
撮影/サギサカユウマ
3月20日(木・祝)、東京・本多劇場にて松居大悟作の『極めてやわらかい道』が開幕した。
本作は2018年公開の映画『君が君で君だ』の原作で、同年には舞台でリブート作品として『君が君で君で君を君を君を』としても上演された、松居にとって渾身の一作。今回は松居の演出助手として信頼の厚い川名幸宏の潤色・演出により上演となった。
とある木造アパートの一室から向かいに見える部屋に住む“姫”を守る兵士たち。十年もの間、姫を見守り続けていた、不器用すぎる男たちの純粋すぎて歪な恋の物語。鳥越裕貴を主演に迎え、3月30日(日)まで上演される。
この開幕に際し、川名幸宏から開幕コメントと舞台写真が到着した。
開幕コメント
川名幸宏
濃密すぎて窒息しそうな体験が、私の演劇の原風景です。
あの鬱屈とした薄暗い空間で繰り広げられる、アンダーグラウンドな、毒々しい危険な香りのする場所にワクワクして、気がついたら演劇を始めていました。
『極めてやわらかい道』は、そんな私の原風景のひとつ。
心の汗をびっしょりかいて、窒息していただけたら嬉しいです。
舞台写真


























撮影/サギサカユウマ