2月4日、2020年度のラインアップ発表会が開催されました。
白井晃芸術監督進行のもと、各演目の主軸を担うアーティストが登壇。公演の概要が紹介されました。
KAATは2020年度主催公演として、以下のラインアップを予定しております。
各演目の詳細は、劇場HPにて順次公開予定。ぜひお楽しみに!
■■KAAT神奈川芸術劇場 2020年度 主なラインアップ■■
「アーリントン」〔ラブ・ストーリー〕
2018年春『バリーターク』に次ぐ、エンダ・ウォルシュによる戯曲を、白井晃演出により日本初演。
4月11日(土)~5月3日(日) | 大スタジオ
作:エンダ・ウォルシュ 翻訳:小宮山智津子 演出:白井晃
出演:南沢奈央 平埜生成 入手杏奈
「アーリントン」連動企画
「メトロポリス 伴奏付上映会 ver.2020」
サイレント映画の傑作に、気鋭の音楽家たちが新たな音楽を作曲・生演奏し、現代の新しい息吹を吹き込む。
4月18日(土)・4月19日(日) | 中スタジオ
映画『メトロポリス』(監督:フリッツ・ラング、1927年、ドイツ)
作編曲・演奏:阿部海太郎 生駒祐子 清水恒輔 装置:巽勇太
「アーリントン」連動企画
リーディング公演「ポルノグラフィ」
2005年ロンドンで起きた地下鉄・バス連続爆破テロ事件に想を得た意欲作をKAATプロデュース公演初登場となる桐山知也が演出。
4月25日(土)・26日(日)・29日(水・祝) | 中スタジオ
作:サイモン・スティーヴンス 翻訳:小田島創志 演出:桐山知也
出演:上田桃子 小川ゲン 小久保寿人 那須凜 平原慎太郎 堀部圭亮 ほか (五十音順)
KAAT EXHIBITION 2020
「冨安由真展|漂泊する幻影」
第21回岡本太郎現代芸術賞特別賞受賞・第12回shiseido art egg入選、新進気鋭の作家による大型個展。鑑賞者を日常と非現実が交錯する無限迷宮へと誘う。
6月1日(月)~7月5日(日) ※木曜日休場 | 中スタジオ
「未練の幽霊と怪物」
2020年の日本を射抜く岡田利規版「夢幻能」。 —社会とその歴史が生み出してきた幽霊や怪物を描く—
6月3日(水)~24日(水) | 大スタジオ
作・演出:岡田利規 音楽監督・演奏:内橋和久
出演:森山未來 片桐はいり 栗原類 石橋静河 太田信吾 / 七尾旅人(謡手)
KAAT キッズ・プログラム2020
「二分間の冒険」
たった二分間で冒険!?山本卓卓により舞台化された日本屈指のファンタジーの名作が、2020年夏はKAATを皮切りに全国7劇場で上演。
7月 | 大スタジオ
原作:岡田淳(偕成社刊) 上演台本・演出:山本卓卓(範宙遊泳) アニメーション:ひらのりょう(FOGHORN) 音楽:加藤訓子
出演:百瀬朔 佐野瑞稀
下川恭平 亀上空花 小林那優 埜本幸良 青山勝 犬山イヌコ(声の出演)
KAAT キッズ・プログラム2020
「さいごの1つ前」
子供向け作品初挑戦となる松井周が女優・白石加代子を主演にむかえて描く、天国への“パスポート”を巡る物語。
8月 | 大スタジオ
作・演出:松井周 出演:白石加代子 久保井研 薬丸翔 湯川ひな
鼓童×ロベール・ルパージュ
〈NOVA〉
日本文化と最先端ビジュアルテクノロジーが融合、“音を見る”サイマティクスで表現。太鼓と創造力がつくりだす、新・視聴体感芸術。
9月3日(木)~6日(日) | ホール
演出:ロベール・ルパージュ 出演:鼓童
音楽劇「銀河鉄道の夜」
1995年青山劇場で初演された名作が四半世紀を経てKAAT10周年のキックオフとして新たに蘇る。
9月~10月 | ホール
原作:宮沢賢治 脚本:能祖將夫
音楽監督:中西俊博 舞台美術:小竹信節
歌:さねよしいさ子
演出:白井晃
「君の庭」
「山山」にて2018年岸田國士戯曲賞を受賞した松原俊太郎の書き下ろし最新作。KAATにて地点が挑む松原戯曲第三弾!
10月 | 大スタジオ
作:松原俊太郎 演出:三浦基
「谷賢一 新作『人類史(仮)』」
新たな視点で人類史を描いた大ベストセラー「サピエンス全史」に想を得て、誰も想像し得ない壮大な舞台化に挑む一大プロジェクト!!
10月 | ホール 台本・演出:谷賢一
KAAT DANCE SERIES 2020
「星の王子さま –サン=テグジュペリからの手紙–」
森山開次が「星の王子さま」の世界を、多彩なクリエーター・精鋭のダンサーとともに立ち上げる、大型ダンス作品。
11月中旬 | ホール
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
振付・演出・出演:森山開次
美術:日比野克彦 衣裳:ひびのこづえ 音楽:阿部海太郎
出演:アオイヤマダ 小㞍健太 坂本美雨 酒井はな 島地保武
大宮大奨 宮河愛一郎 水島晃太郎 池田美佳 碓井菜央
梶田留以 引間文佳
KAAT DANCE SERIES 2020
「小野寺修二 新作」
アジアとの協働を続けてきた小野寺修二が、様々なバックグラウンドを持つ出演者とともに多様な視点を取り込み、新たな表現を模索する。
11月 | 大スタジオ
演出・振付:小野寺修二
「杉原邦生 新作」
KAAT神奈川芸術劇場にて話題作を手がけてきた杉原邦生が、瀬戸山美咲と初タッグを組みいよいよホールに登場。 12月 | ホール
作:瀬戸山美咲 演出:杉原邦生
日韓共同製作
「外地の三人姉妹(仮)」
大反響を呼んだ「가모메 カルメギ」の翻案・脚本ソン・ギウンと演出の多田淳之介が再タッグ。
12月 | 大スタジオ
原作:アントン・チェーホフ『三人姉妹』
翻案・脚本:ソン・ギウン ドラマトゥルク:イ・ホンイ
翻訳:石川樹里 演出:多田淳之介
「セールスマンの死」
2018年、長塚圭史が演出を手がけたアーサー・ミラーによる現代演劇の金字塔。10周年記念プログラムの1作として待望の再演。
2021年1月 | ホール
作:アーサー・ミラー 翻訳:徐賀世子 演出:長塚圭史
出演:風間杜夫 片平なぎさ 山内圭哉 菅原永二
加藤啓 智順ちすん
大谷亮介 村田雄浩 ほか
「コーカサスの白墨の輪」
芸術監督就任後、白井晃が取り組み続けたブレヒト作品の集大成。KAAT10周年に届ける祝祭劇。
2021年1月 | 大スタジオ、中スタジオ、アトリウム
作:ベルトルト・ブレヒト 演出:白井晃
「子午線の祀り」
2017年に野村萬斎が演出し多数の演劇賞を受賞した、壮大なスケールで源平合戦を描き出す木下順二の歴史絵巻。 2021年2月 | ホール
作:木下順二 演出:野村萬斎 音楽:武満徹
国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2021[予定]
2021年2月6日(土)~14日(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 ほか
神奈川芸術文化財団芸術監督プロジェクト
オペラ「モモ」全3幕
一柳慧(県民ホール)×白井晃(KAAT)神奈川芸術文化財団が誇る、両芸術監督が共同で作品を創作するプロジェクトの集大成。
2021年3月9日(火)・11日(木)・13日(土)・14日(日) | ホール
原作:ミヒャエル・エンデ 作曲:一柳慧 演出:白井晃
指揮:板倉康明 管弦楽:東京シンフォニエッタ
[シリーズ企画]
「SHIRAI’s CAFÉ」
2017年夏より始まったシリーズ企画「SHIRAI’s CAFE」。自身も音楽に親しむ芸術監督・白井晃が、個性的な音楽家をゲストにお迎えし、 オープンな空間とリラックスした雰囲気で演奏とトークをお楽しみいただく無料のトークセッション。
[提携公演]
「仕立て屋のサーカス -circo de sastre-」5月 大スタジオ
ロロ「いつ高シリーズ vol.8」 9月 大スタジオ
「バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌」 9月 大スタジオ
[その他主催公演]
劇団四季 ミュージカル「マンマ・ミーア!」
3月28日(土)~8月10日(月・祝)
神奈川県では、年齢や障がいなどにかかわらず、
全ての人が舞台芸術に参加し楽しめる「共生共創事業」を実施しています。
https://kyosei-kyoso.jp
※2020年2月現在の情報です。最新の情報は劇場HPをご覧下さい