2018年1月に舞台が上演され、同年11月に映画が公開となった「ONLY SILVER FISH」、2019年5月に上演された「+GOLD FISH」、2021年9月に上演された「RUST RAIN FISH」、2023年10月に上演された「ETERNAL GHOST FISH-永恒机关魚-」。そして “ONLY SILVER FISH”シリーズ最新作となる音楽劇「OLD WATERCOLOR FISH」が2026年5月7日(木)〜17日(日)に紀伊國屋ホールにて上演されます。
主演の伊藤あさひをはじめ、丘山晴己、岡田奈々、吉原雅斗、鍵本輝、蘭乃はな、鈴木勝吾といったミュージカルやアーティストとしても活躍中のキャストが、1890年代のフランスを舞台に、エミール・ベルナールやポール・ゴーギャンといった歴史上の偉大な画家達を演じ、鈴木勝吾演じるゴッホの死を止める為に過去にタイムリープする物語を音楽劇でお届けします。音楽は、ポップスとオペラを融合した独自の歌唱法「ポップオペラ」というスタイルを提唱する世界で唯一のソロ・ヴォーカリストの藤澤ノリマサが担当します。
そしてこの度、公演ビジュアルが発表されました。また、キャストと作・演出の西田大輔、音楽の藤澤ノリマサからコメントが届きましたので掲載します。
コメント
エミール・ベルナール役 伊藤あさひ
俳優という仕事も、今回演じさせていただく画家たちのように、ある種アーティスティックな側面を持っているものだと感じています。自分の内側にある想いや感情とも向き合いながら、日々の稽古や本番に臨んでいきたいと思います。西田さんの演出、共演者の皆さんとのお芝居、そして音楽の力、すべてが重なった時、どんな世界が生み出されるのか、今からとても楽しみです。今作品が僕自身の舞台初主演となりますが、精一杯エミール・ベルナール役を努めさせていただきます。劇場で皆様をお待ちしております。
ポール・ゴーギャン役 丘山晴己
この度、ポール・ゴーギャン役を演じさせて頂きます丘山晴己こと、はるギャンです。”魚の本当の名前を呼ぶことができれば、一度だけ過去を振り返ることができる”「ONLY SILVER FISH」と呼ばれる魚を通じて進む物語を、演出の西田大輔さんをはじめ、素敵なキャストの方々と共に、観客の皆様を不思議な世界へ誘えるよう魅了できたら嬉しいです。
マリー(シュザンヌ・ヴァラドン) 役 岡田奈々
マリー役を務めさせていただきます。2023年以来の舞台出演に緊張と不安を感じていますが、約1ヶ月の稽古を通して共演者の皆様から沢山勉強させていただき成長した姿をお見せしたいです。お芝居に対して苦手意識がありますが、そこはきっと演出家の西田さんがなんとかしてくれるはず!と思って全力で稽古に励みたいと思います。何よりステージで歌を歌えることがとても嬉しいので、その喜びを噛み締めながらマリーの人生を精一杯生き抜きたいです。
ポール・シニャック役 吉原雅斗
自分自身サスペンスというジャンルがとても好きで、台本を読むのを今からとても楽しみにしています。素敵な共演者の皆さんと共に刺激的な時間を作れるよう頑張ります!あ、今回の作品をきっかけにシニャックの絵を買いました。少しでも彼を感じられたらと思い買いましたが!純粋にめちゃくちゃよいっ!!!!!買ってよかった!
ロートレック役 鍵本輝
この作品に携われることを、心から嬉しく思っております。今回、ロートレックという人物を演じられることを楽しみにしながら、作品の世界観や登場人物たちの生き様を丁寧に届けられるよう、これから役と向き合っていきたいと思っております。この物語が持つ魅力や熱量を、多くの方に感じていただけましたら嬉しいです。
ジヌー夫人役 蘭乃はな
ジヌー夫人役を演じる蘭乃はなです。ゴッホやゴーギャンが描いた〈アルルの女〉のモデルになったと言われています。撮影ではその絵画から出てきたような気持ちで、カメラの前に立ちました!なぜジヌー夫人は“only silver fish”を持って現れたのか?若き画家たちとどのように関わり、何を想ったのか…?紀伊國屋ホールで、共演の皆様と化学反応を起こすのが心から楽しみです!劇場でお待ちしております!!
フィンセント・ファン・ゴッホ役 鈴木勝吾
素晴らしい座組に出逢えたことに感謝です。西田さんのフィッシュシリーズ最新作。これだけで胸躍るのに、音楽劇であり、キャストの方達、音楽も素晴らしい陣営で迎えられるこの作品。どんな物語が紡がれるのか、今から楽しみです。劇場で皆様に良き時間を届けられるよう誠心誠意努めます。
作・演出 西田大輔
『誰も本当の名前を知ることのない、世界でたった一匹だけの寂しい魚』その名前を探す人々の群像劇です。今回は、パリのモンマルトルでの一夜の物語となります。才能溢れる若き芸術家たち、逆を言えば、未だそれしかなかった頃の若き芸術家たちの物語です。『人』へと同じだけ、『才能』に恋焦がれる者達の、奇跡の一夜を、一緒に体感してもらえたら嬉しいです。
音楽 藤澤ノリマサ
これまでに西田さんの2作品に演者として出演させて頂きましたが、演者としてではなく、音楽担当として携わらせていただける事を嬉しく思います。僕自身、音楽劇の作品に携わることは初めてで、不安もありますが西田さんやプロデューサーさんのお力もお借りしながら、ご来場くださった方の記憶に少しでも「あの時の音楽も素敵だったよね!」など、脳裏に残していけるように頑張ります!!僕の初挑戦になる音楽劇の音楽担当。どうぞ見守っていただけたら光栄です。劇場であなたの耳を虜にします♪
[あらすじ]
「あの日の夜が、あいつを消した。まるで黒猫のように」
1891年フランス。
物語は、まだ売れる事のなかった偉人たちに焦点が当たっていく。エミール・ベルナール、ポール・ゴーギャン、ポール・シニャック、ロートレック、そしてフィンセント・ファン・ゴッホ。青春時代を共に過ごし、誰もが画家として売れる夢を見た日々、その中で出会った一人のモデルであり、後に画家となるマリーを巡りそれぞれの表現が交錯していく。
1890年7月、「ドービニーの庭」を描いたゴッホの死の知らせが全員に届く。拳銃自殺を図ったのだ。
だが、画家たちは全員が思っている。「ゴッホを殺したのは、自分だと」
そんな折、謎多きジヌー夫人が「ONLY SHILVER FISH」と呼ばれる魚をロートレックに売りに来た。
この魚には不思議な謂れがあると。
“魚の本当の名前を呼ぶことができれば、一度だけ過去を振り返ることができる”
ゴーギャンの下に、エミールが訪ねてくる。
「ONLY SHILVER FISH」と「あの日」の事について話しに来たのだ。
ゴーギャンはわかっている。
――アンダパンダン展に出店を決める前日の夜。あの魚を、「猫」だと言い張ったゴッホとの夜の話だ。
「振り返れば、彼の死を止めることができるかもしれない。」
エミールは、ゴーギャンと共に、目の前にある魚の名前を呼ぶ。
あの夜が、もう一度始まっていく。
