新派・松竹新喜劇 合同喜劇公演『お種と仙太郎』 『明日の幸福』記者会見レポート

2026.03.19

2026年5月 新橋演舞場にて「新派・松竹新喜劇 合同喜劇公演」と題し、松竹新喜劇から『お種と仙太郎』、新派から『明日の幸福』が2本立てで上演される。
松竹新喜劇の傑作『お種と仙太郎』は、齋藤雅文が演出を手掛け、ゲストの久本雅美が姑・お岩役に挑み、新派の波乃久里子が御寮人・おせい役で出演。さらに、令和6年に誕生した松竹新喜劇五人衆の藤山扇治郎渋谷天笑曽我廼家一蝶曽我廼家いろは曽我廼家桃太郎ら松竹新喜劇の俳優たちと、新派の俳優による劇団の枠を超えた豪華な顔合わせが、舞台を盛り上げる。
ホームドラマの金字塔ともいえる新派の名作『明日の幸福』は、2026年に御年100歳を迎える“ホームドラマの名手”石井ふく子が演出を手掛ける記念すべき舞台。熟年世代の夫婦を新派の水谷八重子と松竹新喜劇の渋谷天外が勤め、中年夫婦役にはゲストの高島礼子三田村邦彦を迎え、豪華な顔ぶれで時代を超えて心に響く家族の物語をお届けする。

今回は、水谷八重子、波乃久里子、藤山扇治郎、渋谷天外、三田村邦彦、久本雅美、高島礼子、石井ふく子、齋藤雅文 が登壇した、記者会見の様子をお届けする。

登壇者コメント

■石井ふく子(『明日の幸福』演出) 

今日は皆様と会えてとっても嬉しいです。ありがとうございます。
私はそそっかしくて脚をけがして杖をついていますが、頭の方は大丈夫です。
私がこんな席に座っているのは父が新派の仕事をしておりましたので、おまえもやれといわれたのがきっかけでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

■齋藤雅文(『お種と仙太郎』演出)

ご存知のように新喜劇、新派、歌舞伎は、関西からスタートした親戚みたいなもので、新喜劇の方々もまるで同じ劇団のようにいろんなところでお付き合いをさせて頂いて、気心が知れてるというとちょっと失礼かもしれないんですけれども、私も、新喜劇の財産演目である『お種と仙太郎』にスタッフとして関わる事ができたこと、大変光栄に思っております。
新喜劇の伝統に失礼のないように、でも久本さんですからね、らしく作りたいと思っています。

■水谷八重子

良いもの、楽しいもの、良かったなと言って頂けるものをお見せしなくちゃいけないという、重いものを改めて感じている次第でございます。
そして新派と新喜劇とは対等に張り合って行かれる劇団でいなくちゃいけないなという、たまらない責任を感じております。一生懸命よろしくお願いいたします。

■波乃久里子

この座組でやらせてもらうのは嬉しいなあと思います。
高島礼子さんは初めてお目にかかったのですが、ずっと前からご一緒だったみたい。三田村さんは、もう新派の1人みたいなものですね。ずっと1ヶ月が2ヶ月ぐらいご一緒させて頂いて、みんな楽しい劇団になると思います。
それと久本さんが素晴らしい方だって事は、新派の劇団の人達も使って頂いて申しておりましたので、久本さんとやらせて頂くのは本当に嬉しゅうございます。
嬉しいことばかりで。ただ8月から私体を悪くしまして入退院繰り出して7ヶ月ぶりの芝居なので新鮮に出来ると思います。新人になったつもりでやらせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

■渋谷天外

私実は代表という立場を3年前、世代交代しましょうよということで、(公演チラシを見ながら)この白い服を着た5人(藤山扇治郎、曽我廼家いろは、曽我廼家一蝶、曽我廼家桃太郎、渋谷天笑)に渡したんです。
劇場のほうには若い世代の人たちもぽろぽろと見受けられるようになりました。もう私も今年で72になりますから、いつまでも爺さんが引っ張ってたらあかんやんかという事で彼らに渡したんです。
そして今回、本当にいい作品だと思いますんで、私がぶち壊したと言われぬように頑張って行きたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

■藤山扇治郎

今回久しぶりに新橋演舞場の舞台に立たせて頂くんですが、メンバーがですね、もう素晴らしい方々と一緒で。僕はこの中で一番若いんですけれども、先輩方の色々お芝居を学びながら、いい公演にしていきたいなと思います。
少しでもお客様が喜んで頂けますよう、いいお芝居また、いい舞台にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

■三田村邦彦

こうやってお顔拝見すると、なんと介護保険料を支払っている方が多いなと。65歳から払うんですけれども、払っていない方は高島さんと、藤山さんだけだ。
このお芝居で心配だったのは、天外さんとは前に1度、ご一緒させていただいてたんでけれど、改めて資料拝見させていただいたら僕より2つ下だったんですね。それで、お父さんと息子で大丈夫かなと思って、今日会ったら、あ、大丈夫だと思いました。
そんな後期高齢者が頑張ってお芝居で、好きなことをやってる人がこんなに皆さん元気なんだなというふうに思っていただけたら嬉しいです、よろしくお願い申し上げます。

■久本雅美

本当に早々たる皆様の中にも、私も入れていただいて感謝の思いでいっぱいございます。石井先生、そして齋藤先生ともまたこうやってお芝居させていただいて、光栄でございます。
ちょっと緊張しておりますけども、皆様のお役に立てるように、お客様に喜んでいただけるようにしっかり私も役を全うしていきたいと思います。
やっていく中で、お客様が私と高島礼子を間違えないように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

■高島礼子

去年、石井先生が演出なされた「かたき同志」という作品をさせていただいたんですけれども、その喜劇、本当にお客様が笑ってくださり、見終わった後もすごい和やかな顔で本当見てよかったっていう、素晴らしい喜びの顔を見た時に、喜劇の素晴らしさを感じました。そして今回またお声がけをいただいた時、もうとにかくやりたいとマネージャーお願いして、こうして今席にいることを本当に光栄に思っております。
一生懸命、そして、楽しく、元気よく、笑顔で演じたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

新派・松竹新喜劇 合同喜劇公演は2026年5月9日(土)~19日(火) まで新橋演舞場(東京)にて上演される。
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