た組×四把椅子劇團『どうも不安な様子』台湾での上演に続いて日本公演決定!

2026.02.04

全作品の脚本・演出を手がける劇団た組の主宰であり、近年は映像分野でも注目を集め、脚本家、演出家、映画監督なども務める加藤拓也。2026年劇団た組公演「景色のよい観光地」が控えるなか、た組×四把椅子劇團『どうも不安な様子』の公演が、4月18日(土)~4月26日(日)に台湾(台北パフォーミングアーツセンター台湾)で上演され、続いて日本でも5月7日(木)~5月10日(日)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて上演されることが決定した。

本作は、加藤が台湾を訪れ、台湾を代表する演出家・許哲彬、日本と台湾の俳優たちとともにワークショップと滞在制作を重ねて生まれた国際共同制作だ。日本と台湾、それぞれの演劇シーンで活躍する俳優陣が集結し、繊細な心理の揺らぎや、現実と記憶、想像が交錯する瞬間を、国や言語を越えた身体表現で立ち上げる。

日本からは、映像・舞台を横断し幅広い役柄を演じてきた夏帆、確かな演技力で数々の舞台作品を支えてきた金子岳憲、若手ながら舞台・映像で存在感を示す秋元龍太朗が出演。台湾からは、四把椅子劇團をはじめ台湾現代演劇の第一線で活躍する竺定誼、林家麒、何冠儀が参加する。異なる背景と感性を持つ俳優たちが、国際共同制作ならではの緊張感と奥行きを、舞台上に描き出す。

台湾での上演に続いて日本公演にもご期待あれ!
チケットに関する詳細は、決まり次第ローチケ(webサイト)内でお知らせいたします。

あらすじ

ある日茉莉は、夫でVRゲームのプログラマーである裕也の仕事の為に、台湾で暮らしていた小学生時代の持ち物や写真、資料になるものを探していた。
その中に茉莉に見覚えのない、腐った果実の入ったおかしな瓶を見つける。
すると台湾の小学生時代からの知り合いでもあり、裕也と同じ会社で働いている呉が血相を変えて家を訪ねて来る。
どうやら実際には人を殺してはいないものの、殺したと思い込んでいて、強い思い込みに苦しんでいるらしい。
茉莉と裕也は一晩だけ、呉を家に泊めてあげることにする。
が、様子のおかしい呉が家にいることで二人は寝むれず、呉に気を付けて過ごすことに。
すると呉は突然起きてきて、二人にむかって、茉莉が持っていたおかしな瓶について思い出したことがあると話し始める。
その瓶は茉莉と呉が知り合った台湾時代のサマーキャンプで、友人達が拾ってきた瓶であり、そして「占い」に使われていた瓶だそうだ。
サマーキャンプで仲良くなったのは他に、日本人の井川、台湾人の楊と陳が居た。
サマーキャンプ中、茉莉と呉と合わせて五人で「行ってはいけない」とされている校舎から帰って来た時に楊が気付かない内に持っていた。
それから楊は占いと称して、次から次へと起きることを当てていたそうだが、その様子はどちらかというと占いではなく、おまじないと呼べる様子だった。
つまり願って、その未来を引き起こしたような様子だったのだ。
そして占いはいつの間にかおまじないと呼ばれるようになっていたのだ。
呉はそんな昔話をする内に、自分の強い思い込みも瓶のおまじないのせいだったと言い出し、VRゲームの中で、AIで小学生当時の井川や楊、陳を再現して、サマーキャンプをゲームとしてプレイし、自分のおまじないを解くアイデアを提案する。
茉莉と裕也は渋々、呉の提案に乗って、小学生時代を再現していくが、茉莉と呉は小学生時代のVRゲームから段々と抜けられなくなってしまう。