人気名作が5年ぶりに再演。タクフェス第13弾 『くちづけ』心温まるメインビジュアル公開!

2025.09.05


笑って、泣いて、心が痛くなる——。人気名作が5年ぶりに再演決定。心温まるメインビジュアル公開!劇中映像に宮根誠司が本人役で特別出演!

宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第13弾『くちづけ』を2025年11月24日から富山・東京・名古屋・大阪・福岡・札幌にて上演する。この度、金田明夫演じる愛情いっぽんの頬に石田亜佑美演じる娘・阿波野マコが”くちづけ“をする親子の愛を表現した心温まるメインビジュアルが完成した。また、アナウンサー・タレントとして活躍する宮根誠司が、劇中映像に本人役として特別出演することが決定した。『くちづけ』恒例のアナウンサー宮根誠司から今年はどんなアドリブが飛び出すのか劇場でぜひご覧ください。出演にあたり「数ある宅間孝行作品の中でも最も大好きな『くちづけ』5年ぶりの上演、待ちに待ってました!笑って、泣いて、胸に迫るものがあって、、、まさに、宅間ワールド全開の名作中の名作です!金田明夫さんが、今回で愛情いっぽん役が最後と伺い、大変残念ですが、目に焼き付けます!」とコメントが到着した。

『くちづけ』は、宅間が主宰していた東京セレソンデラックスにて2010年に初演し、2013年には堤幸彦監督によって映画化もされた人気名作だ。さらに、2015年にタクフェス第3弾、2020年にタクフェス第8弾にて再演。今回5年ぶりの再演となる。

『くちづけ』の舞台は知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム「ひまわり荘」。かつて大ヒット作品を1度だけ世に送り出した、漫画家の愛情いっぽん。娘のマコを連れて住み込みで働くことに。純真なマコの心の扉を開けたのは、ひときわ明るく元気なうーやんだった。惹かれあった2人は、マコの誕生日であるクリスマスの日に、“結婚しよう”と指きりを交わす。そして約束の日、うーやんはひまわり荘の仲間と一緒にマコがやって来るのを待つが…。純粋な恋と、親の深い愛が胸を打つー タクフェスが贈る、優しさと切なさの物語だ。

初演から愛情いっぽん役を続投するのは金田明夫。作・演出を手掛ける宅間孝行も、初演から続投でうーやんを演じる。このタッグでの上演は、今回で最後となる。愛情いっぽんの娘・阿波野マコ役にはモーニング娘。を2024年12月の卒業した石田亜佑美。夏目ちゃん役にはタクフェス2年連続出演となる松本幸大、多数の舞台作品に出演経験を持つ実力派から、酒巻くん役・上田堪大、宇都宮智子役・加藤里保菜が登場。国村先生役には、タクフェス常連のハマカーン浜谷健司の出演する。また、ちーちゃん役には3回連続「くちづけ」への出演となる町田萌香に加え、注目の若手から、島ちん役下川恭平、国村はるか役宮城弥生、みなみ役神月柚莉愛、頼さん役にはヨスケ。と河内宏大がダブルキャストとして、タクフェスへ初出演する。さらに、国村真理子役には役者にタレントとマルチに活躍する鈴木紗理奈、袴田さん役には2012年に舞台復帰し、精力的に近年舞台活動を続けている小川菜摘が出演。注目の若手俳優から実力派ベテラン俳優まで豪華出演者が集結した。

タクフェス第13弾『くちづけ』は、2025年11月24日から2026年1月8日にかけて、富山・東京・名古屋・大阪・福岡・札幌にて上演。東京公演は11月28日から12月7日にサンシャイン劇場にて上演する。

 

キャスト・コメント

金田明夫:愛情いっぽん役

初演から15年!あっという間でした。同じ役を長きにわたり演じさせてもらえた事は役者冥利につきます。また、この芝居に出演させてくれた宅間さんには感謝しかありません。そして「くちづけ」を支えてくれたファンの皆様、ありがとうございます。お見せしましょう、ファイナルいっぽん!ご覧あれ!


石田亜佑美:阿波野マコ役

既に歴史のある「くちづけ」という作品に自分も触れられること、とても嬉しく思います。舞台上だけどそこはまるで日常で。自分が観たときに感じた、優しさや、生きることを考えさせられる感覚、そんなきっかけを皆さんにも伝えられるよう、真っ直ぐ、愛情を持ち舞台に立たせていただきます。タクフェス初参加、よろしくお願いいたします。


松本幸大:夏目ちゃん役

『タクフェス第13弾「くちづけ」』で夏目ちゃんを演じさせていただきます!松本幸大です。昨年のタクフェスに初めて参加させていただき、こうして2年連続で“タクフェスの世界”でお仕事させていただけること心から嬉しく思います。歴代の夏目ちゃんの良いところを吸収し、自分の新たな一面を得て僕なりの夏目ちゃんを表現できたらと思っています!観に来てくださる皆さんと素敵な時間を過ごせるよう精一杯務めさせていただきます!!!僕の夏目ちゃんも楽しみにしていてください♡


上田堪大:酒巻くん役

今回、酒巻くんとして出演させていただきます、上田堪大です。なんと!僕が初めてタクフェスを観劇させていただいたのが、2015年の「くちづけ」でした。終演後、衝撃で客席からしばらく動けなかったことを今でも覚えています。なんの因果なのか、それから、ずっと「いつか出演したい!」と願っていたので、本当に縁だなと今つくづく感じています。より多くの方に「くちづけ」が届きますように、今僕が持てる力の全てで臨みたいと思います。


加藤里保菜:宇都宮智子役

このたび、舞台『くちづけ』に出演させていただきます。眩し過ぎるほどに真っ直ぐで、温かくて切ない、そんな感情の揺らぎに満ちた作品に携われることを、とても幸せに感じています。登場人物たちの想いの重なりが、やさしく胸に届くこの作品を、舞台という生の空間で丁寧に紡いでいけたらと思っています。劇場でお会いできるのを心より楽しみにしています。


浜谷健司:国村先生役

またタクフェスで皆様とお逢いできるのが楽しみすぎます!昨年の舞台で、宅間さんが来年「くちづけ」をやります!と言ったとき、お客様が期待に満ち溢れた歓声を上げていました。タクフェスファンの中でも特に愛されている作品であることは間違いありません。しかも、宅間さんのうーやん、金田さんのいっぽん先生のラストです。参加できることに感謝しつつ、最高の「くちづけ」にしたいです!!


町田萌香:ちーちゃん役

「くちづけ」は私のように障がいのある人たちが主人公の作品です。他にない作品ですから大大大好きです。グループホームの仲間たちと、また逢えると思うと今からワクワクしちゃいます。みんなは何を話してても楽しくしちゃう天才たちです。皆さんも一緒にホームのみんなのおしゃべりを楽しんでいただけたらと思います。私もちーちゃんに全力でなりきりますので応援よろしくお願い致します。


下川恭平:島ちん役

島ちんを演じさせていただきます、下川恭平です。沢山の方に愛されている「くちづけ」の世界に、ひまわり荘の住民として参加出来ると思うといまからワクワクが止まりません。今回長年演じてこられた宅間さんのうーやん、金田さんのいっぽん先生での最後の公演ということで身が引き締まる思いですが、この作品のファンの方々にも受け入れて愛してもらえるよう、のびのびと楽しく演じさせていただきます!よろしくお願いいたします!


宮城弥生:国村はるか役

学生時代から観劇させて頂いていたタクフェスに、自分が参加させて頂けることを凄く嬉しく思っています。日本各地へ行って公演をすることや、長期の公演も初めてでとても緊張していますが、先輩方からたくさん学びながら最後まで楽しんで公演できればと思います。皆さんにとって色んなことを考えるきっかけや、また明日から頑張ろうと思って貰えるように精一杯頑張ります!


神月柚莉愛:みなみ役

7歳の時に初めて観劇した宅間孝行さんの舞台。私にとってずっとずっと憧れの場所でした。そんな憧れの舞台に立たせていただきます。大好きな作品『くちづけ』。幼い頃に観劇し、反面教師にしてきたみなみを演じる日が来るとは…!私とは真逆の性格、考えを持つみなみを演じられることを考えるだけで胸が高鳴ります。大切に紡がれてきた『くちづけ』そしてみなみ役を私も1分1秒大切に演じます。劇場でお待ちしております。


ヨスケ。:頼さん役 (Wキャスト)

あれは昨年のタクフェスを観に行った際、配られたフライヤーには次回『くちづけ』決定!の文字。オーディションあるの?。いや、もうキャスト決まってるだろ。他人事のようにフライヤーを見た記憶。それから4ヶ月後まさかの出演依頼!え゛!?ドッキリ?何この不意打ちの『くちづけ』は!!未だに驚きの渦中です。実は個人的にオススメしたい宅間作品1位はこの作品。千穐楽まではヨスケ。さんから頼さんとして頑張ります。


河内宏大:頼さん役 (Wキャスト)

宅間さんの作品では以前タクラボ公演の『WHAT A WONDERFUL LIFE !』に出演させていただきました。あの時の熱をもう一度味わえるのはとても楽しみです!お声掛けいただいた時は、ワクワクと同時に客席から観ていた舞台に参加するというドキドキの方が強かったです笑『くちづけ』は何度も再演している作品ですので、ファンの方も多いと思います。その作品に参加することの意味、覚悟を持って大切に物語を紡がせていただきます。是非、劇場までお越しください!お待ちしております!


鈴木紗理奈:国村真理子役

宅間作の代表作でもある【くちづけ】に私も仲間になれるということで、やる気満々です。みなさんに質問です。正義とはなんだと思いますか?この作品を観て、正義とは何かというものに真正面から向き合って頂けたらと思います。みなさんが探す正義を見つける旅、少しでも快適になるように全力で演じます。


小川菜摘:袴田さん役

この度、舞台「くちづけ」で、「袴田さん」を演じさせて頂きます。この作品は命の尊厳や親子の愛を深く描く名作です。袴田さんというキャラクターの優しさ、明るさ、不器用さ、そして切なさを誠実に表現し、お客様にこの物語の温かさと哀しみを真っ直ぐ届けたいと思います。一つひとつの台詞に心を込め、舞台上で生きる存在として、心に残る時間をお届け出来るよう精一杯努めます!


宅間孝行:作・演出/うーやん役

5年に一度は再演すると決めた金田明夫さんと共に歩んできた「くちづけ」。今回、金田さん演じるいっぽん先生、そして私もずっと演じてきたうーやん、共に最後になります。前回コロナの真っ只中でした。人数規制され上演地も限られました。今回一人でも多くの方にこのオリジナルメンバーによる最後の「くちづけ」をお届けしたい。見届けてください。


宮根誠司:映像出演

数ある宅間孝行作品の中でも最も大好きな『くちづけ』5年ぶりの上演、待ちに待ってました!笑って、泣いて、胸に迫るものがあって、、、まさに、宅間ワールド全開の名作中の名作です!金田明夫さんが、今回で愛情いっぽん役が最後と伺い、大変残念ですが、目に焼き付けます!11月の富山から、来年1月の札幌まで長丁場ですが、出演者、スタッフの皆様、身体に気を付けて走り抜けて下さい!!

 

[あらすじ]

天使のように純真なハートをもつマコは、なぜ・・・
知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム「ひまわり荘」では、身体は大人、心は純真な子供のままの人たちが楽しく暮らしている。そんなホームに、かつて大ヒット作品を1度だけ世に送り出した、漫画家の愛情いっぽんが、娘のマコを連れて住み込みで働くことに…。
ひまわり荘の住民となったマコは、30歳だが心は純真な子供のまま。そんなマコの心の扉を開けたのは、ひときわ明るく元気なうーやんだった。
惹かれあった2人は、マコの誕生日であるクリスマスの日に、“結婚しよう”と指きりを交わす。
そして約束の日、うーやんはひまわり荘の仲間と一緒にマコがやって来るのを待つが…。