高専生が「ロボコン」に挑む姿を描く青春群像劇 初の舞台化!
2025年12月4日(木)〜7日(日)にヒューリックホール東京にて上演する『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』の稽古場取材会が開催されました。
本作品は、「高専生の甲子園」とも呼ばれるロボットコンテスト『高専ロボコン』を題材とした初めての舞台で、夢に向かってまっすぐに突き進む若者たちの姿を、熱く、そしてコミカルに描き出しています!
笹森裕貴、佐藤璃果(乃木坂46)、志田こはく、佐藤友祐、仲田博喜が演じる風間西高専(通称カニ高専)の学生たちと、原西孝幸(FUJIWARA)演じる顧問の先生が、雷太演じるライバル校の学生達と対峙しながら、廃部となったロボコン部の再結成に奮闘する物語です。

稽古シーン披露では、1場の物語の冒頭、風間西高専の各キャラクターの紹介、そしてロボコン部復活へ物語が動き出すシーン、そして、2場のサトルと冗駆郎と研が出会い、冗駆郎の『無駄』にかける想いを見せるシーンを披露。また、エンディングソングをお披露目しました。

トークセッションでは、キャストの皆さんが、演じる役柄と、自分自身との共通項や違う点についてお話しいただきました。
コメント
笹森裕貴:正岡冗駆郎(まさおか じょうくろう)役

正岡冗駆郎は無駄なことに命を懸けている少年なんで、とにかく熱くて明るい。僕も学生のとき野球をやっていて、怪我をして活動ができなくなった過去を持ってるのですけど、そこはすごく似ているところだなと思いました。
佐藤璃果(乃木坂46):久米田研(くめだ とぎ)役

私はオカルト好きの久米田研を演じさせていただくのですが、UFOだったりオカルトに対して誰よりも熱い愛を持って、一直線に好きなことに向かっている研ちゃんが素敵だなと思っています。私も好きなものには一直線で、好きなことに対しての愛が強いところは似てるなと感じます。
雷太:高浜サトル(たかはま さとる)役

高浜サトルは、僕とは正反対の人間で、イケメン王子みたいな役はやったことがないです。でも、役者だからこそ、正反対な役柄を演じるっていう楽しみというか、振り切ってやれるところはすごくあるので、魅力的に演じられたらなと思っております。
志田こはく:小椋青葉(おぐら あおば)役

小椋青葉は、二面性を持っています。通常の青葉はオタク気質の女の子で、髪をほどくとギャルになる二面性を持っていまして。実際の私は、通常の青葉のようにオタク気質があるので、演じやすいと思っています。
佐藤友祐:鳥羽樹(とば いつき)役

鳥羽樹は部長ということで、リーダーとしてみんなを頑張って引っ張ろうとしているのですが、それが空回ってる感じです。自分はリーダー経験はあまり無いのですが、周りを引っ張ろうとして、ちょっと空回ってしまう部分とかは、すごく共感を持てると思います。
仲田博喜:沢田舞石(さわだ まさと)役

僕自身が工業高校出身で、その時の自分を思い返してみると、沢田舞石みたいな、クールでちょっと何かに没頭してて、オタク気質なとこもあるし。まっすぐなところが似ているのかなと思います。
原西孝幸(FUJIWARA):石崎卓(いしざき すぐる)役

僕はロボコン部の顧問の先生をやってますけども、自分の学生時代を思うと、なんか威厳がある先生よりも、タメ口で喋れるような先生がいいのかなという想像のもとにやらしてもらってますけども。多分実際にいたら鬱陶しいんやろうなと思ってますけど、そういう感じでやらせてもらってます。
作・演出の井上テテは、「高専ロボコンを題材にする舞台は、初めてとなりますので、高専ロボコンの魅力を皆さんに見ていただきたいなと思っています。ロボコンの部活にいる学生たちのドタバタ劇というか、そういうコメディを見ていただきたいなと思いますので、肩の力を抜いて観られる娯楽を提供できるような舞台にしたいと思っております。」と作品の見どころと意気込みを語りました。
稽古シーン披露で、凄まじい正岡冗駆郎のエネルギー量を見せたことに対し、どのようにアプローチしたかを問われた笹森さんは、「普段からお芝居をするときに、劇場の奥まで届くように大きな声出すことをモットーに生きてるので、そこは意識せずとも冗駆郎とマッチしているのかなとか思います。あと、やっぱりどうしても、他のロボコン部のみんなは役としてしゅんと収まりがちな役が多かったりするので、そこに本当に異質な存在としていられるように、一番うるさいし、一番動いてるし、というのはすごく意識させていただいてます。」とポイントを語りました。
トークセッションでも和気あいあいとした雰囲気を見せるカンパニーの空気感に対し、笹森さんは原西さんを見つめながら、「雰囲気、見てのとおりです。ね?」とコメントすると、原西さんは「はいはい最高です。楽しくやらせてもらっています。」と食い気味に回答。「稽古の合間とか、原西さんもよく僕らと話してくださったりしてくれています。」とエピソードを披露しました。
また、カンパニーのムードメーカーを聞かれ、笹森さんと雷太さんは、すかさず仲田さんを指差し。それを受けた仲田さんは「そんなわけないでしょ!どう考えてもあなたがたでしょ!」とリアクション。笹森さんは「両サイドにいるお二方(雷太さんと原西さん)がなかなか元気で。本当に雰囲気のいい稽古場です。演出の井上テテさんも、何かやるたびに、いいねいいね!みたいな感じで言ってくださったりとかするので、挑戦しやすい場所だなって思っています。」と、稽古場の様子を語りました。
また、稽古の休憩中にダジャレが飛び交っていることを明かされ、当日に佐藤璃果さんと志田さんの間で起こったエピソードを披露。志田さんはダジャレが得意とのことで、「本が溺れてブックブク」と、日本語と英語を掛け合わせたダジャレを披露し、一同を感心させると、志田さんは「(佐藤)璃果ちゃんがとんでもないことを言い出して!ダジャレを多分知らない…」と発言。原西さんを中心に「そんな人おるん?」と騒然となる中、佐藤璃果さんは「アメリカであめ食べた」というダジャレを披露。「これは知らないな」と総ツッコミを受けていました。
そして、志田さんの劇中の豹変ぶりがすごいという話を受け、志田さんは、「観てくださる方に伝わるように、声だけじゃなくて、動きでも見せるように心がけています。」と演技のポイントを語りました。
トークセッションの最後には、主演の笹森さんがカンパニーを代表し、「ロボコン×お芝居ということで、本当に新しい演劇の形、そしてエンターテイメントの形になっていると思います。しっかり役者として自分の責任を全うして、クオリティの高いものをお見せできるように日々精進してまいりますので、是非ご期待ください。」と、来場者へのメッセージを送りました。
[STORY]
ー まだ誰も知らない価値を、カタチに ー
「無駄な事に命を懸ける」をモットーに生きている正岡冗駆郎は久米田研を追いかけて風間西高専に入学した高専生である。だが、研はオカルト大好き少女で、男子よりもお化けやUFOに興味があるので冗駆郎は相手にされていない。
そんな彼らは色々あってとある同好会に所属していた。その同好会とはロボコン部(仮)である。
風間西高専にはかつてロボコン部があったのだが、今では廃部している。そんなロボコン部を復活させようと頑張る元部員によって個性豊かな生徒たちが集まっており、騒ぎが起きている毎日。そんな彼らの前に、強豪校のロボコン部に所属しているロボコン界の王子・高浜サトルが現れる。そしてサトルもまた研を気に入ってしまい、サトルと冗駆郎はいがみ合う事に。そんな二人のいがみ合いが風間西高専ロボコン部(仮)の存亡にかかわる事態に巻き込まれることに?
果たして、ロボコン部は復活できるのか!?
