『芸道45周年細川たかし特別公演 35周年ダチョウ倶楽部一座旗揚げ公演』開幕!公演レポート・舞台写真到着

2020.10.05

2020年10月2日(金)、『芸道45周年細川たかし特別公演 35周年ダチョウ倶楽部一座旗揚げ公演』が、東京・明治座で開幕した。客席は前後左右1席ずつ間隔をあけ、ステージ上でも一定の距離を確保する等、感染症対策を行いながらの公演となる。「心のこり」でのデビューから歩み続け、今年芸道45周年を迎えた細川たかし。そして今年結成35周年を迎えた国民的お笑い芸人ダチョウ倶楽部。それぞれの魅力が存分に発揮される本公演は二部制で、第一部は芝居『西遊記』。孫悟空役を寺門ジモン、沙悟浄役を肥後克広、猪八戒役を上島竜兵、三蔵法師役を細川たかしが演じる。共演は、加藤茶、川﨑麻世他。ダチョウ倶楽部お決まりのギャグや、体を張った芸を惜しみなく披露し、客席を笑いの渦に巻き込んだ。更に、派手な立ち廻りや、歌舞伎仕立ての仕掛けを盛り込んだこれまでにない新しい「西遊記」は、ダチョウ倶楽部一座旗揚げ公演の名にふさわしく笑いの絶えない舞台に。 ダチョウ倶楽部は初日にあたり「こんな時代に舞台に立てる事に感謝をしています。分かりやすくて面白いダチョウ劇団公演ぜひ皆様、明治座に来て下さい!笑って笑って免疫力アップ!細川たかしさんは千秋楽まで酒を飲まないと言ってました♪ 初日、このご時世に大変素敵なお客様に御来場頂いて大変感謝しております。お客様の拍手と笑い声で手応えを感じた初日を迎えられました!有難うございます!」とコメントした。

あらすじ
唐僧・三蔵法師は仏典を求め、孫悟空・猪八戒・沙悟浄をお供に、遙か彼方、天竺を目指す。
旅の途中に立ち寄った岩屋で休息する三蔵法師の前に幽鬼が現れ「自分はウジイ国の皇帝であったのだが、妖魔に騙され井戸の中に閉じ込められて死んだ。今ではその妖魔が自分になりすまし、皇帝として振る舞っている。」と言う。「哀れなのはそれに気付かず人変わりした皇帝に日々嘆きながら暮らす妃と姫君。何とかしてその妖魔を退治して、自分の無念を晴らし国を災いから救ってほしい。」と訴えると皇帝の亡霊は姿を消す。
果たして、夢か、うつつか、幻なのか――。孫悟空・猪八戒・沙悟浄は妖魔を倒し、国を救うことができるのだろうか・・・

 

第二部は『歌謡ステージ 細川たかしとファミリー達』。演歌歌手、細川たかしの真骨頂である歌謡ショーは「浪花節だよ人生は」で華々しく開幕。愛弟子の彩青をゲストに迎え、圧倒的な歌唱力で「北酒場」「心のこり」など数々のヒット曲を客席に届けた。芸道四十五周年記念の新曲「二〇二〇イヨマンテの夜」も披露。コンサート中、細川は「初日の幕が無事に開きホッとしております。こんな時にお越しいただき、本当に感謝しております。おかげ様で昭和50年にデビューして今年で45周年となりました。そして6月には70歳になりました。(客席に向けて)これからも健康に気をつけて頑張りましょう!」と語り、大迫力の三味線演奏と共に「望郷じょんから」で締めくくった。