エン*ゲキ#03『ザ・池田屋!』舞台写真&キャストコメント

2018.04.24

池田純矢作・演出 ハイテンポ・ハイテンション・コメディ 第3弾 ここに開幕~ッ!
襲撃された長州藩志士の視点で描く、新解釈の「池田屋事件」!

 

役者・池田純矢の企画・脚本・演出による「エン*ゲキ」シリーズは、《演劇は娯楽であるべきだ》を信条に、全ての世代 が楽しめ、笑い、感動できる王道エンタテインメント作品を深く追求するために立ち上げた企画です。第3回公演となる「ザ・池田屋!」は、幕末に京都の旅館で起こった「池田屋事件」を、襲撃された側の尊王攘夷派志士、吉田稔麿の視点から描くハイテンポ・ハイテンション・コメディ。稀代の秀才・稔麿を中心に、史実に基づきながらも新たな解釈のオリジナル ストーリーでお届けします!

【ストーリー】
「お命、献上つかまつる!!!」
元治元年六月五日―。京は木屋町の旅館・池田屋に現れたのは、江戸幕府に叛旗を翻す長州藩士のひとり、その名を吉田稔麿!(鈴木勝吾)かつて神童と呼ばれ、後の明治維新に多大な影響を与えたこの男…どんな窮地に陥ろうとも毎回とんでもない悪運で生き残ってしまう“死ねない星の元”に生まれた男だった!自らの命を絶つ計画の為に池田屋にやってきたはずが、過激な倒幕を目論む一味や、毒舌の若女将、謎の外国かぶれと、更には討ち入りにやってくる新選組!?そのひとり、沖田総司(松島庄汰)は不治の病を患っていた。「どうせ捨てる命なら僕によこせよ」 絶対に死ぬ男と、絶対に死なない男が相見える時、 勘違いが勘違いを呼び、複雑に絡み合う運命に翻弄される!
ハイテンポ・ハイテンション・コメディで贈る予測不能な笑いのるつぼ!
エン*ゲキの真骨頂【ザ・池田屋!】ここに開幕~ッ!
【登壇者コメント】
≪作・演出 高杉晋作 役 池田純矢≫
脚本の段階から約1年半かけて創り上げてきました。脚本を上げたときは、まだまだ先だと思っていましたが、あっという間に初日です。キャスト、スタッフの皆さんに助けられて、自信をもって劇場に持ち込んだ作品です。ドキドキと高揚感で胸がいっぱいです。すべての役それぞれが魅力的ですが、僕は新選組隊士に注目して欲しいです。一瞬だけ出てくるキャラクターにも、それぞれが過ごしてきた人生があるんです。その一瞬のキラめきをお見逃しなく!そして、「エン*ゲキ」は、どこまでもエンタテインメントでありたいと考え、企画しました。 足を運んで観に来てくれた方に、2時間楽しんでもらい、幸せだったなと感じて劇場を出てくれたら嬉しいです。
≪吉田稔麿 役 鈴木勝吾≫
毎日が初日だと思って、いい緊張感をもって頑張りたいです!僕には長ゼリフがあるのですが、毎回限界までやっています!千秋楽には安定してくるかなぁ(笑)。あとは稽古でやってきたことを出すだけです!稽古場では、演出の純矢のオーダーを聞きながら、役者として全力で戦ってきました。何回観ても楽しんでいただける作品だと思いますし、次の「エン*ゲキ」があったときに、また観にきたいと思って欲しいです。テーマパークに 遊びに来るような気軽な気持ちで劇場にお越しください。

≪沖田総司 役 松島庄汰≫
お客さんが実際に入ってみて、どう変わるかがとても楽しみです。笑いからシリアスに、また笑いにと、いい意味で安定していない舞台だと思います(笑)。時代物ではありますが、この斬新な舞台がどう皆さんに届くのかとても楽しみです。僕は殺陣がほぼ初めてなのですが、役どころは新選組最強の剣士です。周りにもすごく助けていただきましたし、またお客さんにパワーをもらいながら頑張ります!作・演出の池田さんは、稽古中に 僕たちがちゃんと理解し納得のできるオーダーをしてくれます。ビシビシ指導いただく中にもちゃんと愛があって、尊敬できる方です。間違いなく、損はさせませんので、ぜひ観に来てください!
≪おつね 役 中島早貴≫
舞台がとても華やかで、熱量が凄くて、魂が吸われてしまいそうになります。そして、実際の私は違いますが、 舞台では言葉使いが激しく毒舌なので、初めての方はびっくりしてしまうかもしれません(笑)。私は「エン*ゲキ」初参加なので、はじめはすごく不安だったのですが、稽古にはいってみたら、皆さんからたくさん話しかけてくれて、サポートいただいたので、この作品に参加できてとても幸せです。この作品は、歴史について詳しく知らなくても楽しめる作品です。何回も観に来れる方は、細部にも注目してみてくださいね!

≪宮部鼎蔵 役 松尾貴史≫
僕は毎日が千秋楽のように悔いの残らないように頑張りたいですね(笑)。稽古場はすごく良い雰囲気でした。池田くんみたいに、すごく年の離れた方に演出してもらう経験はなかなか無くて、まさかこんなにあごで使われるなんて(笑)。舞台の本番中は、自分が出ていないシーンだと休んでいることが多いのですが、この作品はずっと袖で観ていたい作品なんです。隠しテーマのようなものを見つける面白さもあるかもしれません。今回出演している女性2人が、こんなことやるんですか!?というシーンがたくさんあって、精神力がすごいと思いました。ぜひそこにも注目してほしいですね。