室龍太、土生瑞穂らがW演出に挑戦!山本試験紙『ジェネレーション』ビジュアルとコメントが公開!

2025.10.30

写真:水津惣一郎 デザイン:吉田電話

2025年12月4日(木)〜8日(月) に三越劇場にて上演する、山本試験紙vol.3『ジェネレーション』の8名のビジュアルとコメントが公開!同時にチケットの一般発売(先着)がスタート。

メインビジュアルは左右ふたつに別れた背景が印象的。ソロビジュアルではデニムの衣装に身をまとったキャストたちがそれぞれの魅力が溢れる1枚となりました。

山本試験紙は二人の演出家がそれぞれのストーリーを演出した後にシャッフルし、ひとつにまとめ上げる「W演出」を試みるユニット。2つのストーリーが舞台上で繰り広げられ、役者が瞬時にそれぞれの物語のキャラクターを切り替えながら演じ分ける姿は必見です!

室龍太、土生瑞穂、寺中友将、田口華、野本ほたる、納葉、加藤夏子、盛島大幹の豪華8名のキャストの公演に向けての熱い意気込みを語りました。

 

コメント

納葉(おさむよう)

共演する俳優の皆さんに初めてお会いした際に、「稽古場が異種格闘技場になりそうだ」と感じました(笑)皆さんそれぞれ異なるフィールドで戦っていて、それこそ、顔つきや佇まいや、持っている武器が全く違って。一体、杉本さんと倉本さんはどんな演出をしていくのだろう、どんな作品になっちまうんだ!と稽古が始まる前の今ですが、とてもワクワクしています。皆さんと面白い作品を作るべく、奮闘していきたいと思います。


加藤夏子(かとうなつこ)

共演者、スタッフの全てのみなさまが、一度お会いしただけで大好きになってしまうくらい楽しくてキュートで、これから一緒に作品づくりをしていけるのがいまからとっても楽しみです!そして6年ぶりに倉本さんに演出していただけるどきどきと、初めて杉本さんとご一緒させていただくわくわくがきゅっと混ざり合って、心地のよい緊張を感じています。2つの物語、3つの時間軸で進んでいくこの作品をどのような演劇表現で作っていくのか、完成が今から待ち遠しいです。


田口 華(たぐちはな)

ビジュアル撮影で杉本さんから「置きに行くな」「自分を見失うな」とお言葉をいただきドキドキしています!ですが、素晴らしい先輩方の中に入れていただき、演出をしていただき、なんと三越劇場に立たせていただけるという、この先二度とないかもしれない素敵な環境。今のタイミングでこんな経験ができることを大変ありがたく思います。あとは私自身の頑張り次第だと思うので、一生懸命食らいついていきます。よろしくお願いします。


寺中友将(てらなかともまさ)

人生で2度目の舞台の機会を頂きました。「初」という大きな武器がなくなり、より一層、1人の俳優としての厚みや説得力が必要になってくるタイミングです。オーストラ・マコンドーの「影のない女」から2回連続で演出の倉本さんにお世話になります。今回もたくさんパワーを吸収していきます。そして、演出の杉本さんとは今回初めてご一緒させて頂きます。これまでも、そして現在進行形で、たくさんのミュージシャンと関わられている方なので、杉本流に濃味で料理して頂きたいなと思っています。少し文章が固くなってしまいましたが、何事も楽しく、面白がりながら取り組むことがモットーなので、自分の人間性が伝わるような演技を出来たらなと思っています。


野本ほたる(のもとほたる)

山本試験紙へのチャレンジは2度目の野本ほたるです。初演の時、お稽古したものの本番を迎えることができず。お客様の前でチャレンジしたかったな。という気持ちだけが残っていました。今回、作品は違いますが、またチャレンジさせていただけることがとても嬉しいです。とは言え、まだ何が起こるのかわからず、ちょっぴり緊張してます。が!どうせ苦戦する事はわかっているので!!意気込みすぎず、その時々の空気を楽しみます!皆さま是非劇場に遊びに来てくれると嬉しいです!


土生瑞穂(はぶみづほ)

この度、「山本試験紙 vol.3『ジェネレーション』」に出演させていただきます、土生瑞穂です。 W演出という新たな挑戦、そして「青春群像×人生の選択」というテーマに強く惹かれております。ひとつの物語の中で、時代を越えて交差する感情と選択を体現することは大きな挑戦ですが、自分とは異なる人生を歩んでこられた共演者の皆さまと出会い混ざり合えるこの機会に、今とてもワクワクしています。また、歴史ある三越劇場という舞台に立たせていただけることも、本当に光栄です。ぜひ劇場でお会いしましょう!


室 龍太(むろりゅうた)

どうも、室龍太です。先日ビジュアル撮影をさせていただいたんですけど、普段しないような表情が多くて新鮮でした。撮影では演出の杉本さん、倉本さんも立ち会われたんですけど、キャストやスタッフの方々と終始楽しそうにお話しされてたりして素敵な空間でした。作品の内容も杉本さんから聞かされてどんな風になるのかワクワク胸踊る気分になりました。稽古するのが今から楽しみです!


盛島大幹(もりしまだいかん)

杉本さんと倉本さんのW演出。心強いキャストの方々と、これからどんな旅が始まるのか。どんな真理と出会い、向き合うことになるのか。出演が決まった時からずっと心躍っています。とことん、どっぷり、全身で味わって、有機的な”何か”を皆さんにお届けしたいと思います。

 

【あらすじ】

結婚披露宴に立つ田辺大輔。
結婚披露宴に立つ柳幸安。
その瞬間、物語は中学・大学・社会人と、彼が彼女が歩んできた「選択」の記憶へと遡る。
友情や恋愛、夢と現実、安定か挑戦か。どの場面でも二人は迷い、時に立ち止まりながら自分の道を探してきた。
これは「青春群像×人生の選択」を描く物語。
40代の男性なら誰しもが共感する「あの頃の迷いと今の自分」が重なる旅であり、
20代後半の女性なら誰しもが共感する「あの頃の揺らぎと、今見えてきた自分」が重なる旅でもある。

 

<山本試験紙とは>

映像ディレクターの杉本達。舞台演出家の倉本朋幸。演劇・映像という表現に囚われずW演出で実験的で挑戦的なことを行うユニット。
W演出とは・・・
二人の演出家がそれぞれのストーリーを演出した後にシャッフルし、ひとつにまとめ上げるというスタイル。
「別々のストーリーだが演じる役者は同一で、それぞれのストーリーの役を瞬時に演じ分けてもらう」というものです。
映像で演出する杉本達。舞台を演出し続けている倉本朋幸。
そんな主戦場が違う演出家が役者に求めるものは 全然違います。
主人公の気持ちの流れを最優先にする杉本の演出。概念やメタファーを大切にする倉本の演出。
それを同じ舞台上で同時に役者に求めます。
このスタイルを我々はW演出と呼んでいます。