演歌の貴公子・山内惠介 東京・明治座 初座長公演
1963年 父の青春 僕はあの日の高校3年生
ゴールデン歌謡ショー・惠介のヒットパレード2018
山内惠介 インタビュー

歌と芝居と笑いを満喫してほしい

山内
「今回の演目は自分の父親の青春時代にタイムスリップしてしまうというあり得ないシチュエーション。ここが最大の見どころです(笑)。」

 

8月5日~15日まで明治座にておこなわれる『演歌の貴公子・山内惠介 東京・明治座初座長公演 1963年 父の青春 僕はあの日の高校3年生 ゴールデン歌謡ショー・惠介のヒットパレード2018』。現代劇の劇場公演としては自身初となる座長を務めることになった山内惠介は微笑んだ。

山内「これまで時代劇の座長公演は2務めたことがあります。でも、座長としての現代劇は初めて。座員皆さんの士気を上げつつ、お客さんにも楽しんでもらう。もちろんプレッシャーはありますよ。でも、楽しみの方がずっと大きいですけどね。」

 

今回の公演ではマドンナ役として南野陽子との共演が決まった。

山内「南野さんは、アイドル時代と変わらず、今でもとてもお奇麗で素敵な方ですよね。共演が楽しみです。」

 

そして山内&南野コンビを支える笑いの大黒柱としてSET(スーパー・エキセントリック・シアター)が企画協力として共演することも決まった。「笑い」を生み出す布陣はすでに万全。稽古は始まっていないものの、すでに山内の頭の中では爆笑ステージの青写真が描けている。

山内「僕自身、南野さんとのかけ合いを楽しみにしているんです。笑いを生み出すために、2人で本気でふざけたいと思っています。それに、SETの皆さんは、笑いに妥協がないプロの集団ですから、本当に面白い公演になると思いますよ。」

 

さらに、山内自身がもう一つの見どころを教えてくれた。

山内「今回の演目では、僕の学生服姿にも注目してほしいんです。中学時代はブレザーで、高校2年生で転校するまでは学ランでした。それ以来となる久しぶりの学生服姿。似合っているかどうか、ぜひ劇場で確認してほしいですね。」

 

もちろん、「笑い」だけではなく、「歌謡ショー」と銘打たれているように、彼の本領である自慢ののどもたっぷりと堪能できる。

山内「明治座という伝統ある素晴らしい劇場での座長公演。身が引き締まる思いで臨みます。歌とお芝居をぜひ満喫してください!」

 

インタビュー・文/長谷川晶一

 

※構成/月刊ローチケ編集部 4月15日号より転載

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【プロフィール】
山内惠介
■ヤマウチ ケイスケ ’83年、福岡県出身。’01年に「霧情」でデビュー。’15年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすと、以後3年連続で出場中。