いま、演劇業界のためにできること【クラウドファンディング・基金】

2020.05.14

新型コロナウイルスの影響で公演中止・延期を余儀なくされている演劇業界を、個人で支援できるクラウドファンディング・基金をまとめました。

プロジェクトによって、支援最少額・支援先が異なります。少額ずつ万遍なく支援するもよし、支援先を比較して参加するもよし。無理なく、今それぞれができることを考えるきっかけにしてもらえれば幸いです。

 

舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェクト
#舞台を救え

舞台専門の配信プラットフォーム。

配信内容:
1.数多くの既存の舞台公演の映像配信
2.今後上演される公演のライブ配信
3.オリジナル番組配信


■発起人

演劇プロデューサー 松田誠


■特徴

・クラウドファンディングにより集めた資金で新しいコンテンツを製作・配信。支援者には新しいエンターテイメントを、俳優やクリエイターには新しい仕事の場を提供する。
・5月より38日間連続で「応援トークライブ」を生配信(アーカイブあり)。これまで佐藤流司、黒羽麻璃央など人気俳優が出演。


■支援最少額

2500円~
リターン:金額によってオリジナルグッズ、オンラインイベント参加権など


■実施期限

2020/6/7(日)


■URL

https://fanbeats.jp/collaboration/theater-complex

 

舞台芸術を未来に繋ぐ基金 Mirai Performing Arts Fund
#butainomirai

新型コロナウイルスの影響で活動停止を余儀なくされた舞台芸術に携わる出演者・クリエーター・スタッフ(個人、団体問わず)に対して今後の活動に必要な資金を助成。


■幹事

conSept LLC、杉本事務所


■特徴

・クラウドファンディングと公益基金を連動。舞台芸術業界で働く人々のために役立てられる継続的な基金として機能することを目的としている。
・助成先は公募の中から公益財団法人パブリックリソース財団の審査によって決定。助成先が公開され、寄付金の使途がクリア。


■支援最少額

3000円~
リターン:税制上の優遇措置を受けられる寄附金領収書


■実施期限

2020/8/25(火)


■URL

https://www.consept-s.com/butainomirai/

 

小劇場エイド基金

新型コロナウイルスの影響で閉館の危機にさらされている日本全国の小劇場を支援。


■発起人

仲瑞枝(ステージチャンネル)
佐山泰三(サンモールスタジオ代表)


■特徴

・支援先として全国52の小劇場が公開されている(5/14現在)。
・一口1000円~支援可能。多種多様な支援コースが揃っている。


■支援最少額(一般)

1000円~
リターン:金額によってポスターに名前掲載、バナー掲載(企業ロゴ可)など


■実施期限

2020/6/5(金)


■URL

https://motion-gallery.net/projects/shogekijo-aid

 

コロナ禍から芸術を守りたい“#SaveArts”プロジェクト
#SaveArts

コロナ禍で危機的状況に陥っている芸術家を支援すべく、若手医師・医療福祉・まちづくり関係者を中心に立ち上げたプロジェクト。


■発起人

年森慎一(医師)


■特徴

・医療者(演劇関係者以外)から発足されたプロジェクト。支援金は各部門協力者(演劇部門:平田オリザ氏・歌劇/音楽劇部門:桜田ゆみ氏)を通じて、各団体に届けられる。


■支援最少額

3000円~
リターン:金額によって公演時サンクスボードへ名前掲載、平田オリザ・桜田ゆみ氏からのお礼メッセージなど


■実施期限

2020/5/29(金)


■URL

https://readyfor.jp/projects/SaveArts