瀬戸利樹、仲田博喜ら出演『MOTHERLAND』開幕!コメント&オフィシャル写真到着!!

2021.12.06

その国を愛すれば愛するほど、殺人鬼となってゆく

2021年12月3日(金)明治座にて、舞台『MOTHERLAND』が開幕した。
舞台は中国『秦』の時代。のちに中華全土を統一することとなる希代の君主『始皇帝』の側近にして、天才軍師と名高い『昌平君(しょうへいくん)』を中心に、彼の仕える『秦』と、彼の母国である『楚』との狭間で揺れる想いを描く。舞台「MOTHERLAND」は、演出家・西田大輔が率いるDisGOONie(ディスグーニー)の記念すべき10作品目として、12月3日(金)より明治座にて東京公演、その後12月18日(土)より森ノ宮ピロティホールにて大阪公演を上演する。

本作の主人公となる秦の天才軍師『昌平君』役に瀬戸利樹、楚の軍師『春申君(しゅんしんくん)』役に仲田博喜、ヒロイン『李環(りわ)』役に伊藤純奈、始皇帝『嬴政(えいせい)』役に松田凌、秦の大将軍『蒙武(もうぶ)』役に的場浩司、楚の大将軍『項燕(こうえん)』役に凰稀かなめ、ほか豪華なメンバーが集結した。

閉鎖的で困難なこの時代に、熱い想いが詰まった作品にすべく稽古を重ねてきた今作が初日を迎え、開幕当日に初日会見&公開ゲネプロが行われた。

 

西田大輔(作・演出) コメント

本当に素晴らしい俳優とエキサイティングな稽古場を過ごしてきまして、とても胸が高まる思いです。本作は、昌平君を中心に「自分にとっての祖国とは」そして「心の中にある天下とはとは何か」ということをそれぞれの登場人物を通して描いた胸が熱くなる話になっています。劇場でお待ちしております。

 

瀬戸利樹 コメント

今作は、目まぐるしい展開が続いていくのでそこに注目していただけると嬉しいです。西田さんは今回はじめましてなのですが、とても気さくでお話しする中で、昌平君という役を丁寧に作り上げることができました。魅力的な俳優陣が、役者魂を発揮しておりますので、舞台上での必死な姿を見ていただければ嬉しいです。

 

仲田博喜 コメント

西田さんの稽古場はいつもメリハリがきいていて雰囲気が良いです。他の方が演じているときも観客の気持ちで感動させてもらえるような稽古場でした。なによりも僕たちは舞台を届ける先の皆様を愛してやまない。そのために演じています。合従軍の総司令として指揮を執り、舞台を盛り上げていければと思います。

 

伊藤純奈 コメント

私の演じる李環は自分の芯がはっきりしている、とてもまごころある女性です。熱く頑張りたいと思います!私は今回、西田さんとははじめましてなのですが、一瞬で好きになっていつも稽古に行くのが楽しく、毎日充実していました。西田さんを信じているからこそ集まっている俳優さんだと思います。皆さんぜひ見に来てください。

 

松田凌 コメント

皆様が知る始皇帝を一つにまとめた男嬴政を演じます。手記などにも載っていない、その生き様をまだみたことのない嬴政像を皆さんに見せたいと思います。こういった人の人生もあるんだなと思って貰えるよう演じていきたいと思います。本日幕が開いて、どんな作品になるのかとても楽しみです。

 

的場浩司 コメント

稽古場で他の俳優さんの演技が楽しくて笑うということはよくあるのですが、稽古場で涙を流したのは今回が初めてです。ディスグーニー10回記念公演ということで、本当に魂が詰まった作品です。ご来場いただいた皆様も、たくさん笑って、泣いていただければと思います。

 

凰稀かなめ コメント

私の演じる項燕は本来は男性役なんですが、いちばん強いラスボスのように誰よりも強く美しく演じたいと思います。西田さんは、本当に尊敬している演出家さんのお一人で、今回西田さんの本拠地であるディスグーニーで10回目という記念すべき公演に出られること、とても幸せに思います。

 

ディスグーニーとは…

劇団「AND ENDLESS」で20年近くに渡り、全ての作・演出で数多くの実績を残してきた西田大輔が、長年所属していたオフィスエンドレスを離れ、「創ることは出逢うこと」をテーマに掲げ、演劇界のみならず広い視野でのエンターテイメント界で俳優達との新たな冒険を目指し、舞台作品の創作・製作・興行を自ら行うため、2015年3月に設立した会社。