“月刊根本宗子”の旗揚げから10周年を迎えた演出家の根本宗子が、パルコとの初タッグで臨むこの夏の新作舞台 PARCOプロデュース『プレイハウス』のオールキャストが決定しました!
主演の、アイドル界の新興勢力・ギャングパレード(以下ギャンパレ)に続き、今や押しも押されもせぬ人気を誇る若手俳優の磯村勇斗が男性主演のカリスマホスト役に。
ミュージカル作品への参加は初となり、もちろんミュージカル主演も初。これまで見せたことのないカリスマホストを演じ、活躍の幅をさらに広げます。
さらに、昨今は舞台俳優としての活動で脚光を集め、白井晃演出の舞台『春のめざめ』の再演でもさらに評価を高めている栗原類、2.5次元舞台で絶大な人気を集め、昨年末の紅白歌合戦にも出場を果たした鳥越裕貴、2011年からノゾエ征爾率いる“劇団はえぎわ”に座員として参加し、ますます活躍の幅を広げている富川一人、劇作家、放送作家、演出家、俳優と八面六臂で活躍するブルー&スカイ、大人計画に所属し、様々な舞台から、テレビや映画など映像作品でも引っ張りだことなっている女優、猫背椿といった、バラエティー豊かなそうそうたるメンバーが集結してくれました。
パルコ×根本宗子×ギャンパレ×磯村勇斗×個性&実力派キャストたちで贈る、夏フェスを吹き飛ばす勢いのミュージカル PERCOプロデュース 『プレイハウス』 に、どうぞご期待ください!!
【コメント】
≪GANG PARADE≫
初めての舞台作品に挑戦します。しかも私たちの楽曲を使ったミュージカルということで、今はまだ想像もつかないのですが、とにかく楽しみです! 根本さんの舞台は圧倒的な台詞の力と、思いもよらない展開が面白く、私たちがちゃんとその中に入っていけるのか不安もありますが、根本さんや演技経験豊富な出演者の皆さんに教えていただきながら、全力で頑張ります。
いつもとは違う曲のアレンジや振付、そしてお芝居で、ライブとはまた違う私たちを見てもらえると思います。
私たちの初舞台を劇場で見届けていただけたら嬉しいです。
≪磯村勇斗≫
自分にとっては初となる根本宗子さん脚本・演出のオリジナルミュージカル。しかもお相手は個性豊かなGANG PARADEのみなさん。想像もつかないステージで、今から胸踊る気持ちでいっぱいです。ですが、新たな挑戦の場でもあると感じています。彼女たちとの共演でどんな化学反応が起きるのか新たに創り出される世界に、好奇心の血が波打っています。これから稽古に入りますが、皆様にこの溢れる想いが届くようぶつかって参ります。
≪根本宗子≫
今回初パルコ・プロデュースで夏にお祭りのような企画をというお話をいただいて、何がやりたいかと考えた時にまず浮かんだのが、私が以前からファンで追いかけていた「GANG PARADE」の楽曲でミュージカルをやりたい!でした。ギャンパレは楽曲の良さはもちろんのこと、メンバーの入れ替えなどグループ自体が持っているドラマやパフォーマンスのエモーショナルさが魅力だと思います。彼女たちのエモさと私が書く世界観のエモさが重なって、今までにない作品が生まれるのではないかとワクワクしています。
出演には主演の磯村さんをはじめ、舞台・映像で活躍する、いつかご一緒したいと思っていた方たちが集まってくれました。演劇としては初舞台のギャンパレを俳優としてお迎えし普段合わさることがない、演技経験豊富かつ個性的なキャストが一緒になることで何が起こるのかも楽しみにしていただけたらと思います。
演劇を普段あまり観ない方、ギャンパレファンの皆さんも、演劇ファンの皆さんも、また、エンターテイメントに携わる皆さんも、アイドルと演劇の組み合わせでこんなことができるんだというのを観に来てください。
きっと全く新しい芸術が皆さんの中の感じたことのない快楽の扉を開くことになると思います。
P.S. ギャンパレの皆さんには、全員、風俗嬢を演じていただきます。ファンの皆様、先に謝っておきます、ごめんなさい。
【あらすじ】
ミキは小さな頃から隠し事が癖。
幼稚園の頃から思っていることを周りの子みたいに正直に口に出来なかった。
そんな彼女が20歳を過ぎ、東京に出てきて出会った街は新宿、歌舞伎町。
時が経ち、引っ込み思案だった彼女がついた職業は歌舞伎町の風俗嬢だった。
幼少期からとにかくモテて、人からちやほやされることしか経験せず育った聖也。
ビジュアル系バンドの追っかけをしていた母の影響で、小学生の頃からホストのような出で立ちだった彼は、時を経て歌舞伎町一のホスト、一ノ瀬聖夜となっていた。
全く真逆だった二人の人生が運命に導かれ歌舞伎町で交差する時、ミキは人生最大の嘘をつくことになる。
ホスト、ドラック漬けのジャンキー、ホテルの掃除婦、サラリーマン、そして風俗嬢。彼らがここでしか生きられない理由とは。
「世界地図で見たら私の小指の爪より小さなこの街が、私のすべてだ。ようこそ、みんなの遊び場、歌舞伎町プレイハウスへ。」
【プロフィール】
GANG PARADE
■ギャングパレード GANG PARADEはアイドル界の新興勢力として注目されるタレント事務所「WACK」に所属し、前身グループPOPからの大胆な路線変更や、同事務所所属グループの“BiS”、“BiSH”とのメンバーレンタル、トレード、合宿オーディションなど刺激的な展開を仕掛けるなど、異色のアイドルグループ。グループのキャッチフレーズは「みんなの遊び場」。ファンを「遊び人」と称して、キャッチフレーズを体現するように東京~熱海間の200キロ駅伝をメンバーで完走するなど、アイドルらしからぬ活動でも注目を集めている。 2度の改名などを経て、昨年5月29日にはインディーズとして初のシングル「GANG 2」をリリースし、デイリー1位を獲得。週間でも5位にランクインしました。 今年4月17日には1stシングル「ブランニューパレード」で念願のメジャーデビューを果たす。 5月19日に大阪城野外音楽堂、5月26日に東京・日比谷野外音楽堂でのワンマンライブを控えており、5月26日に同事務所所属グループWAggよりナルハワールドの加入が決まっている。
磯村勇斗
■いそむらはやと 1992年生まれ。静岡県出身。テレビ朝日ドラマ「仮面ライダーゴースト」のアラン役で注目され、2017年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』では、主演の有村架純の結婚相手となるコックの見習い役のヒデを爽やかに演じ話題に。同作品は今年3月に続編が作られるほどの人気作品となった。その後、2018年に放送されヒットとなった日本テレビドラマ「今日から俺は‼︎」では強烈なヒール・相良猛役を演じ第14回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」新人賞を賞した。
主な出演作にドラマ『デイジー・ラック』(NHK)、『SUITS/スーツ』(CX)、『きのう何食べた?』(TX)、『御曹司ボーイズ』(AbemaTV)、映画『覆面系ノイズ』(17)、『恋は雨上がりのように』、『ういらぶ。』、『春待つ僕ら』(18)ほか。舞台作品では2018年のSuperendroller LIVE“scene04”『hammer & hummingbird』で初主演を果たし、本作でミュージカル作品に初参加、初主演を務める。
根本宗子
■ねもとしゅうこ モーグルの選手を目指していたが、不慮の事故で負傷。青春時代を車椅子で過ごしていたときに演劇と出会い、のめり込む。高校卒業後、演劇学校に1年通ったのち、2009年7月に劇団「月刊「根本宗子」」を旗揚げ。月刊「根本宗子」では、全公演の脚本・演出を担当するだけではなく、公演チラシのモデルも根本自身が務める。劇団名さながら異例のスピードで新作公演を上演。大森靖子が出演、音楽を担当した『夏果て幸せの果て』(2016年)で第60回岸田國士戯曲賞最終候補に平成生まれ初のノミネート。2017年上演の『皆、シンデレラがやりたい』では第17回バッカーズ演劇奨励賞を受賞。2017年に作・演出・出演したKAT-TUNの上田竜也主演の『新世界ロマンスオーケストラ』で大森靖子と作詞した劇中歌「俺メロディ」が、2018年4月にKAT-TUNのシングルとして CD 化された。
演劇以外の活動にも精力的に参加、ドラマ『こんにちは、女優の相楽樹です。』、『下北沢ダイハード』(テレビ東京)脚本や、HKE48短編映画『岩をも通す村重』の監督・脚本も務める。また、自身も女優として活動し、数々の舞台に客演する他、近作では香取慎吾主演の映画『クソ野郎と美しき世界「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」』などに出演。舞台作品では7・8月にはナイロン100℃『睾丸』に出演した。
そして2018年4月から、念願であった『オールナイトニッポンのパーソナリティ』の座を、一般オーディションを勝ち抜き手に入れ、『根本宗子と長井短のオールナイトニッポンZERO』を一年間担当。2019年に迎える劇団10周年に向けて、次世代演劇界を背負う作・演出家として日々破竹の勢いで活動中。