
世界中で愛されている名作『星の王子さま』
純粋で澄み切った世界観を街の喧騒と隔てた重要文化財「自由学園明日館」で
300以上の国と地域の言葉で翻訳され、今もなお、世界中から愛されているサン=テグジュぺリの『星の王子さま』。
安田成美(構成・朗読)と阿部海太郎(作曲・演奏)が企画し、昨年10月の富士見高原メディカル研修センター やまぼうしでの公演も記憶に新しい朗読劇が、7月1日(火)~7月2日(水)に東京(池袋・目白)の自由学園明日館で上演されることが決定しました。
街の喧騒と隔てた時代を超えて愛される唯一無二の空間で、声と音に耳を澄ませ、心に響く物語をどうぞお楽しみください。
上演に際し、安田成美と阿部海太郎からコメントも到着しました。
コメント
安田成美
私の心にずっと残っているサン=テグジュぺリ「星の王子さま」
この物語の中に描かれている、王子さまの星と、星に残してきたバラの花を愛する想いが、初めての地球を旅する孤立感と重なって、何度読んでもとても切ない愛おしい気持ちになります。この王子さまの純粋で澄み切った世界観をクローズアップして構成し、阿部海太郎さんが創るアコースティックの温かな音楽と共に、朗読劇にしました。皆様の心に響いて頂けることを真心から願っております。
阿部海太郎
安田成美さんとゆっくりと、しかし変わらぬ思いで「星の王子さま」に取り組んできました。それは、この物語の奥深さをあらためて知る旅として始まりましたが、いつしか王子さまと共に過ごす旅になっていったように思います。この物語は、理解するというよりも、私たち自身がどうやって生きるべきかを教えてくれます。王子さまと過ごすように、そしてその言葉に耳を傾ける親密な時間を、お出かけくださる皆さんと分かち合えましたら幸いです。