一路真輝や梶裕貴など、実力派声優・俳優たちの豪華タッグで贈る!体感型朗読劇 神楽坂怪奇譚 二〇二五「棲」上演決定!!

2025.09.29

11月12日(水)~11月16日(日)東京・新宿シアターモリエールにて、体感型朗読劇 神楽坂怪奇譚 二〇二五「棲」が上演されることが、豪華キャスト、妖美なビジュアルと共に発表された。

本作は、たった二人の俳優が紡ぐ、濃密な体感型朗読劇。齢90を超えたレジェンド羽佐間道夫と多ジャンルで活躍する朴路美が「小さな空間での生」に拘り世代を超えたセッションで生み出した、体感型朗読劇 神楽坂怪奇譚「棲」が、装いも新たに再び上演される。

舞台は赤い盆の上。二人の俳優が背中合わせに座り、その周囲を女童に扮したパフォーマーが取り囲む。そして響き渡るのは生の尺八の音色。小さな空間だからこそ鳴り響く衝撃的な「生」。その張りつめた緊張感と濃密な空気が全体を支配し観客へと纏わりつく。自ずと、観るものは目撃者とならざるを得なくなる。泉鏡花のもう一つの物語を――。

物語の源泉は、文豪・泉鏡花。まだ『天守物語』を生み出す以前、眼病を患い憔悴した鏡花が、神楽坂・赤城神社へと祈願に訪れる。そこで一人の女と出逢う。この幻想的怪奇譚が、観る者の視覚・聴覚、すべての五感を震わせ、鏡花の運命と共にもう一つの扉を開く。まさに、この空間だからこそ出来る体感型朗読劇だ。

声優・女優・演出・プロデュースと、活躍がとどまらない朴路美が
豪華キャストと共に描き出す濃厚・濃密な劇空間

本作の企画・演出は、今年3月に新国立劇場中劇場で上演された『平家物語―胡蝶の被斬―』の演出で劇場のすべてを掌握し魅了し、声優・俳優・演出・プロデュースと、活躍がとどまらない朴路美。原作・脚本は、「VOICARION」「READING HIGH」など音楽朗読劇のパイオニア・藤沢文翁。クリエイターは、独自の世界を確立したプロフェッショナルたちが集う。

出演は、確かな表現力を誇る実力派声優・俳優たちが豪華共演。一路真輝、梶裕貴、鬼頭明里、湖月わたる、咲妃みゆ、 櫻井孝宏、島崎信長、下野紘、関智一、土屋神葉、早見沙織、東啓介、山路和弘(50音順)ほかが集結。毎上演を異なる組み合わせの妙は、底知れない舞台の魅力を体感することになるだろう。

さらに、女童に扮するパフォーマーにMIFFY、松田みりな ほか出演。尺八奏者には元永拓を迎え、舞台に唯一無二の深みを添える。

※朴路美の「路」の字は、王偏に「路」が正式表記
※島崎信長の「崎」の字は、(タツサキ)が正式表記

あらすじ

黄昏時の神楽坂
赤城神社の鳥居の前に
眼病を患った男が一人佇んでいる
男の名前は 泉鏡花
鏡花は怯えていた
何かがこちらを見ている気がして
病で視界を遮られた闇の向こうから
ソレ は
じっと鏡花を伺っている
鏡花は震える声で話しかける 
ソレ に
決して話しかけてはいけない
ソレ に