7月9日(金)から7月25日(日)まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、7月30日(金)から8月1日(日)までサンケイホールブリーゼで鴻上尚史作・演出による、新作舞台「ロミオとロザライン」の上演が決定。
主演は所属する少年忍者での活動をはじめ、ステージ・ドラマ・バラエティなど多彩な活動を展開する本作が舞台初主演作となる川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズ Jr.)。共演はモデル・俳優として活動の幅を広げる吉倉あおい、モーニング娘。卒業(2018年)後も着実にキャリアを重ねる飯窪春菜、伝説の劇団「第三舞台」を鴻上とともに結成し(1981年)、劇団解散(2012年)後も舞台・ドラマ・映画で活躍を続けるベテラン・大高洋夫のほか、一色洋平、二宮陽二郎、ザンヨウコ、渡辺芳博のバラエティに富んだキャストでお送りします。作・演出は、演劇作品、エッセイ、小説など話題作を送り続け、司会、コメンテーター、ラジオパーソナリティとしても幅広く活動を続ける鴻上尚史。本作は鴻上による新作書き下ろし舞台となります。本作のあらすじ、作・演出の鴻上尚史と主演の川﨑皇輝によるコメントが到着しました。是非ご一読ください。
あらすじ
ロザラインは、ロミオがジュリエットに出会う前に恋していた女性。ロミオは、ジュリエットに出会った瞬間に、あっと言う間にロザラインのことを忘れたと言う。けれど、もし、ロザラインの気を引くために、ジュリエットが好きだというふりをしていたとしたら。そして演技だった恋が本気になっていったとしたら。残されたロザラインはどう感じるのか……。物語は、『ロミオとジュリエット』を上演する稽古場から始まる。ロミオとジュリエットの間に、いつのに間にか、戯曲では名前しか出てこないロザラインが現れたとしたら。『ロミオとジュリエット』は 、予想を超えた物語へと変わっていく。
作・演出:鴻上尚史コメント
いよいよ、『ロミオとロザライン』を上演することになりました。ロザラインは、ロミオがジュリエットに出会う前に恋していた女性です。ロミオとロザラインとジュリエットの三人の物語を僕はずっと夢想していて、小説にも書きました。主演のロミオには、演技に対して、実に熱心に向き合っている 川﨑皇輝さん。ロザラインには、着々と演技力をつけている吉倉あおいさん。そして、ジュリエットには、演技に対して熱意が溢れる飯窪春菜さん。とても、新鮮で魅力的な三人に集まってもらえました。切なくて、愛おしくて、ワクワクするような物語になると思います。ご期待下さい。
主演:川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズ Jr.)コメント
今回の「ロミオとロザライン」という作品は僕にとって舞台初主演になります。お話をいただいた時は主演という大きな役割にとても驚きましたが、自分に任せていただけたことへの嬉しさを1番に感じました。この作品は、若い俳優たちのお話をベースに、3つの物語が入り混じって進んでいきます。どのように交錯していくのかも今から楽しみです。鴻上尚史さんに初めてお会いした時、ワークショップをさせて頂き、2時間という短い時間で、自分でも分かるほど成長することができたと感じました。稽古期間も合わせて約2ヶ月間演出を受けられるということで本当に楽しみです。今はまだ不安な気持が強いですが、真っ直ぐお芝居 に向き合う今回の北山役のように、僕も頂いた役に真っ直ぐ向き合って行きたいと思います。