タクフェス第13弾 『くちづけ』金田明夫・宅間孝行のオリジナルメンバーでの最後の上演

2025.05.22


笑って、泣いて、心が痛くなる——。人気名作が5年ぶりに再演決定。

宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第13弾『くちづけ』を2025年11月~2026年1月に富山・東京・名古屋・大阪・福岡・札幌にて上演することが決定した。

『くちづけ』 は、宅間が主宰していた東京セレソンデラックスにて2010年に初演し、2013年には堤幸彦監督によって映画化もされた人気名作だ。さらに、2015年にタクフェス第3弾、2020年にタクフェス第8弾にて再演。今回5年ぶりの再演となる。初演から愛情いっぽん役を続投するのは金田明夫。作・演出を手掛ける宅間孝行も、初演から続投でうーやんを演じる。このオリジナルメンバーでの上演は、今回で最後となる。

『くちづけ』の舞台は知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム「ひまわり荘」。かつて大ヒット作品を1度だけ世に送り出した、漫画家の愛情いっぽん(金田明夫)。娘のマコを連れて住み込みで働くことに。純真なマコの心の扉を開けたのは、ひときわ明るく元気なうーやん(宅間孝行)だった。惹かれあった2人は、マコの誕生日であるクリスマスの日に、“結婚しよう”と指きりを交わす。そして約束の日、うーやんはひまわり荘の仲間と一緒にマコがやって来るのを待つが…。純粋な恋と、親の深い愛が胸を打つーータクフェスだからこそ描けた、優しさと切なさの物語だ。

宅間はコメントで「前回コロナの真っ只中でした。人数規制され上演地も限られました。今回一人でも多くの方にこのオリジナルメンバーによる最後の「くちづけ」をお届けしたい。見届けてください。」と作品への想いを露にした。金田は「初演から15年!あっという間でした。同じ役を長きにわたり演じさせてもらえた事は役者冥利につきます。お見せしましょう、ファイナルいっぽん!ご覧あれ!」と意気込む。

タクフェス第13弾『くちづけ』 は、2025年11月〜2026年1月、富山・東京・名古屋・大阪・福岡・札幌にて上演が決定。その他出演者も今後解禁していく。詳細は、公式HP(https://takufes.jp/kuchiduke2025/)にて随時公開。

 

コメント

宅間孝行
5年に一度は再演すると決めた金田明夫さんと共に歩んできた「くちづけ」。今回、金田さん演じるいっぽん先生、そして私もずっと演じてきたうーやん、共に最後になります。前回コロナの真っ只中でした。人数規制され上演地も限られました。今回一人でも多くの方にこのオリジナルメンバーによる最後の「くちづけ」をお届けしたい。見届けてください。

 

金田明夫
初演から15年!あっという間でした。同じ役を長きにわたり演じさせてもらえた事は役者冥利につきます。また、この芝居に出演させてくれた宅間さんには感謝しかありません。そして「くちづけ」を支えてくれたファンの皆様、ありがとうございます。お見せしましょう、ファイナルいっぽん!ご覧あれ!

 

あらすじ
天使のように純真なハートをもつマコは、なぜ・・・
知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム「ひまわり荘」では、身体は大人、心は純真な子供のままの人たちが楽しく暮らしている。そんなホームに、かつて大ヒット作品を1度だけ世に送り出した、漫画家の愛情いっぽんが、娘のマコを連れて住み込みで働くことに…。
ひまわり荘の住民となったマコは、30歳だが心は純真な子供のまま。そんなマコの心の扉を開けたのは、ひときわ明るく元気なうーやんだった。
惹かれあった2人は、マコの誕生日であるクリスマスの日に、“結婚しよう”と指きりを交わす。そして約束の日、うーやんはひまわり荘の仲間と一緒にマコがやって来るのを待つが…。