M&Oplays×作・演出 岩松了
美しい妻(松雪泰子)と嫉妬深い夫(岩松了)の前に現れた若い男(坂東龍汰)
愛と嫉妬、そして未知への誘惑で完璧な三拍子(ワルツ)が狂うー。
個性的な実力派キャストで贈る濃密な人間ドラマがついに開幕!
コメント
◆岩松了(作・演出・出演)
若い頃『ボニーとクライド』をきどって悪さのかぎりを尽くした吟子と、その、相方だった龍臣夫婦の住処にひょんなことで出入りするようになった一寿。
この夫婦と若い男の出会いをきっかけにドラマが始まります。
ドラマが展開するのは吟子夫婦の住居の中庭で、そこは一見、電車を待つ駅のホームのようにも見えます。その場所は、そこから誰かが旅立とうとしている場所にも思える—―その空気もまた、このドラマを支える要素の一つになっているのかもしれません。
劇中、出会うはずのない人と人との出会いが、ありえない状況を招くのですが、
それはただの偶然なのか?はたまた登場人物の中の誰かの策略なのか――。
絡み合う関係の答え合わせを、是非お芝居を観た後に語り合ってもらいたい、そんな風に思います。
◆松雪泰子(吟子役)
本日、『危険なワルツ』の幕が上がります。
静かな言葉の奥に潜む感情の襞、その危うさと純粋性を信じて舞台に立ちます。岩松了さんの描く、成熟しきれない人間の揺らぎと欲望を、過度に飾らず誠実に立ち上げたいと思います。劇場という濃密な時間を、どうぞ共に味わってください。
◆坂東龍汰(澤田一寿役)
稽古期間を通して丁寧に積み重ねてきた時間を、ようやく皆さまにお届けできる日が近づいてきました。
それぞれが抱える危うさや欲望が交錯し、善悪の境界が揺らいでいく過程を、ぜひ劇場で体感していただきたいです。
悪人たちの泥沼の先に何が立ち上がるのか、その行方を見届けていただけたら幸いです。
あらすじ
龍臣(岩松了)と吟子(松雪泰子)、夫婦が暮らす家は、かつて駅舎として使われていた場所。家の裏には線路が通っていて、時折ここには停まらない電車が通る。この夫婦はふもとの町でスーパーを営んでいて、かつての悪友仲間、溝口(谷川昭一朗)に店を任せている。溝口には一人娘のリサ(中村加弥乃)がいて、二人は度々この家を訪ねてくる。
すでに男と言うには歳が行き過ぎてるように見える龍臣に対して、吟子はまだまだ女盛りと言えたし色気も充分で近所も認める「いい女」だった。
この家に、電気工事でやって来た若い男・一寿(坂東龍汰)。工事の間に、一寿と吟子はどちらからともなく距離を詰めていった。
一寿は勤め先の社長の娘・遥(但馬智)とは破局を迎えていて、彼女と暮らしていた部屋を追い出される。行き場のない一寿に、夫婦の家に住むよう勧める龍臣。
こうして、夫婦と一寿、危うい3人の暮らしが始まる。
吟子と一寿との仲を疑う龍臣
一寿との新生活に希望を見出そうとする吟子
吟子の気持ちに応えようとしながらも迷う一寿
3人の奇妙な共同生活に溝口が絡み、事態は思いもよらぬ方向へ転がり始める―――。
舞台写真






