗原類。おじいさん役の小野寺修二、初参加の大鶴佐助、もちろんノゾエ征爾、川上友里、山口航太からも目が離せない。ほろ苦くも楽しい舞台に注目!
■こまつ座 第143回公演 『頭痛肩こり樋口一葉』大千穐楽
9/19(月・祝) 13:30開演 会場:パルテノン多摩 大ホール
作:井上ひさし 演出:栗山民也
出演:貫地谷しほり、増子倭文江、熊谷真実、香寿たつき、瀬戸さおり、若村麻由美
●5月28日(土) 一般発売
こまつ座旗揚げの代表作にして井上ひさし作品の金字塔。パルテノン多摩リニューアルオープン期間の珠玉の1作として待望の上演!
儚くも逞しく生きた女性たちの、あの世とこの世、その境界線の物語。生きるのがもっと楽しくなる?!
一葉には新たに貫地谷しほり、そして前回公演でも抜群の表現力で花蛍(幽霊)を好演した若村麻由美はじめ豪華俳優陣が出演。
■リニューアルオープン企画『Sound Theater 2022-Ⅰ』
9/23(金・祝)15:00開演・9/24(土)15:00開演 会場:パルテノン多摩 大ホール
出演:TSUKEMEN、大空ゆうひ、「時を超える絆」のみ合唱参加者予定
●6月12日(日) 一般発売
ミュージシャンとパフォーマー(俳優、ダンサー等)の競演・響演を堪能できるコンサートスタイルの公演。パルテノン多摩のシリーズ企画!Wヴァイオリン(TAIRIK・KENTA)とピアノ(SUGURU)のインストゥルメンタルユニットと元宝塚歌劇団トップスター大空ゆうひ共演の、他にはないコンサートに期待大!さだまさし作詞×TSUKEMEN作曲による感動的合唱曲「時を超える絆」も必聴!
■リニューアルオープン企画 音楽朗読劇『母と娘の絆―冷蔵庫のうえの人生―』
10/8(土)15:00開演・10/9(日)14:00開演 会場:パルテノン多摩 小ホール
演出:マキノノゾミ
作:アリス・カイパース 翻訳:八木明子 上演台本:山谷典子 音楽:笠松泰洋
出演:保坂知寿、花乃まりあ ピアノ演奏:大貫祐一郎
●6月19日(日) 一般発売
感動の約90分! 英国の詩人で小説家A・カイパースの処女作を音楽朗読劇に!パルテノン多摩のシリーズ企画。
劇作と演出の両面で長く実力を発揮し続け、今年3月には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞したマキノノゾミが演出。劇団四季の看板女優を長く務め、ミュージカルでも、ストレートプレイでも活躍する実力派 保坂知寿と、元宝塚歌劇団トップ娘役を経て、可憐な容姿と豊かな表現力でミュージカルを中心に活躍中の花乃まりあ。二人の初共演に注目!
大劇場から小劇場まで多くの舞台で活躍する保坂知寿が充実の表現力、歌唱力を活かして女医でシングルマザーの役に。そして、娘クレアには宝塚歌劇団退団後も多彩なミュージカルを中心にさまざまな舞台で観客を魅了し、進境著しい花乃まりあ(多摩市出身)。7月上演の「愛しいクレアへー冷蔵庫のうえの人生ー」に続いて、2022年の「冷蔵庫のうえの人生」第2弾!
シングルマザーで産婦人科医の母と娘クレア。多忙な母と多感な娘は日々の暮らしを協力し合い、冷蔵庫の扉の上にメモを貼って連絡し合う。買物のメモ、お小遣い要求のメモ、食事のメニュー・・・etc. 娘が母に反発する時もありながら、二人の日常は変わりなく続いていくはずだった・・・が、母は病魔に侵されてしまう。
母の後悔、娘の葛藤、お互いへの愛情が胸に迫りくる感動作。人と人とのつながりの大切さ、家族の絆などを改めて思い、あたりまえだった事、平穏だった日々は永遠ではない事に想いを深くする珠玉の音楽朗読劇。
■シーエイティプロデュース企画・製作『裸足で散歩』大千穐楽
10/11(火) 18:30開演 会場:パルテノン多摩 大ホール
作:ニール・サイモン 翻訳:福田響志 演出:元吉庸泰
出演: 加藤和樹、高田夏帆、本間ひとし、松尾貴史、戸田恵子
●6月5日(日) 一般発売
ニール・サイモンの名作コメディをミュージカルでもストレートプレイでも大活躍中の加藤和樹の主演で上演。パルテノン多摩リニューアルオープン期間を飾る期待作!
1967年にロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダの主演で映画化された傑作コメディ。若手弁護士ポールと若妻コリーの新婚カップルの新居はエレベーター無しのオンボロで真冬に暖房も無い。屋上の不思議な住人ヴェラスコとコリーの母バンクス夫人、そしてコリーにふりまわされるポール。ポール役は、多彩な舞台と音楽活動で注目されるパルテノン多摩初登場の加藤和樹。舞台、映像作品で常に高い評価を受ける松尾貴史と戸田恵子も出演!本公演の大千穐楽をパルテノン多摩で上演。
■リニューアルオープン企画『パルテノン多摩ダンスコレクション2022』
10/15(土)15:00開演・10/16 (日)14:00開演 会場:パルテノン多摩 小ホール
出演:笹原進一 振付:「Stay Home」 土井由希子/八幡顕光/その他1作
KENTARO!! 振付新作 KENTARO!! & Dayonashiik
●6月26日(日) 一般発売
リニューアルオープンの今年から、シリーズ企画として「パルテノン多摩ダンスコレクション」を上演!
今回は笹原進一の振付作品とKENTARO!!の振付作品。初回は全く異なるダンサー、クリエイターに出会える公演。クラシックバレエ、コンテンポラリーダンスの境界をしなやかに越境し活躍してきたダンサー、メロスダンスエクスペリエンスのプロデューサーでもある土井由希子。新国立劇場バレエ団での目覚ましい活躍を経てフリーに転じ、ロサンゼルス・バレエ団ゲストプリンシパルでもある八幡顕光。その2人が出演する公演と、ストリートダンスもコンテンポラリーダンスも圧倒的に軽やかに超越してきたKENTARO!!とDayonashiikが出演する新作に乞うご期待!
★パルテノン多摩リニューアルオープン企画特設サイト:https://www.parthenon-renewalopen.jp/