12/12(水)ついに開幕!『オイディプスREXXX』中村橋之助・南 果歩・宮崎吐夢 コメントが到着!

2018.12.12

向かって左:中村橋之助、向かって右:南果歩

父を殺し、自らの産みの母と夫婦となった若き王が、破滅への道を転がり落ちるまでを描いたギリシャ悲劇の傑作『オイディプス王』を、 中村橋之助、南果歩、宮崎吐夢ら実力派キャストを迎え、若手演出家・杉原邦生が新たな切り口で上演する『オイディプスREXXX』が12/12(水)ついに開幕します。
開幕に先駆けて、中村橋之助・南 果歩・宮崎吐夢の3名よりコメントが到着しました。

 

≪中村橋之助≫
初めてのストレートプレイですが、素晴らしいカンパニーに恵まれて、毎日本当に楽しく充実しています。1ヶ月の長い稽古というのも初めてで、自分が感じたままを、芝居で表現できる喜びを感じています。歌舞伎の時とはまた違った緊張感がありますが、俳優としての今の「中村橋之助」を観ていただきたいです。強さや品格を持ちつつ、堕ちていく、オイディプス王の孤独を感じていただけるように、一生懸命つとめたいと思います。

≪南果歩≫
この作品は自分の中で復帰作と位置付けています。本当に良い作品と出会えた喜びをかみしめ、より自由に、より大きくしていくのが明日からの目標です。オイディプスとは母子であることは知らずに夫婦となるのですが、何故かつい母性が出てしまうところや、最後の最後まで本当に彼を愛していたのだというところを表現し、劇的な瞬間を大いに楽しみたいと思っています。今、私が「生きている」姿をぜひ観に来てください!

≪宮崎吐夢≫
今年もいくつかのお芝居に出演しましたが、最後にこんなに素晴らしい皆さんと作品に出会えてとても良い一年でした。来年から余生です(笑)今までギリシャ悲劇を全く知らなかったのですが、こんなに分かりやすく面白いものだと思わなくて、それをお客さまにも伝えられたらと思います。イオカステの弟クレオンの他にも2つの役をやりますが、滑稽な役どころでもあるのでギリシャ“喜劇”にならないように頑張ります!

12/14(金)19:00公演、12/17(月)14:00公演、12/20(木)14:00公演 には各公演終演後にアフタートークも開催されます。さらに、12/21(金)19:00公演 終了後には、南果歩×中野信子(脳科学者)によるスペシャル・アフタートークの開催も決定。スペシャル・アフタートークのみ、12/21(金)19:00公演以外のチケットをお持ちの方もご参加いただけます。

公演は、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて12/24(月)まで上演。

 

撮影:宮川舞子