【令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021】合同取材会レポート

2021.10.13

2021年10月21日(木)まで明治座で上演が行われる、「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ 2021】が10月9日(土)に公演初日を迎えた。公演後、出演のコロッケ、七海ひろきが登壇し、記者陣の質問に回答した。

 

――初日を迎えて今のお気持ちはいかがでしょうか。

コロッケ「無事に幕を開けられて嬉しく思っています。私は去年40周年の舞台やコンサートを予定していたのですが、コロナ渦で155ほどの公演がキャンセルとなり、かなりキツい状態だったので感無量の思いです。明日も公演があってお酒が飲めないので今日はベッドで泣こうかなと(笑)。」

七海ひろき「どうなるか分からない状況が続いている中でしたが、初日が無事に開けられて安心しました。お客様が楽しそうにしているのを感じられて嬉しかったです。」

 

――初共演、お互いの印象を教えてください。

コロッケ「ひたすらにカッコイイですよね。映像で拝見していましたが生で見るとやはり違うなと。どうなるか楽しみだったけど、義経と弁慶で最初の橋の対決から映画のようなセットや照明で不思議な世界観にお招きすることが出来て良かったです。」

七海ひろき「モノマネ界の重鎮ですし、最初は畏れていたのですが、本当に優しい器が大きい方で稽古の際もお気遣いいただいて良く話しかけてくださったので、打ち解けるのが早かったです。」

 

――冒頭からのフライングや殺陣など盛り沢山でしたがいかがでしたか?

七海ひろき「人生初のフライングでしたが高いところが好きなので気持ち良かったです。経験者であるコロッケさんにいただいた色々なアドバイスを基に取り組みました。」

コロッケ「北島三郎さんのモノマネでフライングをやりまして。本当に申し訳無いですね(笑)。七海さんはフライング専門の指導の方からもとても筋が良いと絶賛されていてすごいなと思いました。殺陣に関しても音楽と合わせたスピードの速い現代的な殺陣だったので大変だったと思いますが見事でした。」

七海ひろき「宝塚歌劇団に在籍していた時には演じたことの無いタイプの殺陣でしたので何度も練習しました。 四天王(高橋健介・蒼木陣・日向野祥)の殺陣が皆さん素晴らしいので、コミュニケーションを大事にしてついていきたいです。」

 

――昨年迎えた40周年の振り返りと50周年に向けての意気込みは?また、七海さんは40周年を目指して

コロッケ「ここまで来られたのも人のヒット曲のおかげです(笑)。色々な方に支えられて続けてこられましたので、今後も新しいネタを入れつつも芸風を変えずにふざけ続けてコロッケ流を続けたいです。」

 

――(コロッケさんへ)50周年に向けての意気込みは??(七海さんへ)今後どのように取り組んでいきたいですか?

コロッケ「コロッケ「誰でも分かるあるあるネタや英語モノマネなど新しいジャンルのネタを増やして、SNSを使った海外展開をしていきたいと考えています。また、プロデュース業も増やしていきたいなと考えてますが、自分自身も必要とされる人であれるよう挑戦を続けていきたいです。」

七海ひろき「宝塚歌劇団退団から2年で色々なジャンルに挑戦させてもらっていますが、お客様に喜んで貰えることが本当に好きなので、今回コロッケさんという真のエンターテイナーから本当に色々と勉強させて貰っています。今後も進化を続ける七海ひろきでありたいです。」

 

最後に、皆様へコロッケ、七海ひろきの両名よりメッセージが送られた。

コロッケ「絶対に後悔させないので、是非、明治座へ来てください!」

七海ひろき「この状況で来てくださっているお客様に見守っていただけたら嬉しいです。来ることが出来ない方も配信が有りますので是非ご覧ください!」

 

撮影:岩村美佳