EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』稽古場見学会を開催!

2025.09.02

創作現場の裏側を公開!

EPOCH MANが10月より上演する『我ら宇宙の塵』について、稽古場見学会の開催が決定した。
今後の演劇を活性化していくため、そして「演劇を続けていこう」という若者を増やすため、またそのきっかけになるように、という思いから立ち上げられた本企画。
再演の構築に向けて、作る側と参加者の双方にとってより良い作品にしていくための時間を作ることを目指す。

今回は、演劇に従事している方や、これからプロの俳優・スタッフ(演出家、劇作家、俳優、舞台、照明、音響、映像、演出助手、制作、宣伝など)を志す方が対象。
どういう形で稽古が進んでいくのか。演出過程を見ることで小沢道成の演劇創作を体感できる。
またスタッフワークに興味がある方にも、プロジェクトの進行など制作スタッフが答える予定だ。

※開催日程など詳細は以下公演HPから

初演時の稽古風景

写真:小岩井ハナ

大切な人を失ったとき、その悲しみとどう向き合えばいいのだろうか。誰もがぶつかる永遠の問いに、演劇界の新たな才能・小沢道成が真摯に向き合い、紡ぎ上げたのが『我ら宇宙の塵』だ。
2023 年 8 月に初演。1 体のパペットと共に歩む死をめぐる不思議な旅は観客に深い感動をもたらし、小劇場演劇としては類を見ない一面の LED ディスプレイを用いた幻想的な演出で、劇場に宇宙空間を創出した。
2 年の時を経て、オリジナルキャストにより再演。EPOCH MAN としては初の 4 都市によるツアー公演を敢行。人は死んだらどこに行くのか。悲しみが消える日は訪れるのか。これは、喪失と、その先にあるグリーフケアの物語。

あらすじ

少年は、父の行方を探しに家を出た。 
その少年を探しに、母も家を出た。 
長い長い旅の途中、出会った街の人に聞いてみた。 
どこに行けばいいのか、と。 
ーーー遺された者達が辿る、宇宙と、この地球の物語。